総合化学メーカーのデンカ株式会社が米ペガサス・テック・ベンチャーズと約130億円規模のCVCファンドを組成〜デンカ社の新規事業イノベーションを促進〜

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米国シリコンバレーを拠点にグローバルに投資活動を展開し、大手企業のイノベーション促進を支援するペガサス・テック・ベンチャーズ(本社:米国カリフォルニア州、創業者兼CEO:アニス・ウッザマン、以下:ペガサス)は、この度、総合化学メーカーのデンカ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:今井俊夫、以下:デンカ)とともに、1億米ドル(約130億円)規模のベンチャー投資ファンドを組成しました。

1915年に設立されたデンカは、近年、次世代電気自動車、5G通信や感染症への対策など、未来社会の礎となる分野で発展を目指す総合化学メーカーです。今回のファンド組成によって、シリコンバレーをはじめとする米国・ヨーロッパ・イスラエル・アジア諸国の最先端の技術を持つベンチャー企業への資金提供を通じて、「ICT & Energy」、「Healthcare」、「Sustainable Living」の3分野で新規事業の創出と新規技術の獲得を進めます。

 デンカ株式会社の代表取締役社長の今井俊夫氏は次のように述べています。
「グローバルでのイノベーション活動を推進する上で、ペガサス社がベストなグローバルパートナーであると感じました。日米の文化に精通し、かつ、技術の知見が深いVCであるペガサス は、当社のような技術中心にイノベーションを進める企業にとって適任であると確認できました。ペガサスのグローバルでの豊富なネットワークと技術の知識をうまく活用して当社の2023~2030年度までの8ヵ年を対象とする次期経営計画『Mission2030』を実現していきたいと考えております。これにより、変化の激しい世界に対応すべく新規事業の創造、既存事業の拡大を目指します。」

ペガサスの創業者兼CEOのアニス・ウッザマンは次のように述べています。
「ペガサスは、CVCファンドを運用するプレイヤーとして世界をリードしており、今現在30以上の大企業の戦略ファンドの運用を任されております。多くの日本の大企業をサポートさせていただいており、今まで数百社にのぼるベンチャー企業とのマッチメイキングに成功しています。ペガサスチームは技術系のベンチャー企業に非常に詳しく、今回のファンドの設立によって世界中のトップの技術を持つベンチャー企業をデンカ社につなげ、『Mission2030」の実現に向け、中長期的に大きく貢献して参りたいと思っております。」 

デンカ株式会社について
デンカは有機系素材事業、無機系素材事業、電子材料事業、機能・加工製品事業、医薬事業を中心とした総合化学品メーカーです。1915年の創立より、化学工業を基盤としたモノ作りを通じて、社会の発展に貢献し、社会から信頼される企業を目指しています。2015年に創立100周年を迎え、その後の持続的な成長に向けてグローバルな事業戦略を加速しています。
詳細については、https://www.denka.co.jp/をご覧ください。

ペガサス・テック・ベンチャーズについて
ペガサスは米国シリコンバレーに本社を構え、世界数多くの大手企業からLP出資を受けており、大企業のイノベーションのサポートを基本業務とするベンチャーキャピタルです。これまでにSpaceX、Twitter、Airbnb、SoFi、Doordash、23andMe、Color、Carbonなど、世界250社以上のベンチャー企業に投資を実施しています。詳細については、https://ja.pegasustechventures.com/をご覧ください。さらにペガサスは、世界規模でイノベーションを促進するため、世界最大級のネットワーキング&ピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ」(https://www.startupworldcup.io/)の主催も手がけ、世界70の国と地域で予選を繰り広げています。

【本件に関するお問合せ先】
企業名:ペガサス・テック・ベンチャーズ
企業担当:海野あやか
Email:unno@pegasusventures.com
電話番号:03-6417-4570

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