3月15日に発売された「ステラナビゲータ12」のテーマは、「星空ひろがる、楽しさひろげる」。
星雲・星団や太陽系外惑星などのデータを大幅に拡充し、新しいプラネタリウム番組も加わるなど、星空の楽しみ方が大幅にひろがりましたが、その楽しさをひろげるための機能も充実しました。ユーザー自身が番組を制作できる「番組エディタ」や任意の機能ボタンを追加できる「カスタムコントロール」は、星座解説や星空紹介ビデオの制作といったプレゼンテーションにも応用できます。
天体望遠鏡のコントロールや、天体写真の構図検討などに使える本格的な天体観測支援機能も、「ステラナビゲータ12」ではさらに充実しています。
〈新機能の紹介〉
1. 天文基礎データの充実
「ステラナビゲータ12」では天文の基礎データを質・量の両面から見直しています。
星雲・星団は、従来は4個のカタログに収録されている約1万天体を表示できましたが、「ステラナビゲータ12」では17個のカタログから延べ約3万天体の表示をサポートします。太陽系の衛星は24個から187個へ大幅増加。一方、新星や超新星、ベテルギウスやミラなどの変光星は、観測に基づいて明るさを正確に計算するようになりました。
また、流星群のダストトレイルや隕石の軌道、エッジワース・カイパーベルト、オールトの雲、発見が相次ぐ系外惑星の軌道など、新たにサポートした天体や機能も多数。空の描画も大気シミュレーションによって大きく改良され、青空や夕焼け、皆既日食中の空の変化が美しく表現されます。
2. 操作性の改善と星空プレゼンテーション
様々な天体などの表示設定は、画面の変化を見ながらダイアログで楽々操作できます。また、任意の操作ボタンを作ることができるカスタムコントロール機能で、星空解説やプレゼンテーションもスムーズになります。さらに、プラネタリウムのような番組を制作できる「番組エディタ」を標準搭載。本格的な星空のストーリーを自分で作ることができます。
3. 星空にもっと親しむ
多数収録されているプラネタリウム番組には「天文学を巡る旅」や3つのギリシャ神話物語などが加わっています。
また、星空に表示できる星座絵は、従来からの3種類に加えて、イラストレーターの八王子氏が描いた親しみやすい「八王子星座絵」を追加しました。
4. 観測や研究にも手放せない
太陽・月・惑星といった太陽系天体の位置は、過去・未来3万年の期間にわたって正確に計算できるようになり、観測はもちろん古天文学の検証にも利用可能です。
また、撮影した惑星画像や太陽表面画像の貼り付け、観測した太陽黒点の編集、日食時のコロナ画像の貼り付けも可能になりました。日食の再現もさらに正確になり、地球上に伸びる日食帯を表示することもできます。
〈「ステラナビゲータ12」について〉
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製品名:「ステラナビゲータ12
- 発売日:2023年3月15日(水)
- 価格:パッケージ 14,000 円(税別)/ダウンロード 12,600円(税別)
- 関連商品:「ステラナビゲータ12 公式ガイドブック」 価格 4,500円(税別)
アストロアーツオンラインショップでは発売記念特価として、3月31日(金)まで以下の価格で販売します。
- パッケージ 13,000円/ダウンロード 11,700円/ガイドブック 4,000円(全て税別)
製品情報ページからは全ての機能を30日間無料で利用できる「試用版」もダウンロードできます。試用版は、購入手続きを行うことでそのまま正式版として使えます。
〈株式会社アストロアーツについて〉
株式会社アストロアーツは、国内の星図ソフトとしてデファクトスタンダードの地位を持つ「ステラナビゲータ」や天体画像専門の画像処理ソフト「ステライメージ」、望遠鏡のコントロールから撮像まで天体撮影に関わる処理を自動化する「ステラショット」といったコンシューマ向けソフトウェアの開発、70以上の施設に導入されているデジタルプラネタリウム「ステラドーム」など施設向けソフトウェアの開発、天文・宇宙に関連する企業・団体様向けのシステム開発やサービス、「月刊星ナビ」をはじめとする天文関連書籍の編集・出版まで、幅広い事業を行っている企業です。
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