シコーには「米袋の生産には繁忙期と閑散期の波があり、閑散期には工場の稼働率が上がらない」という長年の悩みがありました。今年2月に代表取締役社長の白石が個人のツイッターアカウント(@Tadaomi19)で自ら米袋を被った状態の写真と合わせて「閑散期にできる仕事はないか」と投稿したところ(以下『2.5万いいねを獲得した投稿』)、6月時点までで2.5万以上のいいねがつき、50個以上のアイデアが集まる結果となりました。その中で機織作家のmusubi氏(Twitter:
@musubi_1217, Instagram:musubi_tunagaru)とのご縁が生まれ、同氏が阪急うめだの催事として企画する「こめぶくろの学校」に米袋の製造会社として出店する運びとなりました。
・2.5万いいねを獲得した投稿
新しい米袋「よろず米袋」を発表
上記の投稿をきっかけに白石の元には多岐に渡る米袋活用のアイデアが集まりました(以下『ツイッターで頂いたアイデア一覧』)。これらのアイデアを現実のものとするために製袋メーカーとしてシコーが最終的に出した答えは「何でも入れられる大きなサイズを提案し具体的な用途を購入してくれたお客様に委ねる」というものでした。何でも入れられる物入れ、あるいはレジャー用途等で使いやすいようにサイズ感を見直すべく30kg米袋用の製造設備を特別調整し、また袋の表面にはが古くから米袋製造で使用しているフレキソ印刷機を駆使して2種のデザインパターンを用意しました。
(フレキソ印刷:凸版印刷の一種で、樹脂製の版にインキを付着させ、紙に転写する方式)
・ツイッターで頂いたアイデア一覧
・商品名「よろず米袋(こめぶくろ)」
仕様1:マルチに使えるベーシックモデル(裏面には取説を兼ねたクスっと笑えるグラフィック)
販売価格880円(税込)
仕様2:イベント用に用意した季節限定の特別デザイン
販売価格1760円(税込)
ワークショップについて
「こめぶくろの学校」でシコーは製袋メーカーとして72年の歴史で初めてのワークショップを行います。参加者は10kgの精米を入れる紙袋に好みのデザインを施した後、紙バンドをつけて世界にひとつだけの米袋リュックを作ることができます。このワークショップを提供するのは法人営業を生業とし米袋を熟知するシコーの営業担当者達です。普段とは異なるお客様を相手に貴重な体験ができることを担当者一同心待ちにしています。
・ワークショップで使用される素材イメージ
「HANKYUこどもカレッジ」および「こめぶくろの学校」について
阪急うめだ本店が開催する「HANKYUこどもカレッジ」は「勇者はきみだ!新しいことに挑戦する夏へ!」というコンセプトのもと、見て、作って、体験しながら楽しく学べる200もの講座が用意されたイベントです。
その講座のひとつである「こめぶくろの学校」では、小さな子供から付き添いの大人まで一緒に米袋にまつわる体験を楽しむことができます。
本催事に関するWebリンクは以下の通りです。
https://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/kodomocollege/index.html
シコーの代表取締役社長、白石忠臣は次のようにコメントしています。
「ツイッターのバズ投稿をきっかけに多くの方々から米袋の用途アイデアを頂戴しました。投稿直後は通知で鳴り止まない携帯電話に驚きましたが、沢山のアイデアへの感謝の気持ちをこのように形にできたことを大変嬉しく思います。多くの方々が本催事に足を運び米袋の持つ良さを体験して頂けることを願っています」
シコー株式会社について
シコー株式会社は1950年に大阪紙工株式会社として設立以来、産業用包装容器(クラフト重包装袋・プラスチックダンボール・PE重包装袋 等)の安定供給を使命に72年の歴史を積み重ねてきました。人口減少に伴い日本の市場が縮小していく中で「デジタルマーケティング」と「技術革新」で顧客ニーズへのソリューションを提供しています。
このような目的を持った行動から生まれる感動が、社員の成長の原動力となり、その共鳴が会社を発展させます。長年培ってきた〈感動の共有〉を基に、「未来志向のオモロイ会社」を目指していきます。
当リリースに関するお問い合わせ先
シコー株式会社
大阪府大阪市北区梅田1-1-3-1500 大阪駅前第三ビル15階
担当: 代表取締役社長 白石忠臣
電話番号: 06-6345-8456
Email: info@siko.co.jp
URL: http://www.siko.co.jp/