未来社会の架け橋となるリーダーを1,000人創出!絶対貧困や環境汚染が“ゼロ”の美しい世界を子ども達へ。

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私たちは、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは私たち『LOOB』の夢です。

日本とフィリピンのユース育成事業を展開しているNPO法人LOOB JAPAN(所在地:東京都中央区 共同代表:小林幸恵、吉永幸子)は、「青少年のエンパワーメントで未来を創る!」をビジョンに、持続可能な世界の創造を目指すユースリーダーを5年間で1,000人創出します。

私たちの大きな夢は、絶対貧困と環境汚染がゼロの美しい世界を、次世代の子ども達へ引き継ぐこと!
そのために、地球規模のさまざまな課題に多面的に取り組めるグローバル・シティズンシップを、日本とフィリピンに同時に育成しています。

先日、2023年3月13日~25日には、20周年記念事業として、“日本・フィリピン共創キャンプ”をフィリピンで無事成功させました。

 

 

夢は、絶対貧困や環境汚染が“ゼロ”の世界夢は、絶対貧困や環境汚染が“ゼロ”の世界

NPO法人LOOB JAPANは、2001 年から“青少年のエンパワーメントで未来を創る”をビジョンに活動する団体です。フィリピン・イロイロ市に拠点を置くNGO LOOBと連携し、通算200 回以上の国際ワークキャンプ&スタディツアーを開催してきました。

\ 人類滅亡?!待ったなしの汚染状況を目の前に /

人類はこれまで二度の世界大戦を経験し、その後の経済復興を経て、活動の範囲を宇宙にまで広げる科学技術を持つに至っています。しかし、人口は77億人にまで膨らみ、戦争や貧困はなくならず、環境汚染により地球と人類の存続そのものが危機的な状況に陥っています。

特に、今、世界が直面している深刻な問題がプラスチック汚染です。1950年代から世界中で作られたプラスチックの量は83億トン。世界で毎秒使われるレジ袋は200万トン。世界の91%のプラスチック廃棄物はリサイクルされていません。プラスチックごみは海に放出され、小さな粒子に粉砕されて、最終的には食物連鎖によって私たち自身の体に取り込まれていきます。

 

私たちは、イロイロ市のごみ処理場コミュニティでの支援活動を行う中で、『プラスチック汚染はいまや一つの国の問題ではない。その解決には海外とのパートナーシップの構築が必要』であるということを強く認識してきました。

遠くまで続くごみ処理場。LOOBは2007年からここで活動している。遠くまで続くごみ処理場。LOOBは2007年からここで活動している。

そこで、私たちLOOBは、「青少年のエンパワーメントで未来を創る!」をビジョンに、持続可能な世界の形成を目指すリーダーを5年間で1,000人創出することを目指しています。

 

子ども達が貧困でご飯を食べられなかったり、汚染された環境で生活している姿は、私たち大人が形成してしまった構造的な負の環境です。貧困や汚染のない、美しい世界を子ども達へ引き継ぐため、これから5年、10年の社会を作る立場にある学生に社会課題を自分事化してもらい、グローバル・シティズンシップを築いてほしいと思っています。
 

\ SDGs Co-Creation Camp(共創キャンプ)を開催! /

その大きなビジョンを胸に、先日2023年3月13日~25日には、20周年記念事業として、“日本・フィリピン共創キャンプ”をイロイロ市で実施しました。

本プログラムは、13日間の合宿型リーダー育成プログラムで、日本万国博覧会記念基金の助成を受けて実施いたしました。日本とフィリピの大学生・ユース層25名が、【貧困】、【教育】、【ごみ】、【海洋汚染】の4つの社会課題に向けて、未来社会への展望を共有し、最後に国を越えた共同宣言と個人のユースアクション宣言を行い、大きな成功を収めることできました。

SDGs共創キャンプの様子。日本とフィリピンの双方向でリーダーを育てるSDGs共創キャンプの様子。日本とフィリピンの双方向でリーダーを育てる

\ 参加した日本人の大学生の声 /

SDGs共創キャンプでは、両国の若者による社会課題の把握とアプローチの形成を進めました。

参加してくれた学生さんの声をお届けします!

