従来実現できなかった、システムに負荷をかけずにすべてのSQLを自動収集することに加え、テーブル単位で取得効率の分析・可視化が可能になり、データベース全体の効率を飛躍的に高めます。また、専門家でないと不可能な領域と謂われていたインデックス設計を、一般のエンジニアでもチューニングすることが可能な仕様です。
【製品情報】
https://www.sysbank.co.jp/product.html
SQL予兆監視機能とインデックス自動設計機能について
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SQL予兆監視機能
従来はCPUやメモリ、セッションの監視という手段しかなく、これまでは障害が発生してからの後手対応となっていました。CPUやメモリが閾値を超えたらアラートが通知され、その後、専門家が膨大なSQLから原因となるSQLを探すことになります。問題のSQLを特定した後は、複雑な実行計画（プラン）の分析を行い、勘や経験に基づいて対策を検討していきます。結果として、初動も遅れ、復旧までの時間もかなり掛かってしまうことになっていました。
お客様の要望に応えるため開発されたSQL予兆監視機能は、障害の原因となる“SQLの動き”自体を監視して、障害が発生する前に遅くなる傾向を把握できるようになります。それにより先手対応が可能となり初動も早く、原因の調査分析も短時間で行え、データベース運用の安定稼働を可能とします。
MAJESTY：SQL予兆監視機能
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インデックス自動設計機能
従来、SQL個別単位のインデックス自動設計を行うツールは存在していますが、それらのツールでインデックスを追加すると、
重複インデックスがたくさんできてしまい、それによりインサートやアップデートの処理が遅くなり、パフォーマンスに大きな影響を与える原因となっていました。
テーブル単位でインデックスの自動設計ができることは、これまでのアプローチでは到底考えられませんでした。特定のテーブルにアクセスしている全てのSQLを分析しない限りは実現できません。それを可能とするのが、新特許技術である「アクセスパターン分析技術」となります。インデックス設計は、データベースの専門家でないとできない領域と謂われておりましたが、MAJESTYでは、
一般のエンジニアでも設計できるようになっております。
MAJESTY：インデックス自動設計機能
MAJESTYについて
データベースの安定稼働を支援するソフトウェアです。米国、日本、欧州、中国の特許を取得した新特許技術である「アクセスパターン分析技術」をコア技術として、これまでとは異なるアプローチでデータベースの品質向上を可能とします。
従来、実現できなかったすべてのSQLをシステムに負荷をかけずに自動収集し、SQLをテーブル単位で分解し、テーブル単位でデータの取得効率を分析、可視化します。専門家によるSQL単位での個別対策でなく、一般のエンジニアがテーブル単位で複数のSQLを一括でチューニングすることができるようなり、データベース全体の効率を飛躍的に高めることができます。MAJESTYを利用してチューニングすることでCPU処理時間53%、バッファヒット率32%削減することができました。
●本番環境にも負荷をかけずに全てのSQLを自動収集
大量のデータ処理が行われる本番環境においても安心してすべてのSQLの動きを確認できる
●SQLや実行計画（プラン）の変化を監視
障害が発生してからでなく、小さな変化が発生した時点でメンテナンスの必要性を確認できる
●テーブル単位で最適なインデックスの自動設計
頻繁に参照されている上位10～20のテーブルを最適化することでシステム全体の9割が改善される
●バッチ処理や画面処理など特定の処理（SQL）を追跡監視
データ量の増加や実行計画（プラン）の変化による性能劣化を未然に対策検討できる
【ソフトウェア概要】
名称：「MAJESTY」
対象データベース：Oracle 9i 以降，SQL Server 2008 以降
価格：お問い合わせください
お問合せ先：majesty_tech@sysbank.co.jp 〔ソリューション部 谷澤〕
【会社概要】
社名：株式会社 シスバンク
本社所在地： 東京都新宿区四谷坂町 9-9 三廣ビル 3階
代表取締役： 丁 俊栄
事業内容： データベース性能診断・分析 ソリューション事業
設立： 2008年 7月
HP： https://www.sysbank.co.jp/index.html
