ジェイテクト、「空飛ぶ軽トラ」の開発目指すプロドローンに資本参加

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株式会社ジェイテクト(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:佐藤和弘、以下「ジェイテクト」)は、社会課題の解決に寄与する産業用ドローンの開発を進める株式会社プロドローン(本社:愛知県名古屋市天白区、以下「プロドローン」)に資本参加いたします。

【プロドローンについて】
プロドローンは、「地域から一番信頼されるドローンカンパニーになる」というビジョンを掲げ、2015年に創業した愛知・名古屋発のスタートアップです。国産ドローンメーカートップの特許取得数を誇り、長距離輸送・広域監視を担うシングルローター機から、重量物輸送・測量向けのマルチローター機まで、多様な産業用ドローンを手掛けています。近年では50kgの荷物を搭載して50km飛行できる「空飛ぶ軽トラ」の開発を推進。平時は物流インフラが不十分な地域をカバーする輸送手段として、災害時には医薬品や救援物資を運ぶ手段としての活躍が見込まれています。

◆会社概要

 

【資本参加の経緯】
南海トラフ巨大地震などの災害リスクに対し、プロドローンは緊急時の物流インフラを担う「空飛ぶ軽トラ」などのプロジェクトを進めています。ジェイテクトはその経営姿勢に共鳴し、従前より電源関連技術の提供など協業を進めてまいりました。協業を通して関係性を深める中で、製品やサービスをやりとりする「お客様とサプライヤー」の関係に留まらず、ともに社会課題を解決するパートナーとしての価値をプロドローンに見いだし、今回の出資に至りました。

【今後について】
ジェイテクトが2019年10月に量産を開始した蓄電デバイス・高耐熱リチウムイオンキャパシタは、プロドローンの手掛ける産業用ドローンへの搭載が検討されています。本件に留まることなく、自動車やドローンなどあらゆるモビリティの技術発展を実現するために、国内外の様々なお客様に対しジェイテクトグループの製品・サービスを提案していきます。これからもジェイテクトグループでは、No.1&Only Oneの製品や技術を開発し、社会課題の解決につながる製品やプロジェクトに寄与することで、「地球のため、世の中のため、お客様のため」に貢献していきます。

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