「ASTERIA Warp Core」を京セラが採用し海外拠点の設計・製造データを統合。海外拠点のシステムを連携!ノーコード開発で年間約1,400時間の工数削減へ

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アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野 洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、企業データ連携(EAI/ESB)製品の国内ソフトウェア市場で16年間シェアNo.1※を継続している「ASTERIA Warp Core」(アステリアワープコア、以下Warp Core)が、京セラ株式会社(本社:京都府京都市、以下 京セラ)に採用されたことを発表します。
  • 『Warp Core』導入背景と今後の取り組み

京セラは、情報通信や自動車関連、環境・エネルギー、医療ヘルスケアなど多岐にわたる分野でグローバルにビジネスを展開している電子部品メーカーです。2020年からDXを推進するなかで、部署や製品ごとに集約されたデータを全社的に活用するデータ重視経営に向けた業務のデジタル化や組織構造改革に取り組んでいます。

京セラの機械工具事業本部は、世界各国で切削工具の開発・製造を行っています。従来、設計・製造データはExcelやAccessを活用した各拠点独自のシステムで管理・運用していましたが、拠点間での情報管理やデータ統合がスムーズにできないという課題を抱えていました。そこで、この課題を解決するため、機械工具事業本部ではkintoneで設計・製造データを集約する「拠点横断情報集約データベース」を構築し運用を開始。全社基幹システムとも連携した高度なデータ活用の推進に向けた準備を進めていました。

海外に点在する拠点間でのスムーズなシステム連携やデータ統合に向けて、さまざまなデータ連携ツールを検討するなかで、低価格かつノーコードでシステム連携基盤の構築やデータ統合が可能なWarp Coreに着目。100種類以上のアプリやサービスと連携するアダプターが、各種クラウドサービスや基幹システムなど、さまざまな場所に格納されたデータとの連携を実現できることが決め手となり採用に至りました。

これにより、プログラミング経験のない社員が全社基幹システムと拠点横断情報集約データベースを統合した「統合データベース」やスケジュール実行機能、RPAツールと連携したデータ自動連携基盤をWarp Coreを使いノーコードで開発し、年間約1,400時間相当の業務工数の削減に成功しました。さらに、拠点ごとに独自に行っていた従来の情報管理から脱却し、製造拠点を横断したMDM(マスターデータマネジメント)の強化も実現しています。

システムイメージシステムイメージ

  • 共催ウェビナー概要

アステリアではkintoneとの連携によるデータ活用の推進に向け、6月7日にサイボウズとの共催ウェビナーを開催します。

日時

6月7日(水)14:00〜

タイトル

IT人材不足解消&システム内製化に向けたノーコードツール活用法

~DXを加速するユーザー主導のシステム構築のポイントとは~

申込サイト

Video Conferencing, Web Conferencing, Webinars, Screen Sharing
Zoom is the leader in modern enterprise video communications, with an easy, reliable cloud platform for video and audio conferencing, chat, and webinars across ...

  • Warpビジネスの今後の展開

Warpはビジネスを順調に拡大し、現在の導入社数は9,900社を突破するなど、企業データ連携市場(EAI/ESB)では16年連続シェアNo.1を継続しています。また、幅広い業界でのDX推進や改正電子帳簿保存法の施行に伴う連携ニーズに加え、インボイス制度対応におけるニーズも見込まれるなど、新たな引き合いも拡大しています。

今後も、Warpの多様なデータソースとの連携機能をさまざまな業界に拡販するとともにノーコードの特徴を生かし、IT人材不足解消など社会課題解決に向けたデータ活用を支援し、業務の効率化・自動化等の推進に貢献してまいります。

※:出典/テクノ・システム・リサーチ社「2022年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」 EAI/ESB
は、それぞれEnterprise Application Integration、Enterprise Service Busの略で企業内外の
データ連携を司る製品カテゴリーを指す。

<事例掲載 URL > https://www.asteria.com/jp/warp/case/c_kyocera/
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■『アステリア株式会社』について( Webサイトhttps://jp.asteria.com/
1998年に創業し、2002年に最初のノーコード製品の提供を開始したアステリア株式会社(当時インフォテリア株式会社)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品のASTERIA Warpは、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に9,931社(2023年3月末現在)の企業に導入されています。また、Handbookは、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,680件(2023年3月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

■『京セラ株式会社』について( Webサイトhttps://www.kyocera.co.jp/
京セラは、1959年にファインセラミックスの製造会社として設立。ファインセラミック技術をベースに、さまざまな技術革新を続け、産業・車載用部品、半導体関連部品、電子部品、機械工具など幅広い市場に製品を供給する総合メーカーです。

■『ASTERIA Warp』について( Webサイト https://www.asteria.com/jp/warp/
EAI/ESB製品の国内市場において16年連続シェアNo.1製品である「ASTERIA Warp」は、異なるコンピューターシステムのデータを、ノーコードで連携できるミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えることが評価されています。Warp Coreは、Warpの厳選された機能を初期費用0円、月額30,000円からのサブスクリプション形式で「手軽」にご利用いただけます。様々なシステムやサービスと迅速に連携することで業務自動化やデータ活用を実現します。
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アステリア、ASTERIA、Handbookはアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。

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