“ドライアイ”と“ワクチン”で分かる、データサイエンス。今、注目の健康データサイエンス、デジタルヘルスが開く未来の健康と医療

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 2023年4月、東京丸の内・有楽町エリアにて、日本最大規模、4年に一度の「第31回日本医学会総会」(会頭、春日 雅人 朝日生命成人病研究所所長)が開催されます。また、同時期、同エリアにおいて、より多くの皆さまが健康や医療に関する最新の情報を体験しながら学ぶことのできる「健康・医療」の祭典「第31回日本医学会総会 博覧会」が開催されます。
 「博覧会 オンライン市民公開講座」は、この「第31回日本医学会総会 博覧会」のプレイベントとして、医師や医療関係者が講師となり医療や健康の取り組み、課題等について分かりやすくお伝えするオンライン講座です。
 2023年1月30日(月) 18:00-19:00、第6回となるオンライン市民公開講座「データサイエンスの時代がやってきた 身近に来たデータサイエンス」を開催。ビッグデータとデータサイエンスについて、医療スペシャリストが分かりやすく講義します。参加費無料・オンライン開催ですので、ぜひお気軽にご参加ください。

【参加申込はこちら】https://isoukai-expo.jp/online_shimin/

◎第6回は今、注目の「ビッグデータ、データサイエンス」のお話
「博覧会 オンライン市民公開講座」は、「第31回日本医学会総会 博覧会」のプレイベントとして、医師や医療関係者が講師となり医療や健康の取り組み、課題等について分かりやすくお伝えするオンライン講座です。コロナ禍で皆さまの医療への関心が高まっている中、最先端医療から身近な健康の悩みなど様々なテーマを取り上げ、会期1年前から開催直前まで継続的な講座として開催しております。

第6回目は、司会に青木 茂樹 先生(第31回日本医学会総会 展示委員長/順天堂大学大学院医学研究科 放射線診断学/データサイエンスコース教授/健康データサイエンス学部 学部長予定)、講師に岩崎 学 先生(統計数理研究所 特任教授/順天堂大学大学院 客員教授/元日本統計学会会長/元応用統計学会会長)、猪俣 武範 先生(順天堂大学医学部眼科学教室/順天堂大学デジタル医療講座/順天堂大学AIインキュベーションファーム 准教授)をお迎えし、ビッグデータとデータサイエンスについて、ご講義いただきます。

参加費無料・オンライン開催ですので、ぜひお気軽にご参加ください。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
 

  • 司会:青木 茂樹 先生(第31回日本医学会総会 展示委員長/順天堂大学大学院医学研究科 放射線診断学/データサイエンスコース教授/健康データサイエンス学部 学部長予定)

1984年 東京大学医学部卒業
1987年 UCSF留学
1995年 山梨医大放射線部助教授
2000年 東大放射線科助教授
2008年 順天堂大学大学院医学研究科 放射線医学教授
2012年 医師国家試験委員長
2018‐20年 日本磁気共鳴医学会理事長
現在日本医学放射線学会理事長、第31回医学会総会展示委員長
 

  • 講師:岩崎 学 先生(統計数理研究所 特任教授/順天堂大学大学院 客員教授/元日本統計学会会長/元応用統計学会会長)

1975年 東京理科大学理学部応用数学科卒業
1977年 東京理科大学大学院理学研究科修了
1977年 茨城大学工学部情報工学科 助手
1984年 防衛大学校数学物理学教室 講師
1987年     同        助教授
1993年 成蹊大学工学部経営工学科 助教授
1997年 成蹊大学理工学部情報科学科 教授
2018年 横浜市立大学データサイエンス学部 教授(学部長)
2021年 統計数理研究所大学統計教員育成センター 特任教授

