計40チーム、120人が参加し、佐賀県代表に輝いたのは佐賀市役所の職員で組まれた「佐賀市美化活動ボランティアサークル」チーム。本チームは、2023年10月に東京都内での開催を予定している、全国47都道府県の予選大会を勝ち抜いたチームが出場する全日本大会「スポGOMI ワールドカップ 2023 日本 STAGE」に進出。2023年11月に日本で開催予定で、日本を含め世界21カ国の代表が集う「スポGOMI ワールドカップ 2023」への出場を目指します。
スポGOMI(SPOGOMI)は「スポーツ×ごみ拾い」の略で、3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツです。
2023年度に初開催となるスポGOMIの世界大会「スポGOMI ワールドカップ 2023」は、スポGOMIの国際的な普及を促進するとともに、国や世代を問わず海洋ごみの削減活動に参加いただく機会を日本から創出し、海洋ごみ削減の世界的ムーブメントにつなげていくことを目的として、日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施するものです。
<参考>
■スポGOMIとは https://www.spogomi.or.jp/
■「スポGOMI ワールドカップ」全体概要
-
イベント概要
・日程 2023年6月10日(土)
・開催場所 東与賀海岸
・参加人数 1チーム3名×40チーム=120人
・協力団体
企画・支援・総括:日本財団
大会運営:(一社)さがクリエイション、(一社)ソーシャルスポーツイニシアチブ
協力:(株)ファーストリテイリング
-
優勝は「佐賀市美化活動ボランティアサークル」!拾ったごみの総量は圧巻の20.13kg!
全40チームが参加した佐賀 STAGEは、東与賀海岸を舞台に親子や学生、社会人などのチームが海岸のごみを拾いました。結果、佐賀市役所の職員で組まれた「佐賀市美化活動ボランティアサークル」チームが、ごみ総量20.13kg/2203.6ポイントを獲得し、準優勝チームに175.9ポイント差をつけて優勝しました。2023年10月に東京で行われる予定のスポGOMI ワールドカップ 2023 日本 STAGEでも好成績が期待されます。
-
佐賀 STAGEで集められたごみの総量は68.285kg
今大会の会場となった東与賀海岸は、有明海湾奥部に広がる泥の干潟です。そのため泥が堆積している場所も多く、参加者の服や靴などを泥だらけにしながら一生懸命ごみを拾う姿が印象的でした。岩場の隙間に落ちているごみや茂みの中に隠れているごみを見つけ出し、参加チーム全員で総量68.285kgと多くのごみを拾い集めました。
-
優勝チームコメント
普段から職場周辺のごみ拾い活動を自主的に行っていることもありスポGOMIワールドカップ佐賀 STAGEに参加した。多くの参加者の方と一緒にごみ拾いをすることで、ごみ問題を改めて考える良い機会となった。周りのみなさんが非常に一生懸命ごみを拾われていたので、負けないように頑張った結果優勝できたと思う。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容 :ゴミ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらゴミを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までゴミを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすい街づくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に付与することを目的としております。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、
幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。