この度、「YOKOHAMA Hack!」と「I▫TOP横浜」が共同して、保育所等における園外活動時に、子どもの置き去り等の事故を防止するための製品・サービスの開発に向けたワーキングを開催します。開催にあたり、ワーキングにご参加いただける民間企業の方を募集いたします。
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ワーキング参加者の募集
ワーキングでは、デジタル技術や知見を有する民間企業等の皆さまと、横浜市の保育相談員・巡回訪問員等※で、2つのテーマについてワークショップを行います。
保育の現場の実情を広く知る保育相談員・巡回訪問員等と意見交換をしていただき、現場の生の声をサービス・製品開発に生かしていただける機会となりますので、奮ってご参加ください。
※保育相談員・巡回訪問員
本市市立保育所園長経験者等の保育士であり、現在は、保育の質向上・事故防止等のため、多数の施設を訪問し、指導・助言を行っています
【募集する対象者】
子どもの見守りツールの開発に関心のある民間企業の皆さま
保育現場のDXに関心のある民間企業の皆さま
【テーマ】
①保育現場の課題に対するデジタル化、DXの可能性
②園外活動の際の安全対策のポイント、サービスの利用可能性
【日時】
2023年9月21日(木) (所要時間 2時間15分)
▸ 午前の部 9:30~11:45
▸ 午後の部 13:00~15:15
【会場】
YOXO BOX (横浜市中区尾上町一丁目6番 ICON関内)
【募集期間】
2023年8月3日(木)~8月31日(木)
【応募方法】
「YOKOHAMA Hack!」ウェブサイトよりお申し込みください。
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背景
多くの保育所等では、子どもの豊かな成長のため、園児を連れ、施設近隣の散歩や、公園等にて外遊び(園外活動)を実施しています。
園外活動時、置き去り・行方不明等を防止するため、各施設は引率者の目視による人数確認等を徹底していますが、様々な要因により、置き去り等が発生する危険性があり、施設の半数以上が不安を感じています。また、事故防止のための「ICTを活用した見守り製品」について、施設の7割が「関心がある」と回答しています。
しかしながら、保育所等で活用できる製品が少なく、有効な製品の導入が難しい状況となっています。
そこで、公園等における園外活動時に、置き去り等を防止するために、民間企業の皆さまと横浜市の共創により、保育の実情に合い、使いやすい製品の仕様検討、製品開発が行われることで、保育所等がよりよい製品を導入できることを目指します。
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スケジュール(ワーキング募集~実証実験)
ワーキングを開催後、ワーキングの内容を踏まえ、課題解決のための実証実験の実施に向けたソリューション提案募集を行う予定です。実証実験に参加いただいた民間企業の皆さまには、実証実験の結果を踏まえて、製品化・販売に向けて取り組んでいただきます。
本ワーキングは、2024年度以降の導入を目的とした取組となります。