https://www.muji.com/jp/ja/event/event_detail/?selectEventId=6496
レモネードスタンドはアメリカに住む小児がんの女の子が治療開発の研究資金を集めるために庭先でレモネードを売ったことが始まりです。現在この活動は世界へ広がり、福岡でも2009年から天神パサージュ広場等で開催しています。
-
小児がんとは
0歳から15歳の子ども達が罹患する悪性腫瘍(がん)の総称で、白血病、脳腫瘍、骨肉腫、神経芽腫などがあります。日本では毎年約2,500人の子どもたちが「小児がん」と診断されています。
医療の進歩によって、小児がんの治療は向上し、小児がんの約80%が寛解を迎えるようになりました。 しかし、小児がんの多くは希少疾患であり、治療が難しい病気の子どもたちを救うための治療研究には、まだまだ支援が必要です。
そして辛い治療を終えて社会に戻った子どもたちはその後も最初や治療による晩期合併症などの健康状態に対する悩みが絶えないのものです。医療の進歩によって不治の病から治る病気となった小児がんですが、「治る=心配がない」のではなく、「病気と歩んでいく」ことになったのです。
入院中の家族のサポートや治療中の就学、長期フォローアップを受けながらでも就職、就労が継続できるように社会の理解と合わせてサポート体制と支援が必要とされています。
-
レモネードスタンドについて
アメリカに住むアレックス(Alexandra Scott)は1歳直前に神経芽細胞腫を発症しました。再発や仲間の死を経験した彼女は、小児がんの子ども達のために募金を集めようと⾃宅前でレモネードスタンドを開くことにしました。
Alex‘s Lemonade Stand for Childhood Cancerの看板を掲げて開いたお店には話を聞いた多くの人々が訪れ、
1日の売り上げは2,000ドルに達しました。
2004年にアレックスは8歳で亡くなってしまいましたが、その後もその意思を引き継いだ両親や友⼈、また世界中の⼈々が「⼩児がんの⼦ども達のために」というアレックスのレモネードスタンドへの想いを引き継ぎ活動しています。
日本でも英語の学校教材として取り上げられるなど「レモネードスタンド」という活動が徐々に広まってきています。学校の文化祭や地域のお祭り、、企業のイベントなどでレモネードスタンドを開催し、集まった寄付は小児がん支援に活用されています。
認定NPO法人にこスマ九州は「広げよう笑顔の輪」を合言葉に、小児がん経験者を支援する団体です。運営は小児がん経験者を中心に医師、看護師、臨床心理士などのスタッフが共に行っています。2009年に有志が集まり活動を始め、2012年にはNPO法人に移行。活動を継続的なものにするため、寄付いただいた方、会員の方が税制控除を受けることができる「認定NPO法人」を2016年6月に取得しました。
主な活動は小児がん経験者のための交流キャンプ「にこスマキャンプ」小児・AYA世代のための茶話会「にこトーク」小児がん経験者のその家族の集い「にこスマ家族の集い」の交流会を開催。
その他、小児がん経験者などに対する就労支援事業や小児がんに対する啓発活動を行なっている。
小児がんに対する啓発活動では、小児がんの子ども達が描いた絵を集めた「にこスマチャリティカレンダー」や「レモネードスタンド」、9月の「世界小児がん啓発キャンペーン」、2月15日の「国際小児がんデー」などを行なっている。
認定NPO法人にこスマ九州
〒815-0032 福岡市南区塩原4-3-6-101
[TEL] 092-553-6408
[MAIL] info@nicosuma.net
[WEB] https://nicosuma.net
[Facebook] https://www.facebook.com/nicosuma.kyusyu/
[Instagram] http://instagram.com/nicosuma_kyusyu/