株式会社リバネスは、創業以来「科学技術の発展と地球貢献を実現する」を理念として掲げ、「サイエンスをわかりやすく伝える」をコアコンピタンスに教育・人材・研究・創業に関わるさまざまな課題の解決を事業として進めてまいりました。
この度、リバネスの全プロジェクトを推進する7つの開発事業部が展開する事業を元に、世界を変える28のコアサービスを策定しましたので、順次公表いたします。
第24弾である次世代育成コミュニティ構築では、10年後の地域の未来を担う中高生が研究を通して地域の課題や資源に触れることでその可能性に気づき、大学院生を含む若手研究者が研究メンターとなって、若年層の研究人材を継続的に育てる仕組みを地域に作ります。
次世代育成コミュニティ構築とは
大学、研究機関、企業で磨かれている技術シーズから新しい産業を育てていくためには、地域に科学・技術に関する研究ができる人材を継続的に育てていくことが必須です。しかし、中高生の研究活動は部活動に限られることに加えて、指導に関する負担が大きいため、継続的な活動ができないなどの課題があります。本サービスでは、ベンチャー企業や地域企業の技術者が中高生の研究活動を通して交流する仕組みをつくることで、科学技術を基盤とした若年層の研究活動を持続可能な形とします。
大学、研究機関、企業で磨かれている技術シーズから新しい産業を育てていくためには、地域に科学・技術に関する研究ができる人材を継続的に育てていくことが必須です。しかし、中高生の研究活動は部活動に限られることに加えて、指導に関する負担が大きいため、継続的な活動ができないなどの課題があります。本サービスでは、ベンチャー企業や地域企業の技術者が中高生の研究活動を通して交流する仕組みをつくることで、科学技術を基盤とした若年層の研究活動を持続可能な形とします。
具体的な取り組み内容
研究テーマの設定からプランや研究コーチの公募を行い、研究支援、研究発表を1年間をかけて行います。
- 研究プランの募集
- 地域内の中学校、高校を対象として、自ら情熱を持って取り組みたい科学技術に関する研究プランを募集します。
- 研究コーチの募集
- 中高生の研究をサポートする研究コーチを地域の大学や企業より募集します。対象は、若手研究者や企業研究者/技術者とします。
- 研究コーチによる研究支援
- 研究プランごとに研究コーチがチームにつき、研究計画や実験へ助言、研究発表の練習などをオンライン面談や学校訪問を通じて行います。
- 成果報告会の実施
- 研究した成果を発表する報告会を行います。報告会には、地域の大学や企業の参加を呼びかけ、地域全体への効果の波及を狙います。
サービス導入のメリット
本サービスを導入することで長期目線、短期目線でのメリットを得ることができます。
- 短期目線
- 中学生、高校生の研究活動の活性化
- 若手研究者、技術者の研究に取り組む姿勢の見直し機会
- 地域内の中学校/高等学校、大学、ベンチャー企業、地域企業とのネットワーク構築
- 長期目線
- 科学技術に関する研究人材による地域産業の活性化
サービス導入実績
- 茨城県 IBARAKI ドリーム・パス事業 (主催:茨城県教育委員会)
- 高校生等を対象に、地域の課題解決や自分の夢実現に向けた企画立案・実践活動を通して、高い創造意欲を持ち、新しいことに挑戦できる力、アントレプレナーシップを養成することを目指しました。https://lne.st/2022/06/13/ibaraki-dreampass_start/
- 滋賀県 滋賀ジュニアリサーチグラント (主催:滋賀発成長産業発掘・育成コンソーシアム)
- サイエンスとテクノロジーをベースとした次世代の産業創出のリーダーたる人材の育成を目的として、滋賀県内で研究活動に取り組む中高生を対象とする研究費助成金および若手研究者(研究コーチ)による研究伴走支援を行いました。 https://shiga-consortium.com/education/
2022年度事業の取材を受け付けております
- 2月18日 IBARAKI ドリーム★パスAWARD 場所:県南生涯学習センター(茨城県土浦市)
- 2月11日 滋賀ジュニアリサーチグラント 成果発表会 場所:コラボしが(滋賀県大津市)
地域開発事業部とは
地域開発事業部は「地域の産業を再構築し、新産業を生み出す」をミッションとし、リバネスの知識プラットフォームを地域課題に活用することで、地域に眠る資源の発掘や新技術の導入支援など、地域の発展に資する事業を行っています。
地域開発事業部 https://lne.st/about/division/ld/
お問い合わせ先
株式会社リバネス 地域開発事業部(担当:福田)
03-5227-4198
info@Lne.st