■ 投資先支援と就任の背景
ミレイズは2018年に創業して以来、課題解決に挑むエンジニア起業家を発掘し支援してきました。当ファンドは、投資先への提供価値として起業家同士が相互に学び合う「ピア・ラーニング」コミュニティを構築しています。コミュニティでは、エンジニア起業家の経験値が少ない分野を重点的にカバーしており、特にPRに力を入れてきました。スタートアップのPRに10年以上関わってきた蓑口の参画により、投資先企業のPR戦略、メディアリレーション構築、そして起業家自身のコミュニケーションスキルの向上をこれまで以上に支援していきます。また、蓑口は当ファンドのHead of Communicationsとしてミレイズの広報統括も務めて参ります。
■ 就任についてのコメント
代表パートナー&CEO 岩田 真一のコメント
「起業家は提供するソリューションの意義を語るスポークスパーソンであるべきです。継続的に社会との対話をしていくこと(PR、パブリックリレーション)は事業の成功に不可欠です。エンジニアは誇大広告を好まない傾向がありますが、正しく情報発信を行うPRスキルは獲得可能なものです。スタートアップのPR、メディアリレーションにおいて実績豊富な蓑口を軸に、ミレイズとして起業家のPRスキル向上ひいては企業価値の向上にコミットしてまいります。」
蓑口 恵美のコメント
「これまで様々な地域課題に向き合ってきた中で、人口減少が進む日本では、社会課題の解決にはテクノロジーの力が不可欠だと考えていました。素晴らしいテクノロジーは、使う人たちの声を聞きながら、共に発展していきます。私の経験を還元することで、エンジニア起業家のPRスキル向上に貢献できることを大変嬉しく思います。また同時に大きなやりがいを感じています。」
蓑口 恵美(みのぐち めぐみ)のプロフィール
1986年生まれ。富山県出身。外資系の広報代理店でキャリアをスタートし、ATOMICOを始め、外資系企業の国内PRやロビーイングに従事。2015年にランサーズ株式会社へ参画し、ITを活用し幸せに働ける人・地域を創ることをミッションに、3年間で23の自治体と新しい働き方の事業を実施。Gaiax Startup StudioでZ世代の起業支援を経験した後、ミレイズにHead of Communications(広報統括)として就任。投資先企業のPR戦略の立案やコミュニケーション支援を行う。日本GR協会 理事 / 内閣官房シェアリングエコノミー伝道師。
■ 投資先へのPR支援の事例
起業家との1on1を通じた案件ごとの支援はもちろん、その学びやノウハウを参照可能な形で資料化しています。支援先企業の事例が蓄積され、支援先コミュニティー全体に共有されることで「ピア・ラーニング」が加速し、より多くの起業家のコミュニケーションスキル向上につながっていきます。
■ 投資先の起業家からのコメント
フレームダブルオー株式会社(代表取締役社長:原 麻由美氏)※写真左
「MIRAISEにはプレシード期から伴走いただいています。資金調達中は、プロダクトに事業提携に慌ただしいですが、プロフェッショナルなサポートを頂くことができ、労力なくメディアとの接点拡大に繋がっています。」
株式会社IB(代表取締役:井藤 健太氏)※写真中央
「投資家であるMIRAISEチームとは事業戦略を共有しています。だからこそPR戦略においても、いつ、誰に、どうアクションするか等の、最善な打ち手を蓑口さんから迅速に提案してもらえるのでとても心強いです。」
pickupon株式会社(代表取締役:小幡 洋一氏)※写真右
「スタートアップは、多くの場合、ニュース性のある「コト」は起こせても、それを伝えるノウハウやメディアとのつながりがありません。当社は蓑口さんの支援でメディアに露出ができています。今回の就任によって、支援の幅が広がることに期待しかありません。」
■ ミレイズについて
ミレイズは、エンジニア起業家に特化したベンチャーキャピタルです。パートナーは、グローバルVCでの投資実績に加え、長年にわたるソフトウェア開発とスタートアップ経営の経験があります。2018年に創業して以来、課題解決に挑むエンジニア起業家を発掘し、評価し、そして支援してきました。2022年7月までの投資件数は41社です。ミレイズは、リスクマネーが相対的に不足しているシード期のエンジニア起業家を支援していくことで、米巨大テック企業に挑めるようなメガベンチャーの芽を育てていきます。詳しくはhttps://www.miraise.vc/ をご覧ください。