【プラスチックリサイクル白書】企業活動における環境対策・環境貢献について約半数が意識

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プラスチックのリサイクルを中心とした環境事業を展開する「株式会社esa(読み:イーサ、意味:Environmental Solutions Architect の頭文字)」(本社:東京都港区、代表取締役:黒川 周子、枝吉 宣輝、周 品諺、以下「当社」)は、このたび、企業の環境対策・環境貢献、リサイクルに関する意識や実態について可視化することを目的に、企業に所属するビジネスパーソン318名を対象に、「リサイクルに関する意識・実態調査」を実施、プラスチックリサイクル白書第2弾を発行しました。

esaでは、プラスチックリサイクルに関する研究や商品開発、事業を通じて、グリーンサステナブルケミストリー(環境に優しい化学)とサーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現を目指しています。
本調査を実施・調査結果を発信することで、企業活動におけるプラスチックリサイクルの意識啓蒙を行ってまいります。

■調査結果サマリ:

  • 所属企業の環境対策・貢献について約半数(45.9%)が「意識が高いと思う」と回答

  • 企業活動における環境への取り組みトップ3は「資料のペーパーレス化」「リモートワーク推進」「環境行動計画の策定・推進」

  • 環境対策や環境貢献における自社の課題トップ3は「環境対策や環境貢献と、事業がリンクしていない」「実際に寄与しているか不明」「何をしたらいいかわからない」

  • 働きたい・働き続けたいと思う企業で重要であるポイントとして「環境貢献・社会貢献できる」と回答したのは2割に満たず(17.6%)

  • 取引先企業の環境対策・環境貢献について意識していると回答したのは43.1%

  • 取引先企業のCO2排出への意識について約3人に2人(65.3%)が「意識している」と回答

プラスチックは現代社会に不可欠な素材である一方、様々な環境問題に対応する必要があるため、プラスチックの資源循環を推し進めることが求められています。私たちの日常生活においても様々なシーンで環境やサステナビリティを意識した行動が必要とされています。

本調査でも、企業活動における環境対策や環境貢献について意識が高まっている一方で、実際には寄与しているかどうかわからなかったり、そもそも何をしたらいいかわからないと課題を感じていることも判明しました。

【所属企業の環境対策・環境貢献】

Q あなたが所属している企業は、環境(脱炭素[カーボンニュートラルやカーボンハーフ]、リサイクルなど)に対する意識が高いと思いますか?

所属企業の環境対策・環境貢献について、全体のおよそ半数(45.9%)が「意識が高い」と回答しています。

【所属企業の環境対策や環境に対する取り組み】

Q あなたが所属している企業において、環境対策や環境に対する取り組みを行っていますか?

所属企業の環境対策や環境に対する取り組みについて聞いたところ、「資料のペーパーレス化や不要な裏紙の再利用」(54.7%)が最も多い回答となりました。一方で、具体的な環境対策である「環境行動計画の策定・推進」(25.8%)や「自社の製品やサービスの省電源化・資源循環性向上」(23.3%)、「材料や素材を環境に配慮したものへ変更」(19.2%)、「環境に対するサービス開発や取り組みの推進(サーキュラーエコノミー型ビジネスモデルに資する製品・サービスの開発)」(12.9%)について回答した比率は、いずれも3割未満にとどまっています。

【所属企業の環境対策や環境貢献に対する課題】

Q あなたが所属している企業において、環境対策や環境貢献について課題であると考える点をすべて選んでください。

所属企業の環境対策や環境貢献について課題であることについて、「環境対策や環境貢献と、事業がリンクしていない」(17.3%)が最も多い回答となりました※。また、「環境貢献しているが、実際に寄与しているかわからない・効果があるかわからない」(15.1%)、「環境対策や環境貢献に力を入れたいが、何をしたら良いかわからない」(13.5%)の回答もあり、環境貢献をしたいと考えているが、事業に反映できていない人は一定存在することがわかります。

※「わからない」(24.8%)を除く

【働きたい・働き続けたいと思う企業の重要視するポイント】

Q あなたが働きたい・働き続けたいと思う企業について、どのような点を重視しますか?

