第一弾として、福岡市で海外デジタルノマドやインバウンド観光客がワーケーションを楽しめるよう複数のコワーキングスペースを利用できる『福岡市ノマドコネクトパス(英名:Fukuoka City Area Pass for digital nomads)β版』の提供を開始いたします。掲載情報の英語対応を進めながら、海外デジタルノマドの受入を歓迎する複数のコワーキングスペースが参画することで、海外の利用者とコワーキングスペース事業者のマッチングがより円滑に進むことを期待しています。
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デジタルノマド向けの『福岡市ノマドコネクトパス』提供の背景
2022年10月の入国緩和以降、訪日外客数は増加しており、2023年5月の訪日外客数は1,898,900人、前年同月比+1,191.4%となっています(2)。さらに、現在3500万人の市場規模とされるリモートワークをしながら国境にとらわれず自由に旅をする「デジタルノマド」の数も増加傾向にあり(2)、英語対応が可能なコワーキングスペースの需要が高まりつつあります。
遊行社は、海外デジタルノマド市場に特化したマーケティングファームとして、あらゆるステークホルダーの新規事業開発のサポートを行なっています。今回のAnyWhereとの提携、商品開発を通じて、国内外のデジタルノマドが暮らしやすい環境を推進すべく、英語対応も可能な地域限定のパスポート『ノマドパス』の提供を開始する運びとなりました。
地域(福岡市)のコワーキングスペースが、海外デジタルノマドの利用を促し、地域における新しい価値を創発するきっかけとなることを期待しています。弊社の知見を活用しながら、AnyWhereのビジネスをサポートするとともに、多様性のあるライフスタイルを選択する社会づくりに向け、さらに尽力してまいります。
第一弾として発行される『福岡市ノマドコネクトパス』は、遊行社が受託した「海外デジタルノマド誘客プロモーション事業(通称:ColiveFukuoka、福岡市並びに福岡観光コンベンションビューローが推進)(*3)」のプログラム参加者に配布し、デジタルノマドからの利用者データを提供していく予定です。
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福岡市内 6箇所を利用できる『福岡市ノマドコネクトパス』詳細
■ 『福岡市ノマドコネクトパス(英名:Fukuoka City Area Pass for digital nomads)』
・利用開始:2023年10月〜(※利用開始以前にご購入いただいてもご利用いただけない場合があります)
・使用できる場所:福岡市内の仕事場6ヶ所(随時追加予定)
・価格:4,900円(税抜)
・使用できる時間:月10時間
・URL:https://team-place.com/area-pass/32
*1 デジタルノマド:ITを活用して、場所にとらわれず働くライフスタイルを行う人々のこと。日本国内ではコロナ禍におけるワークスタイルの進化に伴い、場所にとらわれず働くことが可能なリモートワーカーが増加。働きながら旅をする「ワーケーション」市場は、2023年度には1,000億円市場に拡大(2020年度は約650億円)すると予測されている。国外も同様に市場拡大の兆しがあり、2021年時点でのデジタルノマドは約3,500万人、市場規模は約110兆円。2035年までには10億人市場に拡大する見込み。2023年1月現在、世界各国でもデジタルノマド市場の呼び込みに向けた「デジタルノマドビザ」の発給が始まっており、既に40カ国以上が導入している。
*2 訪日外国人動向2023 – 観光統計 – JTB総合研究所 (tourism.jp)
*3 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000122938.html
【株式会社AnyWhereについて】
株式会社AnyWhereは、「世界中の誰もが、どこでも豊かに働き生きられる社会へ」のビジョンをかかげ、人でつながるワークプレイスプラットフォーム『TeamPlace』を運営しています。また、法人の新規事業支援やシステム開発、スペースに関連するIT・システムコンサルティング事業を展開しております。昨年末には地域の複数のワークプレイスを利用できる『TeamPlaceエリアパス』の販売を開始いたしました。
【遊行社について】
株式会社 遊行は、デジタルノマド市場に特化した日本初のマーケティングファームです。場所にとらわれずに働く「デジタルノマド」の国内誘致を通じて、あらゆるステークホルダーと連携し、地域において新たな経済的・社会的インパクトをもたらす事業を推進していきます。詳しくはHPをご覧ください:https://yugyo.work/