当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しております。このプレスリリースは、ラスコジャパンの夢です。
- 簡易基礎付き緊急災害用住宅を開発
地震をはじめ、大型台風の襲来や線状降雨帯の発生によって引き起こされる洪水災害など、予測不可能な自然現象が昨今頻発しています。ひとたび被害に遭ってしまえば、私たちの日常生活は一変してしまいます。
食料や飲料水、トイレの問題、そして安全な家屋でプライバシーが守られる一時的な生活環境がすぐに確保できるかどうかが一番の問題点となります。しかし従来のような工法では仮設住宅とは言え、材料から施工する人材の確保も含めると完成までに時間を要します。
そこで弊社ではこの度、「簡易基礎付き緊急災害用住宅」の実現を目指します。平常時にはコンテナハウスやトレーラーハウスを事務所やグランピング施設、ワーキングスペース等に活用をしつつ、災害が発生した有事の際は、これらを避難所等に移動し、設置を行うことで迅速に復興支援に役立てることができます。
- 不可能を可能にする、簡易基礎「スパイクフレーム工法」
これらは、弊社の簡易基礎「スパイクフレーム工法」の技術を用いることで、スピーディーな対応を実現することが可能となります。
これまでの仮設住宅は、役目を終えた後の建屋や基礎コンクリートは、産業廃棄物としてゴミとして処理されてきました。簡易基礎付き緊急災害用住宅を活用することで、建屋ごと移動させることが可能となり、基礎は地面から鋼管を引き抜けば再利用することができるため、従来と比較しても無駄の少ない環境にもやさしい工法として役立ちます。
★施工手順紹介動画はこちらです
また、災害用住宅に限らず、緊急医療用ブースや建屋を変えれば緊急用トイレなどの基礎としても活用することができるため、幅広く活用できます。
- 最短半日で施工可能。被災者のストレス緩和にも期待。
コンクリートを使用した従来の工法であれば、地均しや配筋、型枠工事が必要となり、基礎が完成するまでに1か月程かかってしまいますが、「スパイクフレーム工法」は基礎部だけであれば、最短で半日程度で施工することができます。従来の工法と比較して、大幅に工期を削減することができ、スピーディーな復興支援をすることが可能となります。
基礎を設置し、フレームと上部のトレーラーハウスやコンテナハウスを接合して、簡易基礎付き緊急災害用住宅の完成となります。実現に向けて、法律の壁など障壁は様々ありますが、それらを乗り越え、実現に向けて取り組んでまいります。
避難所で間仕切りを設けるなどプライバシーの対策は講じられてはおりますが、それらの対策は一時的なものであり、盗難等の被害の報告もあることから、こうした迅速な仮設住宅を準備し、パーソナルスペースを確保することで、被災者のストレス緩和にも寄与することが期待されます。
そして日本国内に限らず、世界の同じ様に自然災害やで苦しんでいる国や地域、貧困や紛争地域でも仮設の住宅や学校、倉庫や救護スペースなど様々な用途で人々の生活や地域の復興に貢献できるように、取り組んでまいります。
- ラスコジャパンについて
ラスコジャパンは2000年に創立した景観施設メーカーです。「独自技術でオンリーワンの企業を目指す」を理念に掲げており、兵庫県三木市にある本社の他、東京支社、仙台営業所にもオフィスがあります。
ウッドデッキや遊歩道など景観施設の設計から施工まで手掛けており、日本国内の国立公園や都市公園、世界遺産などをはじめとした47都道府県で施工実績は1500箇所以上手掛けさせていただいています。
ラスコジャパンでは「エコロジーファウンデーション」という独自工法を採っています。木道やデッキ、四阿といった小規模構造物を対象とした簡易基礎工法である「ピンファウンデーション工法」をはじめ、重機を使わずに全ての工法で人力で施工ができるという特徴があります。
そのため、従来の大規模な工事をする工法に比べて、環境負荷を軽減させることができ、工期も短縮することができるので、環境にも人にもやさしい工法です。
企業理念である「独自技術でオンリーワンの企業を目指す」という考えの下、新しい技術を開発していくとともに、今後も日本全国に感動を生む施設を創っていけるよう取り組んでまいります。
●公式HP:https://lasco.jp/
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「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。
私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。