富士通、スペインの調査会社Informa D&B社と戦略的提携、説明可能なAIを企業の財務やリスク分析情報を提供するサービスに活用

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当社は、スペインの調査会社であるInforma D&B S.A.(インフォーマ)(注1)(以下、Informa D&B)と、企業の新たなビジネス創出を信頼性の高い情報提供により支援するため、Informa D&B社の企業や市場に関する財務やリスク分析などの情報を提供するサービスに説明可能なAIを活用する戦略的提携に2023年6月27日に合意しました。

Informa D&B社は、スペインとポルトガルにおける約700万におよぶ企業の財務諸表や年次報告書、監査報告書などの様々なデータを財務やマーケティング、リスクなどの観点から分析し、その結果をユーザにサービスとして提供しています。
両社は、今回の戦略的提携によって、Informa D&B社の膨大なデータ分析を行う本サービスに説明可能なAIを活用し、分析結果だけでなくその根拠も明示できるサービスを新たに開発することで、高い透明性と信頼性を担保したサービスの提供を目指します。

【Fujitsu Spain, President, Ángeles Delgadoのコメント】

当社は、Informa D&B社との戦略的提携に合意できたことを大変喜ばしく思っています。この提携を通して、説明可能なAIが有するポテンシャルを、スペインのInforma D&B社のサービス利用者の450万人の方に体験してもらいたいと思います。

【Informa D&B, CEO, Juan Mª Sainzのコメント】

Informa D&Bの不可欠な要素であるデータベースに説明可能なAIを適用するという挑戦は、Informa D&Bがクライアントに提供するソリューションのフレームワークにおいて、関連するマイルストーンと質の向上をもたらします。私たちにとって、革新性や信頼性、透明性はすべての製品の構築に不可欠な要素であり、本提携はこれらすべての要件を満たしています。

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【注釈】

注1 Informa D&B S.A.
  本社所在地 スペイン マドリード州、CEO Juan Mª Sainz

【当社のSDGsへの貢献について】

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。当社のパーパス(存在意義)である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。

                   本件が貢献を目指す主なSDGs

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