6月に入り各地で梅雨入りの発表がされるようになりました。稲作や夏期の渇水などには恵みの雨ですが、昨年は急に気温も高くなるなど、“熱中症”にも気を付けなければならない季節の始まりでもあります。
“熱中症”と聞くと、以前は真夏の外出時や運動をする際に気を付けるべきことと捉える方が多かったと思いますが、実は、高温多湿な状況になる梅雨時や家の中にもその危険性が潜んでいます。
消防庁が昨年10月に発表した資料に掲載された「熱中症による救急搬送状況」によると、6月から急激に搬送者数が増えていることがわかります。
そこで今回、浄水型ウォーターサーバー「every frecious(エブリィフレシャス)」を展開する富士山の銘水株式会社は、会員にむけて「夏の生活に関するアンケート」を実施し、屋内や外での暑さ対策などについて調査を行いました。
アンケート調査の結果とあわせ、屋内での熱中症の危険が潜む注意箇所やウォーターサーバーを使って簡単にできるサマードリンクのレシピをご紹介します。
【調査サマリー】
■水分補給をするのは「喉が渇いた時」が最多。こまめに摂取しているのはわずか30%弱。
■40%が1日にとる水は1L以下。サーバー導入によって水を飲む頻度は圧倒的に増える傾向に。
■ウォーターサーバーを利用して飲むのは水が最も多い。
■暑さ対策、外出時には「水分補給」が最も高く約90%に。一方で自宅では76%にとどまる結果に。
■外出時にマイボトルや水筒で水分補給をしているのは男女ともに半数を超え、女性では8割に。
■住居内での熱中症救急搬送が多いことは過半数が知っているが、若年層では認知度は下がる。
【調査概要】
■調査名 :夏の生活に関するアンケート
■調査地域:全国
■調査対象:浄水型ウォーターサーバー「every frecious」 利用者
■調査期間:2023年5月2日~2023年5月8日
■回答総数:4,442件(性別:男性31%/女性68%/未回答1%)
■調査主体:富士山の銘水※本資料をご使用になる際は、富士山の銘水調査と明記ください。
- 水分補給をするのは「喉が渇いた時」が最多。こまめに摂取しているのはわずか30%弱。
「水分補給をするのはどんなタイミングですか」と聞いたところ、「喉が渇いた時」が最も多く65%、次いで「起床後」「食事のタイミング」「入浴後」という回答が半数を超える結果となりました。
喉の渇きを感じた時にはすでに脱水が始まっている状態ともいわれていますが、「意識せずにこまめにとっている」という回答は、わずか29%と3割にも満たない結果となりました。こまめな水分摂取の習慣づけや注意喚起をする必要がありそうです。
また「入浴後」という回答が52%なのに対し、「入浴前」という回答は17%と、差が大きく開いています。入浴をしている最中にも、気がづいたら脱水状態ということも起こる可能性があるため、入浴前の水分摂取も重要です。
運動や入浴の後に、冷たい水を一気にのむ爽快感を感じたことがある人も多いかと思いますが、熱中症にならないためには、渇きを感じる前に150ml~200mlをこまめに摂取することが大切です。
- 40%が1日にとる水は1L以下。サーバー導入によって水を飲む頻度は圧倒的に増える傾向に。
「1日どれくらいの量の水をとっていますか?」と聞いたところ、最も多い回答は「0.5L~1L」で35%となりました。1日に必要な水分摂取量は1.5L~2L程度といわれており、「~0.5L」と答えた人も合わせ40%もの人が、必要量を満たしていないということがわかりました。
その一方で、ウォーターサーバーを導入することで「水を飲む頻度が増えたか?」を聞いたところ、「増えた」「やや増えた」と答えたのは86%となりました。
水分摂取の絶対量としては足りていない人がまだ多い傾向にはありますが、ウォーターサーバーを導入することによって、水分摂取の機会は増えていることがうかがえます。
- ウォーターサーバーを利用して飲むのは水が最も多い。
「夏はウォーターサーバーを利用して何を飲むか」を聞いたところ、「水」が最も多く87%となりました。次いで、「コーヒー」「緑茶、紅茶」と続き、サーバーの利用により、水以外の飲み物も手軽にとることができている様子がうかがえる結果となりました。
熱中症予防の点でみると、利尿作用のある成分が含まれるコーヒーやお茶類を摂りすぎず、水を意識して摂取することが大切です。
- 住居内での熱中症救急搬送が多いことは過半数が知っているが、若年層では認知度は下がる。
「熱中症による救急搬送が最も多い場所はどこだと思いますか?」と聞いたところ、全体の56%が「住居」と答え「屋外」「道路」と答えた44%を上回りました。
年代別に見た時には、20歳代のみ「屋外」が「住居」を上回っており、若年層ほど住居内など屋内での熱中症リスクへの意識が低いことがわかりました。
- 暑さ対策、外出時には「水分補給」が最も高く約90%に。一方で自宅では76%にとどまる結果に。
「夏の暑さ対策」について外出時と自宅での対策方法を聞いたところ、外出時には「水分補給が」最も多い回答となり89%の回答となりました。一方で自宅では「エアコン」が最も多い90%の回答となり、水分補給は2番目に多いものの76%となりました。
- 外出時にマイボトルや水筒で水分補給をしているのは男女ともに半数を超え、女性では8割に。
外出時に「水分補給のためにマイボトルや水筒を利用しているか」を聞いたところ、男性では62%、女性は80%もの人が「はい」と答えました。
男性の方が少ない傾向ですが、多くの人が水分を持参して外出していることがわかりました。今年はこれまでより外出の機会が増える人が多くなると考えられるため、マイボトルや水筒をの需要も高まることが推察されます。
