【URL】https://www.jocs.or.jp/news/19627.html
タンザニアの妊産婦死亡率は出生10万人あたり524人。妊娠や出産で年間に11,000人もの女性が命を落としています。妊産婦死亡率が5人である日本に比べ、タンザニアでは100倍超の非常に高い数値を示しています。また生後28日以内に死亡する確率である新生児死亡率は、タンザニアでは出生数1,000人あたり20人。日本の20倍です。(世界子供白書2021)
JOCSはタンザニア・タボラ州で、2018年から母子保健のプロジェクトを始めました。タボラ州は、タンザニアのなかでも医療水準が低い地域です。JOCSは、お母さんと赤ちゃんが産前産後や分娩時に適切なケアを受けられることをめざしています。
本イベントでは、2019年からタンザニアに駐在し、このプロジェクトに従事してきた雨宮春子助産師が登壇します。母子の健診受診率の向上や母子カードの活用促進、病院スタッフの助産技術力の向上に向けた取り組みなど、JOCSが実施してきた活動について報告します。
講師プロフィール
雨宮春子(あめみやはるこ) 看護師・助産師。北海道生まれ。看護師として6年間、助産師として9年間、北海道と大阪の医療機関で勤務。2011年の東日本大震災後は、JOCSの看護師チームの一員として岩手県釜石市での災害救援復興支援活動に参加した。2019年1月タンザニアに赴任。
実施概要
オンラインで開催します(要事前申し込み)。多くの方々のご参加をお待ちしております。
2023年5月17日(水)14:00~15:30
2023年5月20日(土)16:00~17:30
2023年5月25日(木)19:00~20:30
2023年5月31日(水)10:00~11:30
https://www.jocs.or.jp/news/19627.html からお申込みください。
日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)について
JOCSは、1960年に設立された、日本で最初の民間国際協力団体のひとつです。すべての人々の健康といのちがまもられる世界をめざし、日本人保健医療従事者(医師や看護師など)の派遣、現地の保健医療従事者の育成、現地NGOと協働したプロジェクトの実施をおこなってきました。
現在、バングラデシュとタンザニアに各1名の日本人保健医療従事者を派遣し、7カ国86名の現地保健医療従事者を、奨学金制度を用いて育成しています。
【会社概要】
公益社団法人日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)
東京事務局:東京都新宿区西早稲田2-3-18-51
関西事務局:大阪市北区茶屋町2-30
会長:畑野研太郎
設立:1960年URL:http://www.jocs.or.jp/
【お問い合わせ先】
日本キリスト教海外医療協力会 東京事務局
E-mail:info@jocs.or.jpTEL:03-3208-2416(月~金、9:00~17:00)