コンタクトレンズメーカーの従業員1,043名へ『eye×防災』に関する意識調査を実施

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コンタクトレンズの製造販売を行う株式会社シード(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:浦壁 昌広、東証プライム市場:7743)は、関東大震災から100年の節目となる9月1日「防災の日」を前に、当社従業員1,043名を対象とした『eye×防災』に関する意識調査を実施いたしました。

■調査の背景

 2023年9月1日に、関東大震災から100年という節目の日を迎えます。近年、大規模な災害が発生しており、今後も首都直下地震や南海トラフ地震等、複数の大地震の発生が危惧されています。自然災害はいつどこで発生するのか想定できません。もし今災害が発生し、しばらく避難生活が続く場合、明日使用するコンタクトレンズはバッグに入っていますか?コンタクトレンズや眼鏡を使用している方にとって、災害時にそれらを使用せずに周りが見えにくい状況で避難生活をおくることは、非常に危険で怪我にも繋がります。実は、眼が悪い方にとって「眼の災害対策」は避けては通れません。

 そこで、9月1日「防災の日」を迎えるにあたり、日頃から防災の知識をつけていくことが大切だと考え、当社従業員の「eye×防災」に関する意識調査を実施しました。本調査結果を受けて、当社は今後社内外へ向けての防災に関する啓発活動を強化してまいります。

  • 調査サマリー

    ~普段、コンタクトレンズ・眼鏡を併用している当社従業員に調査を実施~

    ①避難所に向かうための非常用持ち出し袋等の「避難用防災グッズ」の中に、コンタクトレンズ・眼鏡を『両方とも用意していない』のは半数を超え57%

    ②1dayタイプのコンタクトレンズ使用者の内、「避難用防災グッズ」にコンタクトレンズを『7日分以上用意している』が20%である一方、『用意していない』が71%と防災グッズの準備に関する意識に大きな開きがあった

    ③災害対策用も兼ねて、予備のコンタクトレンズ・眼鏡を『両方』または『どちらかを持ち歩いている』のは62%

    ④1dayタイプのコンタクトレンズ使用者の内、予備のコンタクトレンズを『持ち歩いていない』が50%で1位。一方で92%が普段から予備のコンタクトレンズを『持ち歩く必要がある』と考えている。さらに49%は『7日分以上必要』と回答

■調査概要

【調査期間】2023年7月20日(木)~7月26日(水)

【調査機関】自社調査

【調査方法】自社が採用している「安否確認サービス」を使用したアンケート調査

【調査対象】当社従業員

【有効回答数】1,043名

  • 避難所に向かうための非常用持ち出し袋等の「避難用防災グッズ」の中に、コンタクトレンズ・眼鏡を『両方とも用意していない』が半数を超え57%

 コンタクトレンズと眼鏡を併用している従業員の内、「避難用防災グッズ」の中にコンタクトレンズ・眼鏡の『両方を用意している』は26%であり、『両方とも用意していない』の57%を大きく下回りました。

 また1dayタイプのコンタクトレンズを使用している従業員に対する、「避難用防災グッズ」に用意している1dayコンタクトレンズは何日分かの問いに対しては、20%が『7日分以上用意している』と回答したものの、やはり『用意していない』が最多の71%となりました。

 コンタクトレンズメーカーで働く従業員でも、コンタクトレンズを「避難用防災グッズ」として用意していない従業員が全体の7割近く占めており、防災グッズの用意に関しての意識に課題があることが分かりました。

  • コンタクトレンズケア用品使用者の内、「避難用防災グッズ」にコンタクトレンズケア用品を『用意していない』が75%

 コンタクトレンズケア用品を「避難用防災グッズ」に用意しているのかについて、『用意している』は25%、『用意していない』が75%と、コンタクトレンズケア用品に関する防災意識は顕著に低い傾向であることが分かりました。

  • 約6割の従業員が災害対策用も兼ねて、予備のコンタクトレンズ・眼鏡を『両方』または『どちらかを持ち歩いている』。また、コンタクトレンズケア用品使用者の内、コンタクトレンズケア用品を『持ち歩いている』のは25%

