「Digital×北斎【急章】その1」展 「生きるが如く描く」により深く作品をお楽しみいただける新たな展示アプリケーションを追加

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・ 東日本電信電話株式会社(代表取締役社長:澁谷 直樹、以下「NTT東日本」)はNTTインターコミュニケーション・センター[ICC](以下、ICC)にて開催中の「Digital×北斎【急章】その1」展「生きるが如く描く~北斎 肉筆の宇宙~」内で作品の世界観を体感いただく新たな動画作品を本日より公開いたします。

・ 「Digital×北斎【急章】その1」展の解説動画を現在、展覧会場内とICC内のシアターで上映中です。
また後日NTT東日本の公式YouTubeチャンネルでも公開を予定しています。

NTT東日本が4月29日(⼟・祝)よりICCにて開催しております「Digital×北斎【急章】その1」展「⽣きるが如く描く〜北斎 ⾁筆の宇宙〜」は、株式会社NTT ArtTechnology(代表取締役社長:国枝 学、以下「NTT ArtTechnology」)が株式会社アルステクネ(代表取締役社⻑︓久保⽥ 巖、以下「アルステクネ」)と連携して⾼精細デジタル化を⾏った北斎館(⻑野県・⼩布施町)の所蔵作品を中⼼とした葛飾北斎の⾁筆画や、「Digital×北斎」プロジェクト開始前にアルステクネが⾼精細デジタルデータ化を⾏った⼭梨県⽴博物館所蔵「冨嶽三⼗六景」を完全に再現した展⽰や、デジタルアプリケーションによる鑑賞により、おかげさまで⼤変ご好評をいただいております。

今回新たな取り組みとして、本日より動画作品「Digital Alcove」(デジタル・アルコーブ)を公開いたします。北斎館所蔵の「菊図」「肉筆画帖」を、立体的な動画でご鑑賞いただくことにより、作品のもつ世界観をより深くご体感いただけます。また今回の高精細デジタル化により判明した、北斎の肉筆画に関する表現技法について解説した動画を、展覧会場内とICC内のシアターにて公開しており、後日NTT東日本の公式YouTubeチャンネルでも公開予定です。

皆さまのご来場をお待ちしております。

Digital Alcove 「菊図」Digital Alcove 「菊図」

1.「Digital Alcove」について

歴史的名画を読み解くためには、制作者の主題、表現の意図、時代背景や作家自身の思いなど様々な知識が必要とされます。しかし、こうした情報を取得し思考しながら鑑賞することは簡単にできるものではありません。「Digital Alcove」は、こうした課題を解決し、楽しみながら作品の読解の一助となる、コンパクトな空間でリアルに作品の世界観をご体感いただく新しい没入型の作品です。

今回は北斎が晩年に描いた肉筆画の中から「菊図」と「肉筆画帖」をテーマに選び制作しました。展覧会場内に設置された端末で鑑賞したい作品を選択すると、くぼみのような空間に展示された作品が動きはじめ、高精細デジタルデータを用いて制作された動画の多面プロジェクションにより、まるで魔法のように絵画の中の世界に入りこんだような体験ができます。

・作品①「菊図」

正面の壁に投影された「菊図」の右幅、左幅が動き出します。菊の花びらの一枚一枚から葉脈までにいたる描写の精緻さ。そして大きさの大小、色も様々な数多くの菊から感じられる生命力。北斎の緻密かつ圧倒的な描写をご体感いただくことができます。

・作品②「肉筆画帖」

床面に投影された「肉筆画帖」の表紙が開き、全10図の動画が繰り広げられます。正月を象徴する鉢植えの福寿草と扇子に描かれた富士山が特徴的な「福寿草と扇」からはじまり、各図に描かれた季節の移ろいを経て、最後に年の瀬や正月にふさわしいおめでたい構図と解される「塩鮭と白鼠」で終わる構成となっています。北斎が「肉筆画帖」全10図に描きだした、身近な生き物や自然四季折々の江戸の風情の世界をご体感いただけます。