 

『私は今回のSDGs共創キャンプを通して、いかに現地の人々と共同して開発支援することが大事であるか、感じました。そして、「支援してあげる」から「協力し合う」という意識を持つなど、先進国に暮らす私たちの意識改革を行うべきであると思いました。最終的には、支援者と被支援者、先進国と途上国という関係に縛られることなく、すべての国が同じ立場で連携できる社会を共創したいです。』(立命館アジア太平洋大学 中山日菜子)

『今回のフィリピンでの経験はこれまでの人生のなかで1番の思い出になる本当に貴重な機会でした。国籍問わず素晴らしい仲間を得ることができ、この目で現状の社会問題に触れ、皆で話しあい、自分なりの展望を得ることが出来たことに感謝しています。教壇に立った際、子供たちは日本とは大きく違う厳しい環境にも関わらず、素晴らしい夢を持ち、笑顔に溢れていました。そのキラキラした笑顔はこれからの自分の目標への大きな刺激となりました。』(慶応義塾大学 齋藤巧真)

『今まで学校の授業等で、貧困問題や海洋汚染について議論する機会はありましたが、実際に問題を自分の目で見て考えることで、現地の人々に寄り添った支援の重要性に気がつくことができました。また共同宣言を作成する上で、参加者の間で意見がぶつかることもありましたが、最後まで妥協することなく互いの意見を尊重しながら一つの文言を作り上げたことは、今回のプログラムのテーマである’Co-Creation’の達成を意味すると思います。』 (大阪大学 早津亜美)

『SDGs共創キャンプに参加して、教育、環境、貧困の問題について、実際に目で見て経験し、色んな人と考えを共有することで、真の問題について考えることができたと思います。私は本キャンプを通じて教育問題に最も関心を持ちました。これは、様々な問題が教育問題に収束するのではないかとキャンプ中に感じたためです。今後も仲間と議論していこうと思います。最後に、語学力が低い私でも参加させていただきありがとうございました。また日比の兄弟達、こんな私でもやさしくしてくれてありがとう。この経験は私の宝物です。』(京都工芸繊維大学 安場智隆)

\ 教育を通じてサスティナブルな未来を /

LOOBは現在、10個のSDGsにコミットし、2020~2024年の5年間で1,000人のSDGsリーダーを育成する目標の真っただ中にいます。特に、SDGs目標 4.7『教育を通じた持続可能な開発の促進』を重視し、グローバル・シティズンシップの構築を目指しています。さらに2025年~2030年までの5年間で1,000人のSDGsリーダーを育成する予定です。

今後もLOOBでは、海を越えたSDGsリーダー教育に取り組んでいきます。

\ 一緒に取り組んで頂けるパートナー様、募集! /

 

■教育スポンサー(2023年度、10名ほど)

厳しい環境でも夢を諦めないフィリピンの中高生にリーダーシップ教育を提供しています。

彼らの“就学”と“リーダー活動”を応援して頂ける方を募集中!

(https://www.loobinc.com/edu01.html)
 

■環境ボランティア・パートナー(2023年度、1団体)

フィリピンの子ども達にマングローブの森作りを通した環境教育を行うワークキャンプを企画してくれる学生団体を募集中!本ロジェクトのパートナー企業様も同時募集中です!

https://www.loobinc.com/mangrove.html
 

■フェアトレード・パートナー(2023年度、3団体)

元ウェストリサイクラーの女性たちによるごみのアップサイクルを通じて新たな経済活動をサポート。

日本とフィリピンの学校教育現場に出張し、製品紹介や環境啓発に参加して下さる高校生・大学生・団体パートナーを募集中!

https://www.loobinc.com/fairtrade.html

ご関心のある方は、ホームページのお問合せフォームからご連絡下さいませ。

 

貧困や汚染が“ゼロ”の社会に向けて、本気で取り組みたいパートナー募集!貧困や汚染が“ゼロ”の社会に向けて、本気で取り組みたいパートナー募集!

 

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