キッチハイクといちご株式会社、宮崎26郷土から厳選した食と文化を贈るギフトを共同開発。持続可能な地域社会の実現へ

当社は、人々の豊かな暮らしを支える「サステナブルインフラ企業」です。
このたび、いちごと当社グループの株式会社宮交シティは株式会社キッチハイクと共同で、宮崎県産品の流通拡大に向けた食のカタログギフトを開発しました。宮崎県産品の販路拡大と魅力発信、また取引先事業者の流通・商品開発支援を行ってまいります。

宮崎県26郷土から厳選した産品を取り揃える「宮崎ギフト」

■ 「キッチハイク」の取り組みについて

保育園留学など地域創生の取り組みを行う「キッチハイク」が2022年11月に立ち上げた地域のカタログギフト「NIPPON LOCAL FOOD GIFT」。2023年6月にかけて、1,724の市町村単位にフォーカスしたミクロ視点のものから、県単位、エリア単位でパッケージした広域ギフトまで、様々な尺度でその土地の風土に根付いた産品を複数掲載し、「giftee.com」をはじめとしたギフトモールで一般販売しています。

いちごは、宮崎県において農業支援事業を展開し、サステナブルインフラ企業として、農林水産省および宮崎県が推進するみやざき食農連携プロジェクト（以下LFP＝Local Food Project）に参画しており、地域における持続可能なフードビジネスの創出に向けて、宮崎県内の多様な事業者と連携して様々な新商品・新サービスの開発を展開、プラットフォームの構築に取り組んでいます。

このたび、いちごとキッチハイクは連携し、「宮崎ギフト」を共同開発いたしました。今後はこのギフトの流通拡大を通して宮崎県産品の販路拡大、また取引先事業者の流通支援や商品開発支援を通して、持続可能な地域社会の実現を共に目指します。

■ 「宮崎ギフト」について

「宮崎ギフト」は、宮崎26郷土の食材を厳選して掲載したデジタル版カタログギフト。風コース（4,900円）／土コース（9,800円）の2つのコースをご用意しました。

九州の南東部、日照時間の長さが随一の宮崎県。温暖な気候が豊かな自然を育み、「日本のひなた」とも呼ばれています。地域色の濃い柑橘類から希少な南国系果実まで太陽に恵まれた地ならではの農産物はもちろん、畜産、水産にも力を入れており、県全体を通して“宮崎のうまいもん”に誇りを持つ人々で活気に溢れています。そんな宮崎の人々に教わるとっておきの食材を、「おいしい」の裏側にあるストーリーとともにお届けするギフトです。

【ポイント】

・宮崎26郷土のストーリーを散りばめた「食体験」ギフト

地域を象徴する食文化はもちろん、全国流通に出回らない希少な食材や、地元の人に取材して出会った「本当におすすめしたい食材」をセレクト。町全体で有機農業に取り組む地域の旬の野菜から全国でも類を見ない国産ライチ、県民のソウルフードのひとつである餃子、加工品を詰め合わせた宴会セットまで、約8品の中から楽しく選ぶことができます。記憶に残る「食体験」を通して、食べ手と地域の間につながりを生み出します。

・宮崎の目利き選りすぐりのラインナップ

宮交シティ内にある「みやざきサンクスマーケット」は、宮崎26郷土の食材が揃う“良食市場”。

店舗で取り扱いのある食材を中心に、なぜその地域で作られているのか、文化や風土が育む食材の裏側にあるストーリーを知り尽くした目利きが太鼓判を押す食材をセレクトしました。他のギフトではなかなか味わえないオリジナル企画商品も掲載しています。また今後は、熱量高く地域を盛り上げる生産者、LFP会員の食材や開発商品なども継続して追加掲載予定。県外からもグルメが訪れ、食の宝庫と呼ばれる宮崎が誇るギフトを目指します。

・贈る人も贈られる人も嬉しい、選べるギフトシチュエーション

ギフトの受け渡しは、決済後、メールやSNSで専用URLを送るだけ。受け取った人は、専用のWebサイトから好きなタイミングで好きな商品を注文できます。一方、相手に直接渡したいシーンでは、オリジナルギフトカードの制作が可能。表面は企業ロゴやご希望の写真・メッセージを入れることができ、裏面のQRコードから専用Webサイトにアクセスしていただきます。訪問先への手土産や社内福利厚生のバースデーカードなど、ユースケースに合わせて世界でひとつだけのオリジナルギフトが実現します。どちらも注文はスマホ一台で完結、手間なく気軽に使えるギフトです。
※「ギフトカードタイプ」は、現在法人限定のオプションメニューとなっております。

みやざき食農連携プロジェクト（LFP：Local Food Project）

令和3年度より、農林水産省が全国へ推進する、農林水産物の有効活用と持続可能なビジネスモデルの創出を目的とした地域食農連携プロジェクト（LFP）。モデル地域としても注目される宮崎県では、豊かな食資源の高付加価値化を軸に、農林漁業者、加工、販売、観光、大学、地域商社など多様な食品産業関係者が参画して、各々の知識・技術・経験等が結集する「みやざきLFPプラットフォーム」を構築しています。いちごは立ち上げ当初から会員として参画し、ソラシドエアと連携し空陸一貫高速小口貨物輸送を活用した首都圏と宮崎の地域産品の相互消費拡大を目指す事業等に取り組んでいます。

宮崎ギフトは、LFP会員の農産物を積極的にセットアップし、また今後、上記プロジェクトで開発された商品をギフトモールへの販路に載せることで、継続した宮崎事業者の販路支援を目指してまいります。