オーティコン補聴器が贈る、難聴への理解を深める「みみともコンサート2023」を10月14日(土)に開催

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110余年の歴史を持ち、デンマークに本社を置く補聴器メーカー、オーティコン補聴器(本社:神奈川県川崎市、プレジデント:齋藤 徹、以下オーティコン)は、社会貢献活動の一環として難聴者と健聴者が共にクラシックの調べを楽しむ『みみともコンサート2023 』を2023年10月14日(土)、王子ホール(東京・銀座)にて開催いたします。2014年に始まった「みみともコンサート」は、本年節目となる10年目を迎えます。本年はウィーン・フィル管弦楽団の前コンサートマスターであるダニエル・ゲーデ氏が率いるピアノトリオ「メランデ・ピアノ三重奏」による室内楽三重奏をお届けします。

みみともコンサートには、聞こえに悩みを抱える方々にも最上の音楽を楽しんでいただきたいという思いがこめられています。補聴器の装用によってユーザーの方々は再び周囲や社会とつながり、豊かな聞こえのある日常を取り戻していきます。一方で音楽愛好家の方であっても、クラシックコンサートへの参加にためらいを感じる方は少なくありません。その理由には、予期せぬ補聴器のハウリング音(音漏れ)への心配があげられます。コンサート会場によっては、開演前に補聴器の電源を切るようアナウンスが入ることもあります。従来の補聴器は構造上、音の入口と出口が非常に近く、ハウリングが起こりやすいとされてきました。補聴器技術の進化により、発生前にこれを予防するなどハウリングの心配は各段に少なくなっています。それでも周囲への気遣いや心配からコンサートに集中できないという補聴器ユーザーの声はいまだ少なくありません。

当コンサートでは、演奏中にたとえハウリングが発生しても、演者も周囲も温かく見守ります。補聴器装用者も周囲に気兼ねすることなく、参加者が一同にコンサートを楽しんでいただけることを目的にしており、同時に聞こえや難聴、補聴器についてご理解いただくための啓発の機会ともなっています。

当日は補聴器を装用したまま演奏をお楽しみいただけるよう、磁気を通して補聴器に音を届け、雑音の少ないクリアな音声を届ける「磁気ループシステム(テレコイル)」、話し手の内容を要約して字幕で伝える「要約筆記」をそれぞれ導入、また「筆談」対応可能なスタッフを配置することで補聴器使用者をはじめ、聴覚障害のある方に対する情報保障を行います。

オーティコン補聴器、プレジデント 齋藤 徹は、次のように述べています。
「オーティコンは、今年で日本上陸50周年を迎えます。永きにわたる皆様のご支援に深く感謝をいたします。10回目の節目となるみみともコンサートでは、さらに多くの補聴器ユーザーの皆様に音楽のひと時を楽しんでいただきたく思います。また、当コンサートは小さなお子さんとも一緒に音楽を聴いていただけます。ハウリングや小さなお子様の声などやむを得ない音へご寛容くださいます様お願い申し上げます。オーティコンは、「難聴による制限のない世界」をビジョンに掲げており、この機会が難聴や補聴器について理解を深めていただく一助となれば幸いです」

■「オーティコン みみともコンサート2023」開催概要

開催の趣旨

本コンサートは、子供から大人まで、そして難聴者と健聴者が共に最上の音楽を楽しむコンサートです。 ※未就学児、補聴器装用者、車椅子をご利用のお客様のご参加も歓迎いたします。

開催日

2023年10月14日(土) 開演19:00  (受付開始18:00、開場18:30)

会場

王子ホール (東京都中央区銀座4丁目7-5) 

 完全招待制 (応募者の中から抽選でご招待いたします)

出演

ヴァイオリン: ダニエル・ゲーデ(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団前コンサートマスター)

ピアノ: スイシュー・ゲーデ

 チェロ: セバスティアン・ゲーデ(チェロ、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団団員、バイロイト祝祭管弦楽団団員)

