【G7サミットにジェンダーと多様性の視点を】広島でW7記者会見とパフォーマンスを実施

この記事は約5分で読めます。
国際協力NGOジョイセフ(公益財団法人・東京都新宿区・代表理事:石井澄江)は、G7の公式エンゲージメントグループのWomen7(W7)の事務局として、日本が議長国を務めるG7広島サミットに向けて、W7サミットを日本で初開催( https://www.joicfp.or.jp/jpn/column/what-is-w7-2023/ )し、W7の提言(コミュニケ)を岸田内閣総理大臣に手渡す等、積極的な活動を行ってきました。いよいよ明日開幕するG7サミット(2023年5月19日から21日開催)では、開催地広島でジェンダー平等促進のためのアドボカシー活動を行います。

先週5月13日から14日に長崎で開催されたG7保健大臣会合では、G7保健大臣宣言( https://www.mhlw.go.jp/content/10500000/001096404.pdf )において、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスに関するサービスを全ての人に確保することが約束されました。また、SDG3(健康と福祉)、SDG5(ジェンダー平等、女性のエンパワーメント)の達成の加速化も再確認しました。この流れを受けて、G7広島サミットにおける首脳宣言に、W7の提言がしっかり反映されることを期待し、記者会見とパフォーマンスを実施します。

本年新たに発足したLGBTQ+の人権保護・政策提言に関するエンゲージメントグループPride7(P7)と開催する合同の記者会見およびパフォーマンスにぜひお越しください。随時インスタライブでも中継を予定しています。

  • 5月19日(金)13:00-14:00「W7&P7合同記者会見」

■会場:広島市青少年センター2階「第二講義室」

 住所:広島県広島市中区基町5-61

 広島市青少年センターへのアクセス:http://www.y-center.jp/access.html

■内容

・W7:大臣会合声明の分析・評価など

・P7:趣旨説明、P7の概要紹介、コミュニケの内容、昨今の法案の動き、同性婚の動きなど説明

・(大臣会合コミュニケをうけて)、Q&A

■登壇者:

<W7>

・草野洋美 公益財団法人ジョイセフ シニアアドボカシーオフィサー/W7アドバイザー

・福田和子 W7共同代表/#なんでないのプロジェクト

・長島美紀 一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク理事/公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン アドボカシーグループリーダー

<P7>

・西山朗 一般社団法人LGBT法連合会 事務局長代理

・寺原真希子 公益社団法人Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に 共同代表

・松中権 公益社団法人Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に 理事

・土井香苗 国際人権NGO ヒューマン・ライツ・ウオッチ 日本代表

  • 5月20日(土)13:00-14:00「W7&P7合同パフォーマンス」

■会場:広島市青少年センター外/広島市青少年センター2階「レクリエーション室」(雨天時)

■内容:W7/P7によるスピーチ。メンバーによるパネルを持った写真撮影など

■登壇者:P7、W7関係者

 ※場所は天候・現地状況に応じて変更になる可能性がございます。事務局までご連絡ください。

G7広島サミット閉幕直後には、サミットで発表された首脳宣言に対する分析や声明発表等を行います。

  • 5月21日(日)14:00-15:00「W7&P7合同記者会見&パフォーマンス」

■内容:首脳会合コミュニケに対する分析・声明発表

■登壇者:P7、W7関係者

▶全体スケジュールおよび詳細はこちら(PDF)
https://www.joicfp.or.jp/sp/PDF/G7-hiroshima-20230518.pdf

【W7とは】

Women7(W7)は、G7の公式なエンゲージメントグループで、G7プロセスの中でジェンダー平等と女性の権利に関する提案を促進するために集まった市民社会組織の集まりです。W7の目的は、G7の指導者たちが、あらゆる多様性を持つ女性・少女の人生に対して、持続的で変革的な影響を与えることができる具体的な政治的・財政的約束をするようにすることにあります。

※W7は、ジョイセフが共同幹事を務める一般社団法人SDGs市民社会ネットワークの事業ユニットである「ジェンダーユニット」を中心に構成され、活動を行っています。 https://women7.org/

W7に関する以下の記事もぜひジョイセフHPにてご覧ください:

SRHRの課題が盛り込まれたW7の提言を岸田首相へ

SRHRの課題が盛り込まれたW7の提言を岸田首相へ | HOT TOPICS | 国際協力NGOジョイセフ(JOICFP)
ジョイセフは、世界の妊産婦と女性の命と健康を守るために活動している日本生まれの国際協力NGOです。1968年に設立、国連、国際機関、現地NGOや地域住民と連携し、アジアやアフリカで、保健分野の人材養成、物資支援、プロジェクトを通して生活向上等の支援を行っています。


G7 広島サミットの開催〜W7ってなんですか?

G7 広島サミットの開催〜W7ってなんですか? | 国際協力NGOジョイセフ(JOICFP)
ジョイセフは、世界の妊産婦と女性の命と健康を守るために活動している日本生まれの国際協力NGOです。1968年に設立、国連、国際機関、現地NGOや地域住民と連携し、アジアやアフリカで、保健分野の人材養成、物資支援、プロジェクトを通して生活向上等の支援を行っています。


___________________________

■国際協力NGOジョイセフについて 

ジョイセフは、すべての人が自分の意思で生き方を選択できる世界をめざして、基本的人権であるSRHR【性と生殖に関する健康と権利】を推進する、日本生まれの国際協力NGOです。​​とりわけ、女性のSRHRを前進させるための活動に取り組んでいます。これまで半世紀以上にわたり、40を超える国と地域で、妊娠・出産・中絶によって亡くなる女性を減らすための支援、意図しない妊娠を防いで女性の人権を守るための家族計画の推進、HIV/AIDSを含む性感染症の予防、SRHR推進のための啓発や教育、アドボカシーを行ってきました。​​2017年に第1回ジャパンSDGsアワードのパートナーシップ賞を受賞。

ウェブサイト: https://www.joicfp.or.jp/


タイトルとURLをコピーしました