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経営体制変更の背景
当社は、起業家の世界観に投資をしています。投資対象は、創業前のプレシード期にある起業家です。ビジネスモデルが確立されていない時期から投資を行い、その世界観を磨き上げ、事業を通じて社会に届けるための活動に、伴走しています。
そして同時に、起業家に伴走する当社としても、同様に世界観を起点として組織づくりを進めてきました。各メンバーの世界観を事業戦略へと落とし込むために、自律型の経営を実践してきました。
次なる挑戦は、これからの時代に求められる新たな経営者のモデルを探ることです。組織メンバーの世界観を事業戦略へと反映させるために、経営者の役割はどうあるべきなのか。これを探るために、まずは当社自体が経営体制を変更し、実験をしていきます。
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就任にあたって
高岡 泰仁(代表取締役社長CEO)
起業家の世界観に投資する会社として、これまで事業づくりに取り組んできました。また、それと同時にGOBという組織自体もメンバーの世界観を大事にしています。
わたしが大事にしていることに会社というのは人を幸せにするために存在しているというものがあります。これからの社会において人が幸せになる組織とはどのような形なのか、そしてそんな会社が生み出す事業はどのような形になるのか。そして、メンバーの感性を起点にした各々の世界観をGOBとして社会に広く共有していくと社会にはどんな選択肢が増えるのか。その過程を、今後もわたし自身が夢中であそびながら探求し育んでいきたいと思います。
山口高弘(代表取締役会長)
GOBでは起業家の世界観を信じてその具現化に投資し、一緒に汗をかいてきました。起業家の世界観は際立っているほどその具現化には時間がかかり、社会からの支持をすぐには得られないことが非常に多いです。そのような長い時間を共に伴走し世界観が事業としての形を成し、社会を変えていくことに創業以来一貫して取り組んできました。
今後は世界観主導の事業づくりを支えるGOBの基盤拡張に向けて新たな体制を構築し、一つでも多くの世界観が事業として世に送り出されることに挑戦し続けたいと思っています。
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GOB Incubation Partners株式会社について
GOBは、 ESG志向の事業創造に投資する会社です。E(環境)やS(社会)の課題に取り組むと同時に、 これらの持続可能性を考慮した事業を成立させるためには、 G(ガバナンス)の視点が大事になります。GOBでは起業家や事業責任者とともに日々事業を作るなかで、事業開発の型を開発。それをもとに、起業家の価値観・世界観に寄り添い、かつビジネスとしての利益を両立させたESG型の事業創造に取り組んでいます。
体系化した事業開発の型は、起業家だけではなく既存企業での新規事業の開発支援、行政に対する支援などにも導入し、構想からビジネスモデル構築、検証、経営支援まで幅広いサポートを提供しています。輩出事業の創業時にはスタートアップ投資も行い、経営者の伴走パートナーとして持続的なESG経営を支えます。
【会社概要】
所在地:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-33-6藤和千駄ヶ谷コープ301号
代表者:代表取締役社長CEO 高岡泰仁、代表取締役会長 山口高弘
設立:2014年8月19日
事業内容:企業向け事業支援(リサーチ、コンサル、ワークショップ、アクセラレーション)、起業支援サービス事業(教育・事業創造)、スタートアップ投資事業
資本金:1,000万円
ウェブサイト:https://gob-ip.net/