ACEは子ども・若者が自らの意志で人生や社会を築ける社会の実現を目指し活動する 団体です。
本プロジェクトに企業 が参画いただくと、プランに応じて、ACEによる「ビジネスと人権」を学べる企業研修の実施や、協賛費用の中から「応援金」としてガーナに送られたことを証明するブロックチェーン履歴の作成など、ESG経営の実践にご活用いただけます
プロジェクトWebサイト:https://updater-blockchain.jp/chocolate/2023
1.「ビジネスと人権」を学んで体験 タドれるチョコプロジェクトについて
TADORiはブロックチェーンを用いて支援活動やサプライチェーンをタドれるプロジェクトを多数展開しています。直近では国産竹の活用を促進するプロジェクトや、カシミヤを使った衣料品のサプライチェーンを可視化するプロジェクトを発足、各パートナー企業と共同で、ブロックチェーンを用いて、地球環境や生産者の労働環境などに関わる様々な社会課題解決に取り組んでいます。
今回のタドれるチョコプロジェクトは昨年に引き続き、2回目の実施です。前回はタドれるチョコを販売※1し、カカオ商社である立花商店を通じて、児童労働の解決や原住民の歴史や文化を守る現地の生産者団体に応援金を送りました。第二弾となる今回は、タドれるチョコの販売にとどまらず、企業向けの協賛プランをご用意、チョコレートの応援金は、チョコの生産地であるガーナでの使用使途を指定できるようになりました。
チョコレートを実際に食べて、応援方法を選び、人権問題を学び、その貢献をブロックチェーンに記録できるプロジェクトです。
※1 2022年1月28日プレスリリース https://minden.co.jp/news/2022/01/28/5997
2.企業向け協賛プランについて
本プロジェクトでは、タドれるチョコを通じたESG経営の実践に向け、以下のプランをご用意しています。なお各プランはお客さまのご要望に応じてカスタマイズが可能です。詳細はお問合せください。
Aプラン:
・「ビジネスと人権」セミナー:3回
・児童労働をなくそうチョコ3味セット:100セット
・ブロックチェーンの設定
・本プロジェクトWebサイトへの貴社ロゴ掲載
Bプラン:
・「ビジネスと人権」セミナー:1回
・児童労働をなくそうチョコ3味セット:100セット
・ブロックチェーンの設定
・本プロジェクトWebサイトへの貴社ロゴ掲載
Cプラン:
・「ビジネスと人権」セミナー:1回
・児童労働をなくそうチョコ3味セット:30セット
・ブロックチェーンの設定
・本プロジェクトWebサイトへの貴社ロゴ掲載
「ビジネスと人権」セミナーについて
2011年国連で「ビジネスと人権の指導原則」が採択されました。これにより、企業のサプライチェーン上の人権尊重責任が明確になりました。しかしながら先進各国の産業における児童労働、強制労働への関与を示す指標として定評のある「Global Slavery Index2018」において、G20諸国の国別の現代奴隷関与の規模(リスク品の輸入額)は上位5か国だけでも2000億米ドルを超え、日本は第2位で470億米ドルと報告されています。上記報告によれば、現代奴隷への関与を防止する政府政策の評価格付けでは、日本はCCCとされており大きな課題が残されています(167カ国をA、BBB、BB、B、CCC、CC、C、Dの8段階で格付)。
そのような中、2022年9月に、経済産業省が企業の取り組みを後押しするために「サプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」を公表しています。
本企業研修ではこのようなトレンドの解説はじめ、座学だけではなく、ACEオリジナルのワークショップを通じて当事者意識をもって考える機会を提供します。
児童労働をなくそうチョコ3味セット
ACE支援地のガーナ産カカオを使った「タドれるチョコ」を買うと、1枚につき100円相当の応援金を、それぞれの目的に応じた“カカオ貯金箱”に蓄えられ、啓蒙活動や必要備品の購入といった用途に活用されます。なお使用使途は改ざん不可能なブロックチェーンで記録され、誰でも記録の閲覧が可能です。
3.パートナー企業・団体
本プロジェクトならびにタドれるチョコは、以下のパートナーと協業することで実現したチョコレートです。
(1)認定NPO法人 ACE (現地の児童労働問題改善支援、企業研修)
ガーナのカカオ生産地、インドのコットン生産地で、児童労働問題などに取り組む国際協力NGO。2011年から森永製菓株式会社と「1チョコ for 1スマイル」キャンペーンの支援先パートナーとして連携しています。
本プロジェクトでは、ACEによる支援により児童労働がなくなった地域のカカオを使用したほか、企業研修も実施します。
https://acejapan.org/