情報保障

補聴器を装用している方をはじめ、聴覚障害のある方への配慮

 ヒアリングループシステム、要約筆記、筆談

入場料

全席無料 ※完全招待制  ※応募者の中から抽選でご招待いたします。

応募資格

上記「開催の主旨」にご賛同いただける全ての方

応募締切

2023年9月23日(水)

応募方法

オーティコン みみともコンサート「会場へのご招待」応募URLからお申し込みください。

「会場へのご招待」応募URL:https://forms.office.com/e/1HdiCenTix

応募・お問合せ先

オーティコン みみともコンサート2023事務局

〒156-0043 東京都世田谷区松原3-40-7-4F ヴォートルチケットセンター内

電話:03-5355-1280

 (電話でのお問い合わせは、10月14日コンサート当日までの平日12:00~17:00)

応募方法のQRコードはこちら

■メランデ・ピアノ三重奏団について

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスター及びウィーン国立歌劇場管弦楽団の音楽監督並びに読売日本交響楽団でコンサートマスターを歴任してきたダニエル・ゲーデは、2011年に惹起した東日本大震災のため、実弟セバスティアン・ゲーデや幼馴染のステファン・フーヴァー及びマティアス・シェスルといった名弦楽奏者を集めてゲーデ弦楽四重奏団を設立し、仙台市内の高校におけるボランティア演奏を始めとする日本公演を行ってきました。以降毎年2~3月には東北の被災地を訪問する東日本大震災被災地応援ツアーを行い、すでに100回以上の演奏会でボランティアとして演奏しています。また毎年ゲーデ弦楽四重奏団をはじめとする室内楽グループを率い、日本へ来日し日本各地で素晴らしい演奏を披露し絶賛を博してきました。本年のみみともコンサートではピアニスト、スイシュー・ゲーデ(ダニエル・ゲーデ夫人)並びに実弟のチェロ奏者セバスティアン・ゲーデ(NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団及びバイロイト祝祭管弦楽団団員)を迎えたメランデ・ピアノ三重奏団が演奏いたします。室内楽の基本とも言うべき家族ならではの素晴らしく調和取れた三重奏にご期待ください。メランデ(Mellande)とは、ゲーデ兄弟が幼いころ過ごしたハンブルクの「通り」の名前です。

【オーティコン補聴器について】
オーティコン(Oticon)は、1904年にデンマークで創設された補聴器業界におけるパイオニアです。企業理念として「Life-changing technology(ライフチェンジング テクノロジー)」を掲げ、難聴による制限のない世界の実現を目指し、製品開発と聴覚ケアの普及に取り組んでいます。オーティコンは補聴器業界で唯一、聞こえと脳に関する基礎研究所を擁するメーカーであり、そこに在籍する聴覚学、脳神経科学、電子工学など様々な分野の研究者と、13,000人以上のテストユーザーによって、常に先進的で革新的な補聴器テクノロジーが生み出されています。オーティコン製品の最大の特徴は、脳から聞こえを考える「BrainHearing™(ブレインヒアリング)」というアプローチです。「耳に音をどう届けるか」だけではなく、「脳が理解しやすい音を届けるにはどうするか」に着目した製品群は、第三者機関による確かなエビデンスに支えられ、世界100ヵ国以上で使用されています。日本でも1973年より補聴器の製造・販売を行っています。

【デマントグループについて】
デマントは、1904年にデンマークのオーデンセで補聴器の輸入商から始まり、のちに補聴器の製造や診断機器、人工内耳事業へと参入していきました。現在、世界130か国以上でビジネスを展開しています。デマントは2つの点で世界唯一の企業です。第一に聴覚ヘルスケアにおける全ての分野をカバーしていること、第二に慈善財団(ウィリアム・デマント財団)が所有する聴覚ヘルスケア企業であることです。全デマントグループ18,000人強の従業員とともに、聴覚ヘルスケアや聞こえの改善の研究、製品開発を行っています。

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