- 家の中こそキケンがいっぱい!?梅雨時の熱中症とは
家で過ごすことが多かったここ数年、家の中での熱中症にも注意喚起がされるようになりました。
実は、炎天下にいるときよりも屋内にいるときの方が熱中症になりやすいといわれています。特に、通気性が悪く、熱がこもりやすい場所は要注意です。室温が28℃、湿度が60%を超えたら高温多湿状態になっています。気温が高くなる最近の梅雨時期は、室内が高温多湿状態になりやすく、本格的な夏時期よりも汗をかいていることに気づきにくいため、気づかぬうちに脱水症状が進んでしまうこともあります。
「まだ梅雨時だから」「室内にいるから」と油断をせずに、喉の渇きを感じる前にこまめにコップ1杯程度の水を摂る習慣づけが大切です。
要注意!?屋内の高温多湿スポット
●キッチン
火を使うため、気温・湿度ともに上がりやすい。換気扇を回して空気の流れをつくり、極力短時間で調理するなど工夫を。
●トイレ
構造上狭くて熱がこもりやすい。さらに常に水があるため、湿度も高くなりがち。換気扇を回したり、窓を開けたりするのを忘れずに。
●お風呂場
湿度が高く、入浴後も汗が出やすい場所。40℃のお風呂に10分つかると約500mlの汗が出るため、入浴前のコップ1杯の水がおすすめ。
●高層マンションの上階
高層の上層部の部屋は窓を開けられないケースもあり、高温になりやすい場所。空調を活用し温度・湿度のコントロールを。
●睡眠中
人は寝ている間にも、約180~320mlも汗をかくそう。枕元に水を用意して、寝る前や起きた後にコップ1杯程度の水を飲む習慣を。
- 効率的に水分補給を!手軽にできる、サマードリンクレシピ
汗をかくと水溶性のビタミンやミネラルが流れ出てしまいます。フルーツや野菜をカットして水に浸してエキスを抽出するデトックスウォーターはさまざまな栄養素をヘルシーに効率よく摂取することができるのでおすすめです。
●レモンジンジャーシロップで夏バテ、夏風邪を予防!
果汁や皮に含まれる精油成分の「リモネン」によって、交感神経が活性化され血流が良くなる効果も。生姜の香り成分は、夏バテ解消にも。
●パイナップルとミントで疲労回復をサポート
酸味と甘みが際立つパイナップルの酵素は、腸内環境を整える作用があるといわれ、ビタミンB1の疲労回復効果も期待できます。さらにミントが整腸作用も促します。
●材料を混ぜるだけ!脱水症状の応急処置に「経口補水液」 脱水かな?と感じたら
熱中症の初期症状に有効なのが、飲む点滴とも呼ばれている経口補水液。水に塩と糖分を一定の割合で配合した経口補水液は、体液とほぼ同じ浸透圧なので、体への吸収率が高く、脱水症状を素早く改善します。ウォーターサーバーの水を使ってぜひ作ってみては。
- ウォーターサーバーがあれば、簡単便利に水分補給が可能!熱中症対策にも
調査からもウォーターサーバーを導入することで、水分摂取の機会が増えることがわかっているため、仕事や家事の合間のブレイクタイムだけでなく、日常の水分補給の習慣づけによって熱中症対策にも一役買うことが期待されます。
富士山の銘水では、家族構成やお料理の頻度、インテリアへのこだわりなど、様々なライフスタイルにもフィットする製品を各種提供しています。人気機種を一部ご紹介。
お子さまがいる家庭や料理をたくさんする人に!
たっぷりお得に飲める浄水型サーバー「every frecious」シリーズ
「every frecious tall(エブリィフレシャス・トール)」
“使いやすさ”をデザインした床置きタイプの浄水型サーバー。冷水・温水のほか常温水や高温水など6段階の温度設定ができるのが特長です。
たっぷりお得に使える定額制で、飲み水はもちろん、料理や調乳など様々なライフシーンで活用いただけます。
<製品スペック>
カラー :マットホワイト / マットブラック(2色展開)
サイズ :幅290mm / 奥行363mm / 高さ1,125mm
重さ :19.7kg
タンク容量:合計8.7L=貯水5.7L / 温水1.5L / 冷水1.5L
消費電力 :冷水= 80W / 温水=350W
高品質な富士山の天然水をお届け。コーヒー機能付きモデルも
「FRECIOUS 」シリーズ
「FRECIOUS dewo(フレシャス・デュオ)」
業界で初めて「グッドデザイン賞」&「キッズデザイン賞」を受賞。
機能的でありながら、お部屋に馴染むシンプルさは幅広い層に支持されています。軽量7.2Lのウォーターパックを採用。使用後は小さく折りたためて家庭用ごみとして捨てられます。
<製品スペック>
カラー :スカイグレー、メタリックブラック、ミルキーベージュ、ペールブルー、ローズトープ(5色展開)
サイズ :幅290mm / 奥行363mm / 高さ1,125mm
重さ :20.0kg
タンク容量:冷水=1.5L / 温水=1.5L
消費電力 :冷水= 80W / 温水=350W
「FRECIOUS Slat+cafe(フレシャス・スラット+カフェ)」
コーヒーメーカー内蔵の2in1モデル。UCCが独自開発した「DRIP POD®」システムが内蔵され、プロが淹れた本格ドリップコーヒーの味わいを1杯から気軽に楽しめます。ウォーターサーバーとコーヒーメーカーの一体化により、省スペースに。
<製品スペック>
カラー :マットホワイト / マットブラック(2色展開)
サイズ :幅290mm / 奥行350mm / 高さ1,110mm
重さ :25.5kg冷水=1.5L / 温水=1.5L
タンク容量:
消費電力 :冷水= 90W / 温水=430W ドリップ抽出=1,250W / 最大消費電力=1,340W