⼤⽊隆⽣教授は、1987年に東京慈恵会医科⼤学医学部卒業後、東京慈恵会医科⼤学第⼀外科に⼊局しました。1993年に医学博⼠を取得後、1995年より⽶国アルバートアインシュタイン医科⼤学病院に無給医から勤務開始し、2002年に同⼤学⾎管外科部⻑に就任、2005年には同大最年少で外科学教授(⾎管外科)に就任しました。
慈恵医大青砥病院事件を受け逆風にあった母校と外科学講座を再建するために請われる形で2006年に帰国し、東京慈恵会医科⼤学外科学講座⾎管外科教授に、ついで2007年には同大史上最年少で、消化器外科や肝胆膵外科などを含む6診療部、医局員200余名を擁する外科学講座Chairman(統括責任者)に就任しました。
アメリカ勤務医時代は、全⽶№1の称号とされる『ベストドクター in New York』に4年連続選出されるほどの世界的名医で、⼈⼯⾎管を⽤いた⾎管内治療「ステントグラフト術」の第⼀⼈者です。特に⼤動脈瘤の中でも⼿術不可能とされていた⼸部⼤動脈瘤および胸腹部⼤動脈瘤のステンドグラフト術に対応できる世界でも数少ない医師の⼀⼈でNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」、文藝春秋「日本の顔」にも選出されました。また、2020年の新型コロナウイルス感染症に際してはいち早く安倍元⾸相に「ウィズコロナとそれを可能にするためにコロナ医療への異次元の財政支援」を理論的に提⾔し過去3年間で30兆円を超えるコロナ医療対策費の先鞭をつけた⽅でもあり、内閣官房未来投資会議構成員を務めました。第123回日本外科学会会頭、日本血管外科学会・日本心臓血管外科学会・日本静脈学会理事。
この度、新しく開院するMYメディカルクリニック⽥町では当法人初の⼿術領域である⽇帰り⼿術センター(センター⻑;⾺場健総院⻑)の⽴ち上げを予定しており、⾎管⼿術の世界的権威である⼤⽊隆⽣教授を顧問に迎えることで、MYメディカルクリニックが新規提供する⼿術領域の⾶躍的発展や既存医療サービスの拡充を図っていきたいと考えています。
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大木隆生医師のご経歴
学歴
1987年 東京慈恵会医科大学医学部卒業
1993年 東京慈恵会医科大学大学院卒業、医学博士取得
医師免許
日本 311397号, 米国(ニューヨーク州)221635号
専門医
日本外科学会指導医
日本心臓血管外科学会専門医
職歴
1987 – 1989年 東京慈恵会医科大学付属病院 臨床研修
1989年 東京慈恵会医科大学第一外科入局、外科医員
1995年 米国アルバートアインシュタイン医科大学モンテフィオーレ病院血管外科研究員
1998年 米国アルバートアインシュタイン医科大学モンテフィオーレ病院血管内治療科部長
2002年 – 2006年 米国アルバートアインシュタイン医科大学モンテフィオーレ病院血管外科部長
2005年 – 米国アルバートアインシュタイン医科大学外科学教授
2006年 – 東京慈恵会医科大学血管外科学教授
2007年 – 東京慈恵会医科大学外科学講座Chairman(統括責任者)
その他
第123回日本外科学会定期学術集会会頭(2023年)
Japan Endovascular Symposium 代表世話人
第50回、第60回国際脈管学会会長
日本血管内治療学会理事長
日本心臓血管外科学会理事
日本血管外科学会理事
日本脈管学会理事
日本静脈学会理事
その他、多数の理事職を務める
高知県観光特使
インド外科学会(The Association of Surgeons of India)名誉会員
Best Doctors in NY 2004, 2005, 2006,2007選出
Newsweek japan 2000 「米国で認められた日本人10人」に選出
Newsweek Japan 2006「世界で尊敬される日本人100人」に選出
「Best teacher of the Year」2002, Albert Einstein College of Medicine
2008年11月DOCTOR’S MAGAZINE「ドクターの肖像」に掲載
2009年4月14日NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演
2009年7月文藝春秋「日本の顔」に掲載