- 【初めての雪体験!アスリートと交流!】
当日はこれまで雪に触れたことのない子どもたちが成田さん、森選手の指導のもとプルーク滑りやハの字で滑る基礎を教わり、スキー教室開始から2時間程度で滑ることができるようになりました。スキー教室の開始前には初めての体験に不安を感じる子も多かったですが、友達同士で声を掛け合いながら一生懸命に練習し、スキー教室後半にはリフトにも乗れるようになりました。今回の体験活動は子ども達にとって、かけがえのない思い出となる1日になりました。
- 【ゲスト及び主催者のコメント】
成田 童夢さん:
今回のスキー体験を通じて、「未体験なことでも臆せず挑戦して、滑れるようになった成功体験」を忘れずに、沖縄に戻っても沢山の挑戦をしてもらいたいと思います。
森 宏明選手:
初めての雪遊び。スキー板を履くことにも苦戦していた子どもたちが上達していく姿を見てなんだか嬉しくなりました。私自身、今後も社会との関わりを積極的に広げてまいります。貴重な経験をありがとうございました。
主催者:
これからも「子ども第三の居場所」を応援いただける支援者の方が増え、子どもたちの体験機会の創出につながることを期待しています。
- 【長野県内の子どもたちとの交流も実現!】
沖縄県うるま市の「子ども第三の居場所」では、2021年から長野県の子どもたちとオンラインでの交流を定期的に続けてきました。昨年8月に長野県の子どもたちが沖縄県うるま市を訪問しましたが、新型コロナウイルス感染症に配慮してビデオレター等による交流としたため、今回が、初めての対面交流となりました。2月23日(木)は信州まつもと空港にて長野県内の「子どもも第三の居場所」に通う小中学生10人が出迎え、歓迎の寄せ書きなどを渡す歓迎セレモニーを開催しました。最終日である2月25日(土)には、長野県の子どもたち総勢10名が参加し、善光寺にて初めての法要(お朝事)を経験した後、精進料理も体験して交流を深めました。
- 「沖縄県うるま市 子ども第三の居場所 施設概要」
うるまわいどキッズ
沖縄県内初の拠点。小学校低学年を中心に手厚い支援を行う。子どもたち1人1人に寄り添い、また1人ひとりの背景をしっかり捉えながら、生活習慣や学習習慣の環境づくりを行っている。
所在地:沖縄県うるま市
対象者:小学生(主に1年~3年、現在は1~4年生を受け入れ)
開所日時:月~金:放課後~19時、土・長期休み:8時~19時
運営団体:一般社団法人りあん
b&gからふる田場
小学校低学年を中心に手厚い支援を行う。子ども達の「やってみたい」という気持ちをスタッフが後押しし、小さな成功体験の積み重ねをサポートしながら、子ども達の自己肯定感を育んでいる。
所在地:沖縄県うるま市
対象者:小学生、中学生
開所日時:月~金 、12時~21時 長期休み:9時~19時
運営団体:特定非営利活動法人沖縄青少年自立援助センターちゅらゆい
b&gかっちんふぇーばる
小学校低学年を中心に手厚い支援を行う。家のような温かみのある空間で、食育・畑・学習・書道の4つのプログラムを軸に子どもたちの生活面・学習面をサポートすると共に、様々な体験活動を通して子どもたちの成長を支援している。
所在地:沖縄県うるま市
対象者:小学生 1年、2年、3年
開所日時:月~金:放課後~20時 土・長期休み:8時~18時
運営団体:一般社団法人HOMEおかえり
- 「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設している子どもたちが安心して過ごせる居場所です。現在、全国に146ヵ所設置されています。(2023年2月末時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
- 「HEROs Sportsmanship for the future」とは
アスリートの社会貢献活動を推進することで、スポーツでつながる多くの人の関心や行動を生み出し、広げていくために、アスリートの声を集めて始まった活動です。アスリートを中心とした社会貢献活動のプラットフォームをつくり、必要な情報提供やサポートをします。競技を超えてアスリートたちの連携の輪を広げ、社会貢献活動の経験をシェアできる場をつくります。
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/heros