食用コオロギを使用した“未来のおやつ作り”を体験できる期間限定パビリオン「サーキュラーフードセンター」がキッザニアに登場!

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 徳島大学発のベンチャー企業として、食用コオロギに関連する品種改良・生産・原料加工・商品開発・販売を一貫して国内で行う株式会社グリラス(本社:徳島県鳴門市、代表取締役:渡邉 崇人、以下「グリラス」)は、KCJ GROUP 株式会社(本店:東京都千代田区、代表取締役社長:圓谷 道成、以下「KCJ GROUP」)の企画・運営するこどもの職業・社会体験施設「キッザニア甲子園」と「キッザニア東京」の2拠点にて、期間限定パビリオン「サーキュラーフードセンター」をオープンします。

 本パビリオンはKCJ GROUPの進める「KidZania SDGs」の取り組みの一環であり、参加したこども達は、世界における食品ロス問題の現状やその解決策の一つである“サーキュラーフード”としての食用コオロギの可能性を学んだ後、実際に粉末化した食用コオロギ「グリラスパウダー」を使用したポップコーン作りを体験できます。

 

パビリオンの様子(イメージ)/体験の様子(イメージ)パビリオンの様子(イメージ)/体験の様子(イメージ)

  • イベント概要

・キッザニア甲子園
住所:兵庫県西宮市甲子園八番町1-100 ららぽーと甲子園
期間:2022年7月21日(木)~8月28日(日)
詳細:https://www.kidzania.jp/koshien/news/12811

・キッザニア東京
住所:東京都江東区豊洲2-4-9 アーバンドックららぽーと豊洲1 ノースポート3階
期間:2022年7月23日(土)~8月28日(日)
詳細:https://www.kidzania.jp/tokyo/news/12812

 

  • サーキュラーフードについて

 サーキュラーフードとは、持続可能な社会の実現にあたり、環境負荷の低減を目指し、かつ食品ロスを主要原料として活用すべく開発された新技術を用いて生産された循環型の食材及び食品のことを指します。サーキュラーフードの普及は、SDGsのターゲット12.3「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食品廃棄物を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品の損失を減少させる。」への寄与が見込めます。

 またグリラスは、サーキュラーフードの推進を通じて、2040年までに国内における年間253万トンの食品ロスの活用・循環を目指す「サーキュラーフード推進ワーキングチーム」の幹事企業です。
※サーキュラーフード推進ワーキングチームの詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000070046.html

 

  • これまでのKCJ GROUPとの取り組み

 グリラスは2021年12月より「キッザニア東京」「キッザニア甲子園」にて開催中の体験型SDGsパビリオン「キッザニアSDGsセンター」に協力する形で、食品ロス問題の実情とその解決策としての食用コオロギに関する自社の取り組みを展示してきました。また2022年7月31日(日)より、こちらと同様の内容を「キッザニア福岡」にて展示します。
※詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000070046.html

 そして今回オープンする「サーキュラーフードセンター」は、「キッザニアSDGsセンター」にて集計されたアンケートで、こども達が解決したい社会課題として最も関心の高い「食品ロス問題」に焦点を当てることを目的としたパビリオンです。

展示の様子展示の様子

  • KCJ GROUPおよびキッザニアについて

 KCJ GROUPは、3歳から15歳までのこども達の職業・社会体験施設「キッザニア東京(2006年10月開業)」「キッザニア甲子園(2009年3月開業)」「キッザニア福岡(2022年7月開業予定)」の企画・運営をしています。
 

 「キッザニア」は、現実社会の約2/3サイズの街並みに、実在する企業が出展するパビリオンが建ち並び、さまざまな仕事やサービスを体験できます。キッザニアのコンセプトは、「エデュケーション(学び)」と「エンターテインメント(楽しさ)」を合わせた『エデュテインメント』。こども達が好きな仕事にチャレンジし、楽しみながら社会のしくみを学ぶことができる「こどもが主役の街」です。

※キッザニアオフィシャルサイトはこちら(https://www.kidzania.jp/

 

  • 食用コオロギ関連事業の背景について

 2019年6月に国連より発表された報告書によると、今後30年で世界人口は77億人から97億人への増加が見込まれ、これに伴う食料問題への対応が喫緊の課題です。特に動物性タンパク質の不足は顕著であり、その解決策としてFAO(国際連合食糧農業機関)は昆虫食を推奨しています。昆虫は既存の畜産と比べてタンパク質の生成に必要な餌や水の量が少なく、限りある資源の有効活用が可能です。また温室効果ガスの排出量も少なく、環境負荷の低いタンパク源といえます。

 一方で世界では年間約9.3億トンの食品ロスが発生しており、その量は全世界で生産されている食品の約3分の1に相当します。コオロギは雑食性を持つため餌の制限が少なく、グリラスでは食品ロス由来100%の餌でコオロギの飼育を行っています。これらの特徴からグリラスは、捨てられるはずの食品ロスを新たなタンパク質へと循環させることのできる食用コオロギを“サーキュラーフード”と位置付けて、食用コオロギ関連事業を行っています。
※食用コオロギ関連事業の詳細はこちら(https://gryllus.jp/why-cricket/

 

  • グリラスオリジナルブランド「C. TRIA」について

 グリラスではサーキュラーフードをコンセプトとしたオリジナルブランド「C. TRIA(シートリア)」を展開しています。これまでに、「2021年日経優秀製品・サービス賞 日経産業新聞賞」を受賞した2種を含む商品を複数開発し、現在は小売向け商品として大判クッキーとプロテインバーをコンビニエンスストアにて販売しています※。
※コンビニエンスストアで展開中の商品に関する詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000070046.html

 

  • 株式会社グリラスについて

 グリラスは、徳島大学における30年に及ぶコオロギ研究を基礎とした、世界でもトップレベルの知見やノウハウを持つフードテックベンチャーです。徳島県美馬市の2つの廃校をそれぞれ生産拠点・研究拠点として整備し、食用コオロギに関連する品種改良・生産・原料加工・商品開発・販売を一貫して行っています。

 

・社名     :株式会社グリラス(https://gryllus.jp/
・事業内容   :⾷⽤コオロギの⽣産
         ⾷⽤コオロギを⽤いた⾷品原材料および加⼯⾷品の製造、販売
         ⾷⽤コオロギの研究開発 等
         動物用コオロギの生産、販売 等

         (https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000070046.html
・代表取締役   :渡邉 崇人
・所在地     :徳島県鳴門市撫養町黒崎字松島45-56
・生産拠点    :徳島県美馬市美馬町字南原22-1
・研究拠点    :徳島県美馬市美馬町字入倉657
・資本金     :5億2,210万円(資本準備金等を含む)
・設立      :2019年5月

 

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