わが国は超高齢社会に入り、65歳以上の人が人口に占める割合が年々増加しており、2036年には国民の3人に1人が65歳以上となります(※1)。さらに、2040年には、1人暮らしの高齢者世帯は約900万世帯(※1)に上ります。また、社会との多様なつながりがある人は認知症リスクが半減する(※2)とも言われており、「人生100年時代」とされるわが国において、高齢者が社会と多様なつながりを持つことは、高齢者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上するうえでも非常に重要です。
通信での“新たなライフスタイル創出”をめざすドコモと、エイジテック(高齢者向けテクノロジー)への知見と技術を有するチカクは、高齢者の新たなライフスタイルを創出し、 “デジタルの恩恵”を誰一人取り残すことなく届けていくための共創プロジェクトを推進いたします。
具体的には、年内に1人暮らしの高齢者と家族をテクノロジーでつなぐICTサービスの提供をめざします。さらに、翌年には、自治体などと超高齢社会における地域課題を解決する取り組みについても本格的に検討を進めます。
ドコモとチカクは、これからますます進む超高齢社会における課題の解決へ貢献してまいります。
(※1) 「令和4年版高齢社会白書」(内閣府)より。
(※2) 「国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター報道発表 No:127-17-20」より。
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株式会社NTTドコモ
・代表取締役社長:井伊基之
・本社所在地:東京都千代田区永田町2‐11‐1 山王パークタワー
・営業開始日:1992年7月1日
・資本金:9,496億7,900万円(2022年3月31日時点)
・事業内容:通信事業、スマートライフ事業、その他の事業
・URL:https://www.docomo.ne.jp/
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株式会社チカク
・代表取締役: 梶原健司
・所在地:東京都渋谷区東2-14-7
・設立:2014年3月12日
・事業内容:チカクは“シニア・ファースト”を掲げるエイジテック(高齢者向けテクノロジー)スタートアップです。スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信し、インターネット環境やスマートフォンがない高齢者世代でもテレビで視聴できる「まごチャンネル」(https://www.mago-ch.com/)を開発・販売しています。また、自治体や介護事業者などと高齢者の見守りや孤独解消に向けた取り組みも実施しています。