日本ティーマックスソフト、バンキングシステムプロバイダーのSBJ DNXと提携し、金融機関向け「脱メインフレーム+クラウドバンキングシステム」のハイブリッドソリューション提供に向けた協業を開始!

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リホスト&リアーキテクチャ・ソリューション、各種ミドルウェア等のプロバイダである日本ティ―マックスソフトは、バンキングシステムプロバイダーの株式会社SBJ DNXと提携し、金融機関向け「脱メインフレーム+クラウドバンキングシステム」のハイブリッドソリューション提供に向けた協業を開始いたします。日本TmaxSoftの「OpenFrame」とSBJ DNXのクラウドバンキングシステムを連携し、地方銀行・信用金庫・信用組合の脱メインフレーム・クラウド移行・デジタル化といった金融DX実現を強力にサポートします。

メインフレームのリホスト&リライト・ソリューション、各種ミドルウェアのプロバイダである日本ティーマックスソフト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:羅 鍾弼(ラ・ジョンピル)、以下日本TmaxSoft)は、株式会社SBJ DNX(エスビージェー・ディーエヌエックス)(本社:東京都港区、代表取締役社長:金 桂煥(キム・ゲファン)、以下SBJ DNX)と、金融機関向け「脱メインフレーム+クラウドバンキングシステム」のハイブリッドソリューション提供に向けた協業を開始いたします。

このハイブリッドソリューションは、日本TmaxSoftのメインフレーム・モダナイゼーション・ソリューション「OpenFrame(オープンフレーム)」とSBJ DNXのクラウドバンキングシステム「AiTHER(アイテル)」が連携したものです。これを活用し、地方銀行・信用金庫・信用組合の脱メインフレーム・クラウド移行・デジタル化といった金融DX実現を強力にサポートいたします。

■SBJ DNXとTmaxSoftで地銀・信金・信組の脱メインフレームをサポート!

(SBJ DNXの金融パッケージ:「AiTHER」と、TmaxSoftの「OpenFrame」が金融DX実現のため、リホスト・リライト(リアーキテクチャ)ソリューションのハイブリッドソリューションを提供)

SBJ DNXの「AiTHER」は、日本国内で10年以上の稼働実績がある、コア機能とサブ機能が一体となったオール・イン・ワンのクラウドバンキングシステムです。日本では、SBJ銀行のほか、東京きらぼしフィナンシャルグループ傘下のデジタル銀行「UI(ユーアイ)銀行」(2022年1月開業)でも採用されています。

TmaxSoftのモダナイゼーションソリューション「OpenFrame」は、オープン用のミドルウェアを提供し、メインフレームの資産のクラウドでの運用を可能にするソリューションです。日本でも大手保険会社・運送会社などの脱メインフレームに採用されており、クラウド上で運用されています。

「AiTHER」と「OpenFrame」は共に、TmaxSoftの提供する金融フレームワークの上で運用されており、ミドルウェアレベルで連携しております。

このハイブリッドソリューションにより、地銀・信組・信金の脱メインフレーム・クラウド移行・DX化を、各金融機関様のご要望に合わせリホスト・リライトで独自の業務を維持しながら、金融パッケージ標準化による低コストでの実現をサポートいたします。

※1)リホスト:現状のアプリ(プログラム言語・ビジネスロジック)を変えずに、ハードウェア・OSをパブリッククラウド・Linux等に移行すること(例:COBOL to COBOL、PL/I to PL/I)。業務のロジック等の変更はない。

※2)リライト:ハードウェア・OSをパブリッククラウド・Linux等に移し、アプリケーションは自動変換(コンバージョン)ツールなどを活用して、古いプログラムを新しい開発言語で書き換える。

(例:COBOL、PL/I to Java)。

※3)リアーキテクチャ:オンプレミスで利用されていた一つの固まりとしての「システム」を、「複数のモジュール」や「サービスを利用するシステムモデル」に分割(リアーキテクチャ)すること。プログラムの外部的動作を変えることなく、ソースコードの内部構造を改善するリファクタリング(refactoring)を適切に行うこと。「OpenFrame21」でのリアーキテクチャアプローチは、リホストによってクラウド移行した資産のJAVA化とマイクロサービス化のクラウドネイティブ化(リフト)を行うこと。

●SBJ DNX代表取締役社長:金 桂煥(キム・ゲファン)氏のコメント: 

「人口減少・少子高齢化や超低金利の長期化、フィンテック、金融の規制緩和、法改正、コロナによる経済変化、スマホなどのテクノロジーなど、銀行をとりまく環境は大きく変化しており、金融機関のデジタル化は緊急の課題となっています。弊社のクラウドバンキングシステム「AiTHER」は、これまで新韓銀行と海外20ヶ国、日本ではSBJ銀行・UI銀行で導入され、安定稼働の実績があります。TmaxSoftの「OpenFrame」と当社の「AiTHER」を組み合わせることで、地銀・信金・信組をはじめとした金融機関様の脱メインフレーム・デジタル化をより安全・安心・低コスト・短期間移行できるようにサポートいたします。金融機関様におかれましては2社のソリューションを活用し、地域活性化・デジタルネイティブ世代へのアプローチなどに繋げて頂きたいと存じます。」

●日本ティーマックスソフト株式会社代表取締役:羅 鍾弼(ラ・ジョンピル)のコメント:

「弊社とSBJ DNX様は、弊社「OpenFrame」とSBJ DNX「AiTHER」を組み合わせて、地銀を始めたとした金融機関の脱メインフレーム・デジタル化をサポートいたします。弊社金融機関向けミドルウェアは弊社「OpenFrame」とSBJ DNX 「AiTHER」において共通して採用されており、トランザクション処理を管理しております。韓国で約2500万人の顧客をもつ新韓銀行が使用するバンキングシステムでも同ミドルウェアが採用されており、トランザクション処理を管理しております。このように、モダナイゼーションソリューションと金融パッケージをハイブリッドで提供し、金融機関様のデジタル化に選択肢をご提供できればと考えております。」

        ※画像1:「OpenFrameとSBJDNX AiTHERによる銀行ITシステムのイメージ」

     

       ※画像2:「AiTHER+OpenFrame(TmaxSoftのMW上で運用)」

         

■「AiTHER(アイテル)」について:

「AiTHER」は、SBJ DNXが提供する、勘定系と情報系、その他サブ機能をワンパッケージにしたクラウドバンキングシステムです。「AiTHER」はもともとSBJ DNX・SBJ銀行の親会社である新韓銀行(韓国最大級のメガバンク)が開発したシステムで、韓国や日本をはじめ、アメリカ、イギリス、中国、ベトナムなど20カ国・地域で使用されています。SBJ DNXでは、本システムを基盤として日本国内の法規制(KYC(本人確認手続き)、名寄せなどの法令面や会計面)に合わせて独自にカスタマイズし、10年以上にわたって稼働実績を積み重ねてまいりました。「AiTHER」は新韓銀行の海外拠点、SBJ銀行だけでなく、東京きらぼしフィナンシャルグループ傘下のUI銀行(2022年1月開業)でも採用されております。また、「AiTHER」は、ミドルウェアフレームワークを採用したオープン系のシステムです。銀行業務に必要な顧客管理や預金、ローン、資金、外国為替などのビジネスレイヤーに加え、商品や金利、手数料、KYC、AMLなどのコモンレイヤーも含めたサブ機能を幅広く持ち、外接GW(ゲートウェイ)やDWH(データウェアハウス)としてバッチ・オンライン系統も一体となっています。

システム構成は、「AiTHER」はプライベートクラウド環境で、フロントチャネル(インターネットバンキング、モバイルアプリ、API)はパブリッククラウド環境(AWS:アマゾン・ウェブ・サービス)で構成しています。お客様のご要望に応じて変更したり、インターフェースをカスタマイズすることなどを通じて、「AiTHER」と外部システムとの接続を柔軟に設計したりすることが可能です。

■「OpenFrame」について:

「リホスト」と「リライト(リアーキテクチャ)」2種類のレガシー・モダナイゼーション手法を提供

日本TmaxSoftは、脱レガシー・モダナイゼーションソリューション「OpenFrame」を提供することにより、ユーザー企業様の脱レガシー・クラウド移行、クラウドネイティブ化を実現しています。メインフレームからクラウド環境へIT資産を変更することなく移行するリホスト(COBOL to COBOL)、COBOLをJAVAに変換するリライト・リアーキテクチャー(COBOL to JAVA)のメインフレームアプリのクラウドでの運用を可能にするミドルウェアを提供しております。「OpenFrame」は、富士通・日立・IBMのメインフレームからの脱メインフレーム・モダナイゼーションをサポートしています。(実績例:2012年ライオン株式会社、2015年日本大手物流会社、2023年グローバル大手保険会社、2023年金融・製造企業他へデリバリー中)

◆株式会社SBJ DNXについて 

<会社概要>

商号:株式会社SBJ DNX

本社:東京都港区芝5丁目36-7 三田ベルジュビル4階

URL:https://www.sbjdnx.co.jp/

株式会社SBJ DNXは、株式会社SBJ銀行(本店:東京都港区、代表取締役社長:富屋 誠一郎、以下「SBJ銀行」)から100%の出資を受け、同行のシステム開発・保守・運用、並びに当社クラウドバンキングシステムの他金融機関向け販売、システム関連コンサルティングサービスの提供を目的として、2020年4月1日に設立されました。同社は主にSBJ銀行のシステム設計・開発・運用を行っているほか、オープン系バンキングシステム「AiTHER」を金融機関様向けに開発・提供しています。「AiTHER」には、SBJ銀行開業以来、2011年1月より10年以上にわたる豊富な稼働実績のほか、日本国内の諸々の法令・制度への対応、新商品・新サービスの開発・実装など長期間の運用ノウハウがあります。 お客様のご要望に応じて、「AiTHER」を活用した銀行事務の企画・運営に係るサポート業務も承っております。

◆日本ティーマックスソフト株式会社について

日本ティーマックスソフト株式会社は、韓国TmaxSoft社の日本法人として2000年に設立されました。韓国TmaxSoft社で開発されている脱レガシーモダナイゼーション・ソリューション「OpenFrame7」「OpenFrame21」及びデータベース「Tibero RDBMS」、TPモニター「Tmax」、Webアプリケーションサーバ「JEUS」など、ユーザーシステムの中核を担うミドルウェアや各種ソリューションの販売及び技術サポート等を行っています。

 https://www.tmaxsoft.co.jp/

<お問い合わせ先>

日本ティーマックスソフト株式会社デジタルセールス部

〒105-0011 東京都港区芝公園2丁目3-6 PMO浜松町II 8F

TEL:03-6403-1532

E-mail:marketing@tmaxsoft.co.jp

お問い合わせフォーム:https://www.tmaxsoft.co.jp/contact

URL:https://www.tmaxsoft.co.jp/

※Tmax OpenFrame、Tmax、JEUSは、TmaxSoft Co.Ltd.の登録商標または商標です。

※Tibero RDBMS、ZetaDataは、TmaxData Co.Ltd.の登録商標または商標です。

※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

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