働きたい・働き続けたいと思う企業について、重要である点を聞いたところ、「安定している」(58.2%)や「給料が高い」(56.0%)が半数以上の方が回答しました。一方で、「環境貢献できる・社会貢献できる」(17.6%)や「環境に配慮して製品づくりやサービスづくりをしている」(11.9%)と回答した方は2割未満にとどまるなど、就職や転職において、環境貢献に対する意識はまだ成熟していないことがわかります。

【取引先企業の環境対策や環境貢献に対する意識】

Q 取引先企業の環境対策や環境貢献に対する取り組みについてどのくらい意識していますか?

取引先業の環境対策や環境貢献について、約4割(43.1%)が「意識している」と回答しています。

【取引先企業の環境対策や環境貢献への取り組み】

Q 取引先企業の環境対策や環境貢献に対する取り組みでどういった点を重要視しますか?

取引先業の環境対策や環境貢献に対する取り組みで重要視しているポイントについて聞いたところ、およそ3人に2人(65.7%)が「企業活動の中でCO2削減を意識している」と回答しました。

■株式会社esa 共同代表 黒川周子 コメント:

ヨーロッパで主流のESG経営、日本でも「三方良し」の古来の価値観が適合

事業そのものが環境貢献の一環として浸透していく

「このたびesaが実施した調査結果から、多くのビジネスパーソンが自社の環境対策や社会環境貢献について自社の事業とリンクしていないという課題を抱えていることが明らかになりました。自社の環境対策の上位項目に、ペーパーレス化やリモートワーク推進などが上がっていましたが、こうした足元実施できる変化は言わずもがな、私たちが生きる社会は急速に変化しており、事業そのものが環境を意識したものに変わりつつあります。この変化の兆しは明らかです。

ヨーロッパではESG経営が主流となり、大手金融企業も環境配慮型の企業に対してのみ投資や融資を行う方針を採用しています。日本においてはそこまでドラスティックに変化しているとは言えないまでも、実は古くから「三方良し」という考え方が根付いており、これはESGという新たな枠組みと相性が良いと感じています。自分だけでなく周りの人々のことを考えながら経営を行い、持続可能な社会を築くという価値観が、現代のビジネスに合致しているからです。

持続可能な社会の実現に向けて、私たち企業は積極的に発信を行っていく必要があります。それにより、企業のブランディング評価が向上し、事業の価値も向上するでしょう。将来的には、事業そのものが環境への貢献と結びつく商慣習が一般的になると考えています。企業は、どのような取り組みが求められるかを真剣に考えていくべきです。

私たちはこれからも、環境と社会への貢献が事業の一環として深く組み込まれる未来に向けて努力してまいります。皆さんと共に、より持続可能な未来を築いていけることを楽しみにしています。」

<プラスチックリサイクル白書第2弾 調査概要>

調査対象者数  :従業員数500名以上の企業に所属する男女318名

調査集計期間  :2023年7月21日〜7月27日

調査方法         :インターネット調査

「プラスチックリサイクル白書」の詳細な調査結果は以下に「調査結果詳細レポート希望」の旨をメールにてご連絡いただけますと幸いでございます。

担当者より詳細レポートをご案内させていただきます。

           株式会社esa

           広報担当mail:info@esa-gl.com

※調査結果に関するグラフ・表内の数値(%)は小数点以下第2位を四捨五入して記載、グラフ作成にあたり、回答項目順序を変更

※調査結果を使用する場合、「出典:esa」と記載してご利用ください。

※Webに掲載する場合、弊社広報担当(info@esa-gl.com)までご連絡いただき、出典元として、右記リンクを掲載ください。URL:https://esa-gl.com/

  • 株式会社esa 会社概要

会社名  :株式会社esa
設立年月 :2022年3月1日
住所   :東京都港区高輪3-19-26 SOC高輪ビル8F
資本金  :30,000,000円
代表取締役:黒川 周子、枝吉 宣輝、周 品諺
事業内容 :一般・産業廃棄物のリサイクルコンサルティング、プラスチック廃棄物のリサイクル、プラスチックペレットの加工、販売プラスチック製品の開発、販売
URL   :https://esa-gl.com/

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