(特設ページ:https://reals.org/action/report/japan/realpeacesummer2022.html)
REALsは、今年で創立23年を迎える国際NGOです。
「争い予防」を専門とする団体として、これまで16か国で、紛争やテロ、コミュニティ内の対立やジェンダーの違いに基づく暴力などの争いを防ぎ、人と人が共存できる社会の実現を目指して活動してきました。
失われた命は戻らない。だからこそ、争いが起こる前に防ぐことが重要だとREALsは考えています。
現地の人や社会が主体的に争い予防や共存を進めていけるように、REALsは人材育成や地域でのしくみづくり、警察や行政なども巻き込んだ社会全体でのネットワーク構築などの手法を発展させてきました。
現在は6か国で活動しており、2021年度に支援を届けた人の数は13,076人に上ります。
その支援をもっと多くの人や社会に広げていくために、夏の月額寄付キャンペーン「REAL PEACE SUMMER」で争い予防にともに取り組むマンスリーサポーター100名を新たに募集します。
「REAL PEACE SUMMER」とは
今年5月、紛争や迫害によって住む場所を追われ、国内外での避難生活を強いられている人が1億人を超えました※1。争いにより命を奪われる人もあとを絶たず、2021年には確実に判明しているだけでも120,648人の人が争いにより命を落としており※2、実際の死者数はこの数倍とも言われています。
そのような状況のなかでも、自分や地域が直面している問題を解決するために、現実的な手段を探し、実行している人たちがいます。
ケニアには、テロ組織から抜け出して心のケアを受け、新たにテロ組織に加入する人々を防ぐために活動している若者たちがいます。
長引く紛争により多くの人が避難生活を送るシリアで、特に弱い立場に置かれやすい女性や子どもがさらなる暴力に遭わないように、ジェンダーに根差した暴力の予防・啓発に奔走する女性たちがいます。
一時期は人道支援団体も撤退せざるをえないほど治安が悪化した南スーダンのある国内避難民キャンプでは、今年度から争いや暴力を予防し共存に向けた住民の活動が始まっています。
そして、そうした人たちと活動するREALsの争い予防に、寄付というかたちで参加してくれる日本の人たちがいます。
争いを防ぎ、人と人が共存できる社会を望む一人ひとりが自分にできることを探し、考え、ひとつひとつ行動を積み重ねていくことで「リアルな平和」は築ける。その思いで、この夏のキャンペーンを「REAL PEACE SUMMER」と名付けました。
持続的な争い予防の成果を残していくためには、中長期的な支援が欠かせません。膨大なニーズを前にして、リアルな平和を広げていくために、REALsはもっと多くの人に争い予防の活動に継続的に参加してほしいと考えています。REALsはこの夏、マンスリーサポーターとして争い予防に加わってくれる仲間を100人、募集します。
※1 UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)
※2 Uppsala Conflict Data Program
▼キャンペーン期間中、争い予防についての各種イベントも開催いたします。
詳細情報はメルマガにてお送りいたします(ご登録はこちら⇒https://bit.ly/3MowBe3)。
▼REALsのマンスリーサポーターについて
・クレジットカードにて、月額1,000円からご登録いただけます。
・活動の様子や成果を以下の手段で報告いたします。
・メルマガ(毎月)、ニュースレター(年2回)
・支援者限定イベント、報告会など
※認定NPO法人であるREALsへのご寄付は寄付金控除の対象となります。
キャンペーン概要
・タイトル:REAL PEACE SUMMER 争い予防の仲間を、もっと。
・目標:マンスリーサポーター 100名
・期間:2022年7月19日(火)~8月31日(水)
・特設ページ:https://reals.org/action/report/japan/realpeacesummer2022.html
認定NPO法人REALs(Reach Alternatives)
REALsは「紛争・テロ・社会的な暴力」を防ぎ、乗り越え、共存できる社会の実現に向けて争い予防に取り組む特定非営利活動法人です。現在は、アフガニスタン、シリア、トルコ、南ス―ダン、ソマリア、ケニアで争いの当事者とともに問題の予防・改善・解決に向けて活動を行っています。