JA長野県信連 × 株式会社デザインエイエム ブランディングセミナーを開催!

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中小企業のブランディングデザインを手掛ける 株式会社デザインエイエム(東京都渋谷区、代表:溝田明)は、2022年12月6日JA長野県信連さまが主催する経営セミナー「会社経営を強くするためのブランディングセミナー」に講師として登壇しました。代表の溝田 明が実際の事例を交えながら、JA長野県信連のお取引さまへ向けてブランディングについてお話させていただきました。

 

  • デザインエイエムの自社セミナー参加がきっかけで、コラボレーションが実現。

「お聞きしたセミナーの内容を、お取引先さまへ向けて講演してほしい。」
デザインエイエムが開催するブランディングセミナーに参加したJA長野県信連さまからこのようなご依頼をいただき、今回のセミナー開催が実現しました。

もっと身近なものとして「ブランディング」や「デザイン」を考えてもらう機会になれば ―。

そんな思いのもと、代表の溝田がお話をさせていただきました。
 

  • デザイン=おしゃれ ではない!中小企業にこそ「ブランディング」が必要な理由。

いわゆる大企業と呼ばれる会社は、大きな予算をかけて広告やCMを作成し、商品についてや企業の思いを顧客に伝えることが可能です。
しかし中小企業の場合そうはいきません。

だからこそ自社商品のネーミング、ロゴはもちろんのこと、
WEBサイトやSNS、パッケージ、店舗の看板や内装、ユニフォーム、スタッフの立ち居振る舞い、また社員が使用する名刺や封筒といった細部に至るまで、顧客との接点(コミュニケーション)となりうる一つ一つを大切に考え、全ての世界観を統一し、一貫性があることが非常に重要になります。
最終的にそれが企業のイメージに直結し、また購入したい、また利用したいという気持ちを醸成するからです。

せっかく商品は素敵なのに、WEBサイトに詳細情報がなく、お店の雰囲気も何だか暗い。
WEBサイトはおしゃれなのに、実際に届いてみたら写真とイメージが全く違う。

こんな乖離が起こらぬよう、中小企業の経営者の皆さんは顧客との接点(コミュニケーション)を見直し、
伝えたいことがしっかりとイメージ通りに伝わっているのかを常に顧客目線で考えなければならないのです。

デザインと聞くと、「表面を飾るもの」「見た目をかっこよく、おしゃれにするもの」とイメージされる方が多く、少し敬遠される方もいるかもしれません。
しかし、デザインはあくまで中身があってこそ。根幹にある経営者の志や開発者の思いが、外見に反映されていなければなりません。表面を飾っただけのデザインはすぐに見透かされてしまいます。
デザインとは問題解決の1つの手段であり、決して目的ではないのです。
私たちは常にそんな考えのもと、日々デザインの提案を行っています。

デザインやブランディングなんてうちには関係ない。
そんな風に思わず、現在のツールで自社の思いがお客さまに伝わっているのか、ぜひ見直してみてほしいと思います。
 

  • 質疑応答の時間は活発な意見交換の場に。

​セミナーの最後には質疑応答の時間を設け、皆さまからの疑問や現在抱えているお悩みについて直接お話しをさせていただきました。
講演を聞いた皆さまからたくさんのご質問をいただき、活発な質疑応答の時間となりました。
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Q.新たにデザイン開発を依頼する時、どの段階でデザイン会社に依頼をするのが良いのでしょうか?

ある程度のラフデザイン等があった方が良いのか、または課題抽出から携わっていただけるのでしょうか?

溝田A. 
課題抽出時から依頼するのが良いでしょう。
なぜならブランディングを進めていくにあたり、客観的な目線は非常に大切になるからです。
社内の人間だけだとどうしてもその客観的な視点を持つことが難しいため、課題抽出時から第三者に介入してもらうことは効果的であると思います。
まずはデザイン会社としっかり話し合い、現在の課題やブランディングの目的を明確化させた後、デザインはその目的に応じて一緒に進めるのが良いでしょう。

Q.個人的な意見ですが、経年したロゴにはどうしても「昔っぽさ」を感じてしまいます。商品デザイン、会社デザインなど種類によっても異なると思いますが、デザインを刷新・リブランディングする周期やタイミングについてはどのように考えればよいでしょうか?

溝田A.
勢いがあり変化の大きな会社は、数年おきにロゴのリニューアルを行なっている所もあります。
しかし中小企業にとって、ブランディングを敢行することはとても大きな決断。そう何度も行うことではないと思います。
そのため自分自身は“50年使い続けられるデザインを作る”という思いでいつもデザイン提案を行っています。実際50年はとても難しいことですが、少なくとも基準としては25年は必ず使い続けられるデザイン。
実際にクライアントさまの中には20年以上お付き合いが続いている企業があります。

どうしてもその時の流行を追ってしまうと、時が経った時に「昔っぽい」と感じてしまいますし、そのサイクルも早い。
いかに流行を追わず、「新しい」感覚が出せるかは、デザイナーの力量次第です。
情報収集を怠らず、できる限りたくさんの会社の話を聞いて比較検討し、共にあゆみ続けられるデザイン会社を見つけてほしいと思います。
 

  • 講師紹介

株式会社デザインエイエム 代表 溝田 明(みぞた あきら)

高知大学教育学部(デザイン専攻)を卒業後、デザイン制作会社を経て1998年独立。
2000年 株式会社デザインエイエムを設立。
「デザインで明るい未来をつくる」という理念のもと、企業のCI・VI・ロゴなどのグラフィックデザイン、
ブランディングを中心に活動している。
そのデザインによってクライアントが株式上場を果たしたケースや、売上を1年で4倍にしたケース、異例の大出世をしたケースもある。クライアントのリピート率は9割を越える。

著書『本質を一瞬で伝える技術』(KADOKAWA中経出版)
NHK「クローズアップ現代」等 出演多数
書籍「ニホンゴロゴ2」等 掲載多数
日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)会員
 

  • エイエムのブランディングセミナーは2023年3月7日(火)に開催! 出張授業のご依頼も随時受付中。

デザインエイエムでは、ブランディングについて分かりやすく解説するオンラインセミナーを定期開催しています。次回は2023年3月7日(火)に開催が決定しました。
以下のページよりお申込みが可能ですので、ご興味のある方はぜひ一度ご参加ください。

▼お申込みはこちらから

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また今回のJA長野信連さまのような出張講師や
ワークショップ形式でデザインを学ぶ、出張授業なども積極的に行っております。

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