株式会社mairu techは、神戸市の地域課題解決プロジェクト、Urban Innovation KOBEに採択いただきました。

この記事は約4分で読めます。
予約したい福祉タクシー・民間救急がすぐに見つかるシステム「mairu(マイル)」の開発を行う、株式会社mairu tech(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大村慧、以下「当社」)は、神戸市の地域・行政課題をスタートアップ(成長型起業家)等と市職員が協働し、解決する神戸市発の取り組みであるプロジェクト「Urban Innovation KOBE(アーバンイノベーション神戸)」で採択されました。当社は神戸市消防局救急課と連携し、大規模な実証実験、その先の社会実装に向けて準備を進めてまいります。

◼️Urban Innovation KOBEについて

地域・行政課題をスタートアップ(成長型起業家)等と市職員が協働し、解決する神戸市発のプロジェクトです。2023年は神戸市が抱える3つの課題に対し、それぞれ1社ずつスタートアップ企業が採択されました。2019年より、さらなる広域の課題解決プラットフォーム「Urban Innovation Japan(アーバンイノベーションジャパン)」として展開されており日本全国累計22の自治体が参加しています。

◼️mairuとは

「mairu」は予約したい福祉タクシー・民間救急がすぐに見つかるシステムです。乗降支援を含んだ移動サービスの「福祉タクシー」や医療行為の伴う「民間救急」は、身体的な障がいを抱える人にとっての主な移動手段になっています。しかし、福祉タクシー業界には民間の個人事業者が多く、情報源が統一されていないため、事業者を探し、予約を取るには大変な手間がかかることもあります。mairuでは、目的地や貸出器具などの希望条件に加え、利用時間を含めて検索できるシステムにより、福祉タクシー・民間救急のスムーズな予約を実現します。

◼️今後の動き

当社は神戸市消防局救急課の目指す救急体制の逼迫の課題解決に向けて、mairu導入による民間救急や福祉タクシーなどのサービスの利便性向上によって貢献することを目指しています。神戸市内における、9月以降に複数の事業者と利用者を巻き込んだ大規模な実証実験と、その先の本格的な展開を目指し、製品開発や自治体との連携を進めてまいります。

◼️神戸市消防局・救急課からのコメント

神戸市が提起している救急体制の逼迫解消には、移動困難者による緊急性の無い119番通報を減少させる必要があります。そのためには、移動困難者が病院に行きたい時に確実に適切な事業者を紹介できる仕組みが必要です。この目的の実現にmairuの機能には大いに期待しています。

◼️UIK運営事務局・松村さんからのコメント

全国的な課題である本課題を解決することができれば、そのインパクトは計り知れません。数年後に、全国展開された「mairu」は“神戸市から始まった”と言ってもらえるように、事務局としても精一杯支援させて頂きます。

◼️代表取締役・大村からのコメント

今回神戸市様と共に取り組めることは、私たちにとって社会実装に向けた本格的な第一歩となります。この貴重な機会を活かし、誰もが望む場所に辿り着ける社会に向け、全力で進んでまいります。UIKの期間で、多くの方にmairuを体験していただけたら嬉しいです。

【株式会社mairu tech 会社概要】

  • 社名:株式会社mairu tech

  • 設立:2023年5月22日

  • 住所:東京都渋谷区道玄坂1-16-6二葉ビル8B

  • 代表者:代表取締役 大村慧

  • ホームページ:https://mairutech.com/

  • お問い合わせ先:contact@mairutech.com

タイトルとURLをコピーしました