(2)株式会社立花商店 (商品企画・生産)
世界のカカオ生産地において、最高級品質など豊富な品種を買い付け、農家の支援に取り組む創業70年のカカオ専門商社。アフリカを中心に世界各国のカカオ生産者と長年にわたるパートナー関係を構築しています。
https://www.tachibana-grp.co.jp/
(3)工房集(パッケージデザイン)
社会福祉法人みぬま福祉会の利用者が、さまざまなアート活動をする拠点です。「タドれるチョコ」のパッケージは、工房集所属の高谷こずえさん、西川泰弘さん、山﨑利之さん、Webサイトやしおりは高谷こずえさん、西川泰弘さん、山﨑利之さん、金子隆夫さんの作品です。
https://kobo-syu.com/
4.プロジェクト参画事例 川崎ブレイブサンダース
プロバスケットボール「B.LEAGUE」のB1に所属する川崎ブレイブサンダースは、本プロジェクトの趣旨に共感し、参画することになりました。川崎ブレイブサンダースは2020年より、SDGsプロジェクト「&ONE(アンドワン)」を開始し、これまでバスケットボールやホームゲームを通じて楽しく気軽に参加できるSDGsの様々な活動を行ってきました。本プロジェクトへの参画はその取り組みの一つです。
今回川崎ブレイブサンダースでは、ホームゲーム会場やオフィシャルオンラインショップでの販売を予定しています。
本プロジェクトへの参画にあたり、川崎ブレイブサンダースSDGsプロジェクトリーダーの隠岐洋一氏から、次のコメントを頂戴しています。
この度、UPDATER様にお声がけいただき、「タドれるチョコ プロジェクト」に参加させていただくこととなりました。クラブ単体では出来ない取組をご一緒できること、大変嬉しく思っております。プロスポーツクラブが参画させていただくことで、少しでも多くの方にこの取組を知っていただくきっかけとなれば幸いです。
川崎ブレイブサンダースのSDGsプロジェクト「&ONE」に関する取り組みについて、詳細はこちらをご覧ください。
https://kawasaki-bravethunders.com/lp/and-one/
5.本プロジェクトに参加するメリット
次のような課題を持つ企業は、ESG経営の具体的なアクションの一つとして、本プロジェクトへの参画をご検討いただけます。特に協賛プランに含まれるチョコレート購入では、ブロックチェーンによる改ざんができない状態で、児童労働解消の支援活動を証明可能です。
・サプライチェーンにおける人権に対する課題について、認識を深めたい
・CO2削減の取り組みに比べ、サプライチェーンにおける人権配慮の具体的なアクションが分からない
・自社の社員やステークホルダーに、ビジネスにおける人権問題について関心を持ってほしい、課題認識を共有したいと考えている
6.今後の展開
今後も社会課題解決に貢献するサービスや商品の企画・開発を通じ、企業のESG経営実現を目指す企業を支援するとともに、「顔の見えるライフスタイル」実現へ取り組んでまいります。
7.株式会社UPDATERについて
2021年10月1日にみんな電力株式会社より社名変更。2011年、大手印刷会社で新規事業を担当していた大石英司が、再生可能エネルギー事業会社としてみんな電力株式会社を設立。2016 年に発電者と生活者をつなぐ電力小売りサービス「顔の見える電力™️」を始め、2020年以降にはエアテック事業「みんなエアー」やオウンドメディア「TADORi」などを開始。ソーシャル・アップデート・カンパニーとして、独自のブロックチェーン技術を基盤とした「顔の見えるライフスタイル」の実現を目指す。2020年、第4回ジャパンSDGsアワード SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞を受賞。
所在地: 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル8F
代表取締役: 大石英司
設 立: 2011年5月25日
資本金: 13億498万円(資本準備金 20億3,918万円) ※2022年3月31日現在
事業内容:Climate Tech事業「みんな電力」、Well-being Tech事業「みんなエアー」等
URL : https://www.updater.co.jp/
8. 本件のお問い合わせ先
<プロジェクトやブロックチェーンソリューションについて>
新事業推進部 TADORiチーム
E-mail :tadori@minden.co.jp
<報道関係>
広報担当 北川(070-8373-4867)中村(080-7142-5287)佐藤(080-7142-5295)
代表TEL:03-6805-2228(受付時間 平日11:00~15:00)
E-mail :pr@minden.co.jp