2024年3月末までに全車両をAT車化します

1,500台のトラックと2,300人超のドライバーで毎日500万人の食生活を支える物流インフラ企業、アサヒロジスティクス株式会社（埼玉県さいたま市大宮区/代表取締役社長　横塚元樹）は、2024年3月末までを目途に、保有する全車両※について、オートマチックギア（以下AT）車への切り替えを完了いたします。物流業界における2024年問題への対応として、ドライバーの確保は必要不可欠です。車両のＡＴ車化によりドライバーの運転の負荷を軽減することで働く環境の改善につなげます。これにより、物流業やトラック運転経験の有無、年齢、性別にかかわらず活躍いただける物流業界にすることを目指してまいります。
※業務や車両の特性上、一部車両を除きます。

背景と目的

物流業界では慢性的な人手不足、ドライバーの高齢化という課題を抱えております。また、「2024年問題」への対応も急務となる中、当社では、ドライバー確保のための様々な取り組みを進めてまいりました。特に未経験者や若年層、女性の積極採用には力を入れており、自社設備であるドライバー専用の研修施設「滑川福田センター」の活用や、女性の働く環境を整備する「クローバープロジェクト」の取り組み、女性専用車両の導入などが一例です。また、2022年10月には、有限会社川越自動車学校をグループ化し、免許取得から人材育成を一気通貫で行える体制の構築を進めてまいりました。

2023年度、当社では女性ドライバーの比率を10.0％に引き上げることを重点取り組み事項としており、その点からも、特にドライバーの配送作業中の負荷を軽減することで、誰もが働きやすい職場環境にすることが重要です。

2023年3月末時点で、当社では全車両1,509台中1,232台（約82%）がAT車となっております。2023年度中には、一部対象外の車両を除く残りの6%にあたる91台のAT化を実施し、未経験者や若年層、女性の物流業界への進出を後押しします。さらにＡＴ車の強みである運転時の負荷軽減により働きやすさを向上することで、物流業界のドライバー不足にも対応いたします。