 コンタクトレンズと眼鏡を併用している従業員の、災害対策用も兼ねた予備のコンタクトレンズ・眼鏡の持ち歩き状況は、『両方持ち歩いている』が21%、『コンタクトレンズのみ持ち歩いている』が29%、『眼鏡のみ持ち歩いている』が12%であることに対して、『両方持ち歩いていない』が38%という結果となりました。約6割の従業員がコンタクトレンズ・眼鏡の『両方』またはどちらかを『持ち歩いている』一方、約4割が『両方とも持ち歩いていない』ことが分かりました。

 また、災害対策用も兼ねて予備のコンタクトレンズケア用品を持ち歩いているかについては、『持ち歩いていない』と回答した従業員が75%となり、『持ち歩いている』従業員は25%に留まりました。

  • 1dayコンタクトレンズ使用者の内、50%が予備のコンタクトレンズを『持ち歩いていない』。一方で92%が普段から予備のコンタクトレンズを『持ち歩く必要がある』と考えている。さらに49%は『7日分以上必要』と回答。

 災害対策用も兼ねて持ち歩いている予備の1dayタイプのコンタクトレンズが何日分かについて、『持ち歩いていない』が50%、次いで『1~2日分』が29%となりました。また、災害対策用も兼ねて1dayタイプのコンタクトレンズを何日分持ち歩いておく必要があるかについては、『7日分以上』が49%と1番多く、次いで『3~4日分』が22%となりました。持ち歩く必要性を理解しつつも、行動に移すには至っていないことがわかりました。

  • 災害時に必要だと思う備品や対策について、従業員からのコメント

■ 眼鏡。レンズが被災により割れてしまい、コンタクトレンズもない場合にとても困る

■ 高度近視のため、コンタクトレンズや眼鏡がないと生活できない状況です。予備用の眼鏡やコンタクトレンズもあった方がいい

■ 日頃から眼鏡を常に手の届くところに置いておきたい

■   眼鏡等普段当たり前に使用している物をいざという時すぐに持ち出せるように所定の場所に準備しておくことが必要

■   視力の悪い家族が多いので、各自の眼鏡、コンタクトレンズは必ず必要

  • 当社の取り組み 『eye×防災』~日頃から気を付けたい災害対策~

■「非常用持ち出し袋」には1~2週間分のコンタクトレンズを用意しましょう

 一般的に避難所で過ごす期間は数日程度だといわれていますが、大規模災害発生等の最悪の事態を想定して、避難所へ持参する「非常用持ち出し袋」には1~2週間分のコンタクトレンズやコンタクトレンズケア用品を用意しておく必要があります。また、避難生活では衛生面で様々なことが危惧されます。衛生面の悪化により眼障害を引き起こす恐れがあるため、水道水が使えず手が洗えない場合は、コンタクトレンズは使用せずできるだけ眼鏡を使用するようにしましょう。

※誤った方法でコンタクトレンズを使用した場合、重大な眼障害を引き起こす可能性が高くなるため、正しく使用する必要があります。目の充血、痛み、強い異物感、視力低下等の自覚症状のある方は、コンタクトレンズを外して眼科医の診察を受けてください

■避難所へ持参する『非常用持ち出し袋』を準備しましょう

 災害時の備えとして、日頃から避難所へ向かう際の「非常用持ち出し袋」を準備しておきましょう。周囲が見えにくい状況での避難は危険で怪我にも繋がるため、眼が悪い方は「眼の災害対策」も忘れずに行いましょう。  

 防災に関する啓発活動の一環として、当社ホームページに、「『eye×防災』~日頃から気を付けたい災害対策~」を公開いたします。

 

「『eye×防災』~日頃から気を付けたい災害対策~」ホームページ: https://www.seed.co.jp/enjoy/bousai/

 

株式会社シード 会社概要

 代表: 代表取締役社長 浦壁 昌広
 本社: 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2-11 三洋安田ビル
 電話: 03-3813-1111(大代表)
 設立: 1957年10月9日
 資本金: 18億4,128万円(東京証券取引所プライム市場:証券コード7743)
 事業内容:(1)コンタクトレンズ事業 (2)コンタクトレンズケア事業(3)その他事業(眼科医療機器等)
 
 ホームページ:
 https://www.seed.co.jp
 
 株式会社シード広報Twitter(公式):
 https://twitter.com/SEED_koho
 
 株式会社シード広報TikTok(公式):
 https://www.tiktok.com/@seed_koho
 
 シード YouTube(公式) : 
 https://www.youtube.com/channel/UCOCIN1Lb3yq6T_LiHDB4YVA

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