- データ連係により実現すること
アスエネとDaigasエナジーは2022年8月に業務提携をし、CO2見える化から低・脱炭素ソリューションによるCO2削減までをワンストップでサポートする「D-Lineup×アスゼロ」を提供しています。
Daigasエナジーが提供する「D-Fire」は、工場の省エネ・省人化、安定操業支援、安定生産支援を実現するIoTサービスです。工場で使用する設備やメータ、システムなどのデバイスを「D-Fire」独自のIoTプラットフォームに紐付けることで、データの蓄積や分析が可能となります。
「D-Fire」では工場設備における機器、設備、製造ラインごとのScope1-2の活動量を一次データとして取得できます。各製造ラインや設備の稼働実態を踏まえたCO2排出量を一次データとして「アスゼロ」に自動で連係させられるため、より実態に即したCFPの算出が可能となります。企業は、本データ連係の活用により、CO2排出量の見える化業務工数を削減しながら、精緻なCFPの算出が可能となります。
両社は企業のCO2排出量見える化から低・脱炭素ソリューションによるCO2排出量削減までをワンストップでサポートし、サプライチェーン全体でのネットゼロをさらに支援していきます。
- 「アスゼロ」について
「アスゼロ」は、複雑だったCO2排出量算出業務をカンタンにサポートする、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3のサプライチェーン排出量の報告・情報開示を支援します。
<主な特長>
・請求書などをAI-OCRでスキャン、お客さまの業務工数を削減、カンタンにCO2見える化
・CDP認定の気候変動スコアリングパートナーとしての豊富な実績によるSXコンサルティング
・GHGプロトコル*に基づいた、各種イニシアチブ(CDP・TCFD・SBTなど)の報告支援
・製品LCA*機能により、製品・サービス単位のCO2排出量の算定が可能
・CO2クレジットオフセット、クリーン電力調達などの脱炭素ワンストップソリューションを提供
・GHG排出量算定の国際規格ISO14064-3の第三者検証により、システムの妥当性を保証済み
アスゼロサービスサイト:https://earthene.com/asuzero
- Daigasエナジー 会社概要
会社名:Daigasエナジー株式会社
代表者:代表取締役社長 井上 雅之
設立:2019年10月
本社所在地:⼤阪市中央区平野町四丁⽬1番2号
WEBサイト:https://www.daigas-energy.co.jp/
- アスエネ 会社概要
会社名:アスエネ株式会社
事業:CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスゼロ」
ESG評価クラウドサービス「ESGクラウドレーティング(ECR)」
再エネ調達コンサルティングサービス「アスエネ」
資本金:25億2,681万円(資本剰余金含む)
代表者:代表取締役CEO 西和田 浩平
株主:経営陣、インキュベイトファンド、環境エネルギー投資、STRIVE、
パビリオンキャピタル(シンガポール政府/テマセク傘下ファンド)、
Salesforce Ventures、SBIインベストメント、GMO VenturePartners、
Sony Innovation Fund、GLIN Impact Capital、Axiom Asia Private Capital等
創業:2019年10月
住所:東京都港区虎ノ門1丁目17−1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階 CIC TOKYO
URL:https://earthene.com/corporate/
【採用について】
アスエネでは、ミッションである「次世代によりよい世界を」を実現するため、全方位で採用を強化しております。ご興味・ご関心がある方は、ぜひお問い合わせください。
採用サイト:https://earthene.com/corporate/recruitment
【アライアンスについて】
アスエネでは、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスゼロ」の展開を、一緒にお取り組みいただけるパートナーを募集しております。
協業例:金融機関・地域金融機関、総合・専門商社、コンサル、製造業、投資ファンドなど
問い合わせ先:https://earthene.com/corporate/form/contact
<注釈補足>
* GHGプロトコル:Greenhouse Gas(温室効果ガス)の排出量算定と報告の国際・世界基準
* Scope1-3:以下のとおり、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分
Scope1:自社の事業活動において直接排出したCO2排出量
Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量
Scope3:上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量
* SX:サステナビリティ・トランスフォーメーション。企業が持続可能性を重視した経営方針に切り替えること
* LCA:ライフサイクルアセスメントの略。製品やサービスの生産から消費、廃棄に至るまでのライフサイクル全体における環境負荷を定量的に算出する手法