- 概要
GEAR5.0(農水)では、地域ごとにさまざまな特徴を持つ水産業・農業において、高専ならではの小回りのきく技術展開を活用して学生と共に農林水産の生産力向上、持続性を実現するDX(Digital Transformation)の推進、カーボンニュートラルの実現に取り組んでいます。
本取り組みでは、地域ごとにさまざまな特性を持つ農林水産業において「とる」から「つくる」への変革を支援するシステムを開発することを目標としており、農業や水産業に関わる生産者が安定的に生産物を採取し付加価値を付けて市場に流通させる仕組み作りを進めていきます。このためには、自然環境のデータ観測と分析が重要になります。そこで、観測機から得られる気象や画像などのビックデータに対して機械学習等を利用した分析を行い、傾向分析や予測を行うモデルを構築し生産に活用する仕組みの構築を試みます。
今回は参画高専学生が発酵食品、ウニ、水産・農業の3つのグループに分かれ、ワークショップを行います。本事業で目指す各高専の強みを活かした研究開発プラットフォームの構築と、ご当地発酵飲料・食品開発・販売・流通を進める機会となります。
- プログラム
3月11日(土) キックオフ
アイスブレイク
3月12日(日) ワークショップ1(体験会)
ワークショップ2(アイデアソン)
3月13日(月) ワークショップ3(発表会)
3月14日(火) 発表会予備日
本事業は、GEAR(ギア)5.0農水事業の一環として実施しております(※)。
発表会の様子はMicrosoft Teams等を用いて公開を予定しています。
(※)
GEAR 5.0について
https://www.kosen-k.go.jp/about/profile/gear5.0-compass5.0.html
GEAR 5.0農水について
https://www.toba-cmt.ac.jp/gear-nousui/
- 鳥羽商船高等専門学校について
明治の六大教育家の一人、近藤真琴を校祖とする鳥羽商船高等専門学校は、明治8年(1875年)9月に現在の東京都港区浜松町に航海測量習練所として創基し、その分校として、明治14年(1881年)8月20日に三重県鳥羽町に鳥羽商船黌として創立された。その後、私立、市立、県立などの変遷を経て、昭和42年(1967年)6月に国立鳥羽商船高等専門学校となった。令和7年(2025年)には創基150周年を迎えます。
「先取・礼譲・質実剛健」を教育理念とし、世界と地域で活躍する、科学的思考を持つ高度な技術者を育成し、令和4年9月現在で7千人を超える卒業生・修了生を輩出しています。
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 鳥羽商船高等専門学校
所在地:三重県鳥羽市池上町1番1号
代表者:和泉 充設立:1881年
URL:https://www.toba-cmt.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
鳥羽商船高等専門学校総務課総務係
TEL:0599-25-8000
e-mail:soumu-soumu@toba-cmt.ac.jp
~2022年度、高等専門学校制度は創設60周年の節目を迎えました~
https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/60th/