「広島城三の丸整備等事業(Park-PFI事業)」における公募設置等計画の認定および指定管理者の指定について

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広島市の広島城三の丸整備等事業において、このたび代表法人である株式会社中国放送を含む11社にて構成される共同事業体「広島城アソシエイツ」が、公募設置等計画の認定を受けましたのでお知らせいたします。

 

 

 本事業は、民間の資金とノウハウを活用し、広島城三の丸における商業施設などの整備や、事業対象区域でのイベントの開催により、広島城周辺のにぎわいを創出し、都心の回遊性を高めることを目的としています。広島城アソシエイツは、「温故知新」をコンセプトとして、史跡や伝統文化の保存と継承に努め、歴史を生かした魅力ある街づくりに貢献していきます。

 以下が今後の事業スケジュールです。

○今後の事業スケジュール

2023年4月 中央公園バス駐車場 供用開始
2025年3月 広島城三の丸第1期エリア(南側)商業施設開業
2025年4月 広島城、天守閣、二の丸復元建物の管理運営
2026年9月 広島城三の丸第2期エリア(北西側)商業施設開業
2026年10月 広島城三の丸歴史館 供用開始

 

■事業内容
 三の丸には、武家茶道・上田宗箇流の世界を身近に感じられる「SOKOカフェ(仮称)」をはじめとした飲食店や地元産品を扱う土産物店を整備します。神楽などを上演できる多目的広場やマイカー駐車場も設け、観光客や市民が楽しめる場所とする計画です。

 

 

 広島城アソシエイツの強みを生かし、テレビ・ラジオ・新聞・デジタルメディア・SNSを駆使した情報発信にも力を入れ、多くの人々に広島城三の丸エリアの魅力を伝える取り組みを行うほか、周辺の観光スポットとも協力し、平和記念公園や紙屋町・八丁堀地区の各種施設とも連携して集客に取り組み、広島都心の回遊性を高めていきます。

■コンセプト
「温故知新」

 

 広島城は広島のまちの起点です。築城後、太田川デルタに形成された城下町。干拓により拡大を続け、政治、経済、交通の中心地として発展してきました。また、武家茶道の流れを汲む上田宗箇流や金城一国斎が確立した漆芸技法の高盛絵など、この地で守り伝えられてきた文化があります。
 原爆で多くの史跡が失われましたが、城下の歴史自体が消えたわけではありません。歴史を生かしてこそ魅力ある都市空間がつくれるはずです。
 つまり、温故知新――この言葉を本事業のコンセプトとして掲げます。私たちは、広島城を歴史と文化に触れる場所として見つめなおし、観光拠点としてのポテンシャルを最大限に引き出します。

 

 

■広島城三の丸整備等 事業概要

所在地 広島県広島市中区基町21番地(中央公園の一部)
事業対象面積 約13,000㎡
公募対象公園施設 第1期商業施設、第2期商業施設、駐車場
特定公園施設 附置義務駐車場、バス乗降場、タクシー乗降場、屋外ステージ、園路・
広場、修景施設、屋外トイレ、照明設備など
アクセス 広島電鉄「紙屋町西駅」電停徒歩9分
アストラムライン「県庁前駅」駅徒歩7分
事業者 [グループ名]  広島城アソシエイツ
[事業主]    株式会社中国放送(代表法人)
       株式会社RCC文化センター
       株式会社TBSホールディングス
                     株式会社フジタ
       株式会社合人社計画研究所
       NTT都市開発株式会社
       株式会社中国新聞社
       株式会社中国四国博報堂
       株式会社山下設計
       NTTアーバンバリューサポート株式会社
       株式会社シーケィ・テック
設計・整備・監理 株式会社フジタ、株式会社山下設計、株式会社シーケィ・テック
着工 第1期エリア:2024年3月頃
第2期エリア:2025年10月頃
供用開始 第1期エリア:2025年3月頃
第2期エリア:2026年9月頃

※今後の関係官庁との協議等により計画に変更が生じる場合があります。

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