2.「Digital×北斎【急章】その1」展解説動画について

北斎の肉筆画作品のデジタル化を通じて、新たに、これまで知られていなかった浮世絵版画絵師出身ならではと言える「北斎の技法や創意工夫」が明らかになりました。本解説動画では、いちはやく、記録した様々な高精細画像から明らかになった「北斎の技法や創意工夫」をわかりやすく解説し、公開しております。

動画は約6分のショート版と約20分のロング版の2種あります。7月28日(金)よりショート版については展覧会場内のモニターで、ロング版についてはICC4階のシアターで上映中です。また、ロング版は後日NTT東日本の公式YouTubeチャンネルでも公開予定です。

「白拍子」(北斎館所蔵)において油煙墨を使用した部分に光をあてると光る様子を解説している場面「白拍子」(北斎館所蔵)において油煙墨を使用した部分に光をあてると光る様子を解説している場面

3.公開期間

・「Digital Alcove」:2023年8月8日(火)~10月1日(日)

・「Digital×北斎【急章】その1」展解説動画:2023年7月28(金)~10月1日(日)

※ショート版は展覧会場で常時上映しております。

※ロング版は会期中毎日13:00~と13:25~の2回、シアターにて上映しております。

また後日NTT東日本公式YouTubeチャンネルでも公開予定です。

NTT東日本YouTube公式チャンネル
TV-CMや企業活動の紹介映像など、NTT東日本に関する情報を動画でお届けします。

4.基本情報

・タイトル:「Digital×北斎【急章】その1」展 「生きるが如く描く~北斎肉筆の宇宙~」

・会期:2023年4月29日(土・祝)~10月1日(日) 

 ※休館日:月曜日(月曜日が祝日もしくは振替休日の場合翌日)

開催日程詳細 https://www.ntt-east.co.jp/art/hokusai-kyusyo1/

・時間:11:00~18:00(入場は17:30まで)

・会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] ギャラリーE

〒163-1404 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階

京王新線「初台駅」東口から徒歩2分

・入場料:一般・大学生 1,000円(15名様以上の団体料金は800円)

※障害者手帳をお持ちの方および付添1名、65歳以上の方と高校生以下(当日身分証明書のご提示をお願いいたします)、ICC年間パスポートをお持ちの方は無料

※「ぐるっとパス2023」をご利用いただけます。https://www.rekibun.or.jp/grutto/

※オンラインチケット https://webket.jp/pc/ticket/index?fc=00434&ac=0100

・お問い合わせ:[e-mail] bunka-ml@east.ntt.co.jp [電話] 0120-114-677

・主催:東日本電信電話株式会社

・企画・運営:株式会社NTT ArtTechnology

・監修:久保田巖(株式会社アルステクネ 代表取締役社長)

・企画協力:市村次夫(北斎館理事長)

・協力:株式会社アルステクネ、北斎館、岩松院、山梨県立博物館、公益財団法人似鳥文化財団、

株式会社Goolight

(参考)NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で開催中の他の展覧会

①ICC アニュアル 2023 ものごとのかたち

ICC | ICC アニュアル 2023 ものごとのかたち
会期:2023年6月24日(土)—2024年1月14日(日) 会場:NTTインターコミュニケーション・センター  ギャラリーB ,ハイパーICC(…

会期:2023年6月24日(土)~2024年1月14日(日)

②ICC キッズ・プログラム 2023「こんにちは、もうひとりのじぶん」

ICC | ICC キッズ・プログラム 2023 「こんにちは、もうひとりのじぶん」
現在では,私たちは多くのものを,テクノロジーを通して見ています.SNSやメタヴァースにおけるアヴァターによる自己の変容は,もうひとりの〈じぶん〉としての自身のアイデンティティの拡張と捉えることが…

会期:2023年8月1日(火)~8月20日(日)

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