コロナ禍においては「密を避ける」必要からテレワークが浸透し、オフィスのあり方が改めて問われるきっかけになりました。レイアウト変更をしたり、固定座席がなくなったり、オフィス等の規模縮小があったという方も多いのではないでしょうか。そんな時、レンタルオフィスを活用したという企業も多く見受けられます。そこで今回は、Re:ZONEがスモールオフィスを集中的に展開している大阪府エリアを中心に、コロナ禍によるオフィス等の縮小とレンタルオフィスの活用についてアンケート調査を行いました。レンタルオフィスを活用することでどのような変化やメリットがあったか詳しく探っていきましょう。
コロナ禍でオフィス等を縮小するケースは多い
アンケートでははじめに、コロナ禍によって勤務先のオフィス等の縮小があったかを尋ねました。
今回のアンケートでは約4分の1(23.8%)の方の勤務先において、コロナ禍によって勤務先のオフィス等の縮小があったと答えました。
4人に1人近くもの方がオフィス縮小を経験したと考えると、コロナ禍がビジネスに与えたインパクトの大きさを感じずにはいられません。
リモートワークの浸透は、オフィスに人が集まらない状態・オフィスに人がいなくても業務が進む状態を生み出し「使われないオフィスに払い続けるコスト」にもつながる結果となりました。
座席定位置を設けないフリーアドレスとし、座席数を減らしたり、思い切って既存のオフィスを解約する企業も出てくる中で、レンタルオフィスが活用されるシーンも出てきました。
そこで、オフィス縮小とレンタルオフィスの活用について掘り下げていきましょう。
オフィス縮小によりレンタルオフィスを利用
アンケートでは、オフィスの縮小によってレンタルオフィスを利用したか尋ねてみました。
アンケートではオフィス縮小によりレンタルオフィスを利用したと答えた方が半数強(53.3%)でした。オフィスを縮小する際にレンタルオフィスが主要な選択肢の一つとして考えられていることが分かりました。
レンタルオフィスは初期費用を抑えながら整った作業環境を使うことができ、利用開始後早い段階で使い始められるのが魅力です。また、駅の近く等、利便性の高い立地条件のオフィスも多く、希望のエリアのオフィスを利用できることも大きなポイントです。
利用したレンタルオフィスは以前のオフィスより自宅に近い?
立地条件の話題が出たところで、レンタルオフィスの利用者が実際に利用したレンタルオフィスの立地について考えていきましょう。
アンケートでは次に、利用しているレンタルオフィスが以前のオフィスより自宅に近いかどうかを尋ねました。
以前からのオフィスの代替としてレンタルオフィスを使う場合が多い影響で、最も多かったのは「変わらない(62.5%)」でしたが、利用しているレンタルオフィスが以前のオフィスより自宅に「近い」と答えた方は31.3%でした。約3人に1人がレンタルオフィスの利用によって自宅のより近くで働けるようになったことは注目すべきポイントでしょう。
レンタルオフィスの利用によって、それまでよりもオフィスが「遠い(6.3%)」状況になった方は少ない傾向にありました。
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コロナ禍でのレンタルオフィス利用は「良かった」と答える人多数
続いて、コロナ禍においてレンタルオフィスを利用して良かったと感じたかついて尋ねました。
アンケートでは、コロナ禍でレンタルオフィスを利用して良かったと感じた方が最も多く、約半数の47.1%でした。
「普通」と答えた方は41.2%で「あまり良くない」と感じた方は11.8%でした。
満足度が高いと言える結果となりましたが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。詳しく掘り下げていきましょう。
コロナ禍にレンタルオフィスを利用してみた感想
アンケートでは続いて、レンタルオフィスを実際に使ってみた感想を尋ねてみました。回答者の意見を抜粋してご紹介します。
■回答者の意見
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レンタルオフィスは、清潔で快適な環境が整っており、他のテナントとの距離が適切にとられているため、コロナ禍でも安心して仕事ができると感じました。(30代・金融機関営業)
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自宅や会社ではできないような作業でも、集中力を高めて取り組むことができるようになったので利用して良かったと思っています。(30代・会社員)
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料金がリーズナブルだったので嬉しかったです。(30代・会社員)
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シンプルに使いやすい感じがしたので良いと思います(30代・会社員)
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普段のオフィスよりも綺麗だし立地もよいので、よかったです。私の場合は期間限定の利用ですが、私的には普段のオフィスよりも使い勝手がよく、継続利用したいくらいです。(40代・会社員)
特に好評だったのは、清潔感がある静かな作業環境でした。整った環境で仕事スイッチが入ることで、集中して作業できるという声が多く集まりました。また、立地の良さは通勤の快適さにもつながるようです。特に自宅から近くに立地していれば尚更です。
レンタルオフィスを活用すれば、あなたの日々の通勤と業務もより快適・効率的にできるかもしれません。
調査結果を受けてのまとめ
今回はアンケート結果をもとに、コロナ禍によるオフィス縮小とレンタルオフィスの利用についてお話しました。約4人に1人がオフィス縮小を経験し、さらにその半数がオフィス縮小によりレンタルオフィスを利用していました。
コロナ禍は働き方の多様性の浸透とともにオフィスのあり方を改めて問い直すきっかけともなりました。オフィスのコンパクト化を選ぶ企業が増える中でニーズが一気に高まったのがレンタルオフィスです。
リーズナブルな料金で、希望の立地条件に合わせて整った作業環境が利用できるレンタルオフィス。コロナ禍はもちろん、コロナ禍を乗り越えていく今後も、変化するビジネスの大きな活力となっていくはずです。
【調査概要】
調査対象:レンタルオフィスユーザー調査
回答数:100サンプル
回答期間:2023年3月15日から3月22日までの8日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ
■会社概要
社名 :株式会社 K-FIRST (ケーファースト)
所在地 : 〒541-0043
大阪市中央区高麗橋2-3-15-1F
(北浜事業所)
代表者 :代表取締役 田中 健司
資本⾦ :2,000万円
設⽴ :平成26年1⽉6⽇
事業内容:ビル管理業
RE:ZONE事業
運営サービス「Re:ZONE」(https://rezone.co.jp/)