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背景
IT 技術の急速な進化と、コロナ禍による働き方そのものの変化に伴い、ビジネスの現場では DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉を毎日のように耳にするようになりました。
メディアや様々な企業・機関から公開される DX に関する調査では「既に着手済」、「今後着手予定」という企業が多くを占める中、 IT 人材の不在に伴う自社の進度が気になると共に、DX の解釈に関する情報量の多さとその扱いに不安を感じる企業も多いのではないでしょうか。
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デジタル推進を支える IT 人材の7割が IT 関連企業にいる日本の現状
2021年に経済産業省から公開された『我が国におけるIT人材の動向』によると、日本の IT 人材は IT 関連企業に従事する割合が他の先進国と比較して非常に高く7割を超えています。これは、米国の 34.6% の2倍以上です。
日本では IT 関連企業が DX を牽引している一方で、DX に「成功した」と回答した企業が他の先進国と比較して半分程度に留まるという調査データも存在するなど、 IT 人材の不足や外部人材への期待や活用手法が要因となる課題も存在しているのではないかと考えます。
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小さな支援会社が考える、ユーザー企業が「主役」となる真の DX のアプローチ
当社は、2016年の創業時(設立:2017年)より、組織のデジタル推進活動を戦略作りから IT 実装まで幅広くご支援してまいりました。多くのお客様との対話で、デジタル推進が戦略上重要なのは理解しながらも「どこから着手していいかわからない」、「DX がよくわからない、聞く度に話が違う」、「基盤を導入はしたがうまく効果が出ていない、活用できない」… など IT に関する不安や不満を実際に数多くお聞きしました。
その中で、ユーザー企業が「主役」となるアプローチが結果的にデジタル推進の成功の鍵だと思える実例に多く触れました。手段となる IT ツールに業務を合わせるのでは無く、ユーザー企業の内側にいる人材が主体となり、業務の深い理解を元にしたビジョン・戦略をベースに自社に最適なデジタルをデザインし、外部 IT 人材を有効に活用する姿です。
本書では、ユーザー企業の皆様それぞれの業務やそこに関わる人そのものが「主役」だという意識作りやそのプロセスを並走型アプローチの実例と共に紹介しています。派手な IT ツール導入だけでは実現できない、真の DX を成し遂げるための泥臭い作業の一端を実際のテンプレートと共にガイドする、デジタル推進に本気の企業担当者必読の書籍です。
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書籍概要
書名:企業に変革をもたらす DX成功への最強プロセス
ページ数:202ページ
定価:1,760円(税込み)
ISBN:978-4344947078
書籍特設ページ:https://wadainohon.com/dx_process/
Amazon:https://amzn.asia/d/3DxJzlv
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著者プロフィール
小国幸司。ネクストリード株式会社代表取締役。
1990年代前半に基幹系開発エンジニアとしてキャリアをスタートし、外資スタートアップの日本法人立ち上げ・ビジネス開発支援などを行う。2001年に日本マイクロソフト入社。Office 関連製品マネージャーなどを務める。2016年にネクストリード株式会社を創業。各企業の特性に合わせた ICT の活用と企業の変革を提案・戦略に基づいた施策の実行支援を行う。日本テレワーク協会「中小企業市場テレワーク部会」部会長(2018年~2019年度)、厚生労働省事業「テレワークに関する体験型シンポジウム」ICT パート講師(2016年~2019年度)、総務省認定テレワークマネージャー(2017年~2020年度)、三井不動産が展開するシェアオフィス 「ワークスタイリング」で、「働き方改革、デジタルトランスフォーメーション」のテーマエキスパートを務める(2017年~)など、分野のプロフェッショナルとして活躍中。
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関連リンク
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