【高槻市】小学校給食の恒久的無償化や水道の基本料金無償化など約16億円の予算を取りまとめ

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高槻市は、6月21日に開会する市議会定例会に提出する補正予算を取りまとめました。4月に市長選挙が行われたため、当初予算は継続事業等の骨格予算としており、今回の補正予算は、新規施策や政策予算を中心として編成しています。

補正予算の主な内容としては、小学校給食を恒久的に無償化するため(中学校給食は恒久無償化済)、8月からの無償化にかかる予算を計上しているほか、物価高騰の影響を受けている家庭・事業者への支援として、水道の基本料金の無償化や福祉・保育施設、医療機関等への支援金など計約10.8億円を計上。そのほか、JR高槻駅北(高槻駅前線)の無電柱化・美装化に向けた予算や新生児聴覚検査の費用助成、学校図書の充実などの新規・拡充事業などを含め、補正予算額としては、一般会計15.6億円、水道事業会計105万円としています。

1.主な補正予算内容    ※(新)は新規事業、(拡)は拡充事業。金額は補正予算額

【都市機能】

  • (新)高槻駅前線(JR高槻駅~上宮天満宮)の無電柱化・美装化を推進 43,700千円

  • 水道料金(基本料金)の4か月分無償化 515,676千円

【子育て・教育】

  • (拡)ひとり親家庭における養育費の履行確保を支援(公正証書の作成費用等を助成) 1,400千円

  • (新)新生児聴覚検査の費用助成を実施  6,016千円

  • (新)小学校給食費の恒久的無償化(8月~)458,784千円

  • (拡)家庭学習支援事業を小学校5・6年生へ拡大  8,977千円

  • (新)学校図書の充実(「学校図書シン100万冊計画」の推進)73,533千円

【健康・福祉・医療】

  • (拡)障がい児者の歯科診療を行う口腔保健センターの診療日数を拡充(診療日を週2日から週3日に) 5,356千円

【行財政】

  • 市制施行80周年を記念した各種事業を実施 4,000千円

  • (拡)全庁的なDX施策の推進、中核となる職員の育成  2,090千円

2.物価高騰等対策関連予算措置内容  10.8億円   ※金額は補正予算額

【市民に対する支援】

  • 【市独自】水道料金(基本料金)の4か月分無償化(再掲)  515,676千円

  • 【市独自】小学校給食費の恒久的無償化(8月~)(再掲)  458,784千円

【事業者等に対する支援】

  • 【市独自】物価高騰の影響を受けている社会福祉施設等に対し、支援金を支給  8,000千円

  • 【市独自】物価高騰の影響を受けている保険医療機関及び保険薬局に対し、支援金を支給  75,000千円

  • 【市独自】物価高騰の影響を受けている教育・保育施設等に対し、支援金を支給  15,200千円

  • 【市独自】物価高騰の影響を受けている農産物販売農業者に対し、支援金を支給  6,138千円

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