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「健康経営アライアンス」参画の経緯
日本社会は高齢化が急速に進んでおり、企業の従業員の平均年齢も上昇傾向にあります。そのため、何らかの不調、病気を抱えたまま就労している従業員が増えています。健診が実施されない、実施されていても本人の受診の意識が低ければ、さまざまな病気の兆候を見逃しかねません。病気がそのまま重症化してしまえば、入院や手術、高額の薬が必要となり、結果的に企業にとっても個人にとっても医療費の負担が増加して、究極的には国家財政・経済にも影響します。
この様に、社員の健康維持・増進は、社会的な問題になっています。
フォーバルグループでは、経営理念・経営基本方針である「社員・家族」への幸せの分配実現のため、
社員の健康維持・増進に努め、生産性・創造性を向上させ、すべての社員と家族が幸せを実感でき、
安心していきいきと働ける会社を目指し、2017年より健康経営に取り組んでいます。
企業が健康経営に取り組むこと、社員が自分自身の健康維持・増進への取組みを行うことは「健康保険組合の財政の健全化」、「医療費抑制への貢献」といった社会課題への解決にもつながっていきます。
健康経営の取組みにおいて先進的な企業のみなさま方が「健康経営アライアンス」を設立し、「社員の健康をつうじた日本企業の活性化と健保の持続可能性の実現」というビジョンを掲げました。自社の取組みを日本産業界全体へ共有して社会課題を解決しようという主旨に賛同し、フォーバルの健康経営への取り組みの向上とベストプラクティスの学習を目的とし、参画いたしました。
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「健康経営アライアンス」とは
健康経営アライアンスは、「社員の健康をつうじた日本企業の活性化と健保の持続可能性の実現」というビジョンに共感する186の企業・団体(7月27日時点)が活動する組織です。
健康経営アライアンスでは、企業と健保が連携したコラボヘルスの推進を通じて、データドリブンの課題特定と解決策の実行、各種施策の評価を行っています。また、データヘルス計画に基づくPDCAサイクルの着実な遂行を通じて、健康経営の型づくりと成果創出のためのソリューションの共創および産業界への実装を実現しています。
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健康経営アライアンスの主な取り組み
1.健康経営の評価指標の設計
健康経営の取り組みと成果が適正に評価され、企業価値向上に資する健康経営のKPIを設計します。
2.データ分析に基づく健康経営アセスメントの作成
健診・レセプトデータの分析結果や従業員アンケート等の分析結果を活用し、健康課題の特定と可視化に資する「健康経営アセスメント」の枠組みを検討中です。会員皆様の健保・労務担当者様とのコラボヘルス促進の一助を目指します。
3.各種ソリューションの情報プラットフォームの構築
健康経営の成果創出に必要な各種ソリューションの情報を蓄積します。参画企業・団体のソリューション導入経験、効果検証結果をもとにデータベースを構築し、自社の課題に合ったソリューション選定の判断材料を共有します。1社では限定的なトライ&エラーを、多くの企業・団体による集合知で、解決策の実行に関するラーニングスピードを高めていきます。
4.勉強会/セミナーの開催
経営層、人事・健保実務担当者向けに、健康経営に関するリテラシー、スキルを高めるための勉強会/セミナーを開催します。
(テーマ例)
(1)人的資本経営における健康経営の取り組み
(2)健康経営におけるデータ活用
(3)健康経営を浸透する企業文化の醸成と従業員への働きかけ
(4)課題解決に向けた企業の実践事例
【フォーバルグループの健康経営方針】
URL:https://www.forval.co.jp/health
【代表幹事企業・会員企業・団体】
URL:https://kenkokeiei-alliance.com
「健康経営Ⓡ」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
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株式会社フォーバルとは
企業経営を支援する次世代経営コンサルタント集団で、中小・小規模企業のDXアドバイザーのリーディング・プレーヤーであるフォーバル(資本金:41億50百万円、東証プライム市場【証券コード:8275】)は、中小・小規模企業を対象に「情報通信」「海外」「環境」「人材・教育」「起業・事業承継」の5分野に特化したコンサルティングサービスをコアビジネスとしています。詳しくは、ホームページ(https://www.forval.co.jp)をご参照ください。
■会社概要
社名:株式会社フォーバル
代表:代表取締役社長 中島 將典
設立:1980年(昭和55年)9月18日
所在地:東京都渋谷区神宮前五丁目52番2号青山オーバルビル14階
URL: https://www.forval.co.jp