認定NPO法人地球市民の会(理事長:山口久臣)は、日本で暮らす外国人材が増える中、人材を受け入れるにあたっての法律面に関する勉強会を7/13に実施します。外国人材をすでに受け入れていたり、今後受け入れを検討したりする企業や、外国人支援団体、行政関係者などを対象に、受け入れに当たって気をつけるべき法律について、㈱ジャパンランゲージ代表取締役社長の水田充彦氏を講師に学びます。
九州では、農村地域などに外国人が分かれて暮らす「散在地域」です。生活相談や、災害時の情報発信など、物理的に難しい問題もあります。一方で、外国人対応の経験のある士業も少なく、まだまだ首都圏に比べて遅れています。地球市民の会ではこれらの課題を解決しようと、多文化共生に携わる団体や企業、外国人コミュニティなどが連携し、災害時や日ごろの生活相談などの「お困りごと」を解決するための九州広域のネットワークづくりを進めています。今回のセミナーは、そのネットワーク化に向けた勉強会です。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。
多文化共生セミナー「外国人材受け入れのために気をつけるべき法律知識」
日時:7月13日(水)午後7時~
場所:佐賀商工ビル7階会議室
(佐賀市白山二丁目1番12号)
参加費:無料
定員:30人(オンラインでも配信予定です)
※本事業は、かめのり財団の「2021年度緊急支援プロジェクト助成」を受けて実施します。
【ネットワーク化の背景について】
九州では、福岡をのぞいて、外国人が集住して暮らす地域が少なく、農村地域などに分かれて暮らす「散在地域」となっています。在留資格も、全国で多い「永住者」ではなく、「技能実習」が多い地域です。また、外国人対応の経験のある士業も少なく、まだまだ首都圏に比べて遅れているのが現状です。そんな中、近年は大規模災害も多く、言葉の壁のある外国人住民は、情報格差が起こりがちです。行政も、災害時には「災害時多言語支援センター」などを立ち上げるが、県境を越えた支援はできません。
当会では、災害時や日ごろの生活相談などの「お困りごと」を解決するため、NPOや行政、外国人コミュニティなどがセクターや地域を超えて繋がりあい、それぞれの強みを生かした緩い連携をつくりたいと考えています。
【地球市民の会概要】
名称:特定非営利活動法人(認定NPO法人) 地球市民の会
所在地:〒840-0822 佐賀県佐賀市高木町3-10
電話:0952-24-3334
設立:1983年7月3日(法人登記 平成14年2月26日)
会長:小原 嘉文(こはら よしふみ)
理事長:山口 久臣(やまぐち ひさおみ)
理事:17名
監事:2名