【講義の内容:データサイエンスとは】
データサイエンスとは何か?この問いに対する答えは、個人ごとあるいは組織ごとに異なるものとなっています。私は統計学の研究と教育に長年携わっていますが、その立場からは、「(統計学+情報科学)×社会展開」だと思っています。つまり、その理論的基盤として統計学と情報科学を置き、社会の様々な問題の解決に寄与するもの、という意味です。高度情報化社会の現代、健康科学分野を含む社会のあらゆるところにデータが蓄積されています。それを適切に分析して価値を創造することは社会の要請であり、データサイエンスの出番となります。しかし、データの正しい分析のためには、統計学の理論やデータの扱い方に関する正しい知識を持つとともに、データの限界も知らなくてはなりません。講演では、皆さん関心をお持ちであろうワクチンの有効率について、統計学の立場からお話しします。この話題を通じて、データサイエンスの勘所が紹介できればと考えています。
 

  • 講師:猪俣 武範 先生(順天堂大学医学部眼科学教室/順天堂大学デジタル医療講座/順天堂大学AIインキュベーションファーム 准教授)

2006年 順天堂大学医学部医学科卒業
2012年 順天堂大学大学院医学研究科博士課程眼科学にて博士号取得(医学博士)
2012年 米国ハーバード大学眼科スペケンス眼研究所へ留学
2015年 米国ボストン大学経営学部Questrom School of Business卒業(MBA)
2016年 一般社団法人IoMT学会 代表理事
2019年 順天堂大学医学部眼科学教室 准教授
2020年 順天堂大学発ベンチャー企業 InnoJin株式会社創業
2021年 順天堂大学大学院医学研究科 AIインキュベーションファーム 副センター長 (併任)

【講義の内容:ドライアイに対するスマホアプリを用いた診断補助】
ドライアイは、本邦で2,000万人が罹患する最も多い眼疾患であり、超高齢社会、デジタル社会において増加が予想されている。ドライアイによる眼乾燥感や眼不快感といった症状は人生長期にわたり、多大な経済的損失を引き起こすことが問題となっている。また、ドライアイはその多様な自覚症状から不定愁訴と判断され、適切な診断を受けられず、未治療のまま症状に苦しむドライアイ患者が多数存在する。さらにドライアイに対する治療は点眼による対症療法が中心であり、完治する方法はこれまでのところ存在しない。そのため、ドライアイの発症や重症化に対する予防医療や早期診断・早期治療が求められている。
本講演では、コロナ禍における診療課題に対するデジタルヘルスに関して概説する。特に、演者が取り組んでいるスマホアプリによるドライアイ研究と、スマホアプリ型ドライアイ診断補助用プログラム医療機器開発に向けた取り組みに関して講演する。

◎第6回講座概要
「データサイエンスの時代がやってきた 身近に来たデータサイエンス」
開催日時:2023年1月30日(月) 18:00-19:00/オンライン
参加費 :無料(要事前申込)
申込方法:公式Webサイトより https://isoukai-expo.jp/online_shimin/
申込締切:2023年1月27日(金)
参加人数:500名(先着順)

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プログラム:
18:00-18:05 開会挨拶 青木 茂樹 先生

18:05-18:30 「データサイエンスとは」岩崎 学 先生

18:30-18:55 「ドライアイに対するスマホアプリを用いた診断補助」猪俣 武範 先生

18:55-19:00 「健康データサイエンスは未来の健康・医療をつくる」青木 茂樹 先生

 19:00 終了予定
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主催:第31回日本医学会総会
問い合わせは(isoukai2023-exhibition@congre.co.jp)まで

●日本医学会総会とは
日本医学会総会は、日本医学会が日本医師会と協力して医学および医学関連領域の 進歩・発展を図り、学術面、実践面から医学・医療における重要課題を総合的に討議 することを目的としています。
第1回日本聯合医学会は、東京において明治35年4月2日から4日間、田口和美会頭、 北里柴三郎副会頭で開催され、16分科、1,700余名が参加し、活発な研究発表が行われました。第2回日本聯合医学会は明治39年4月に同じく東京で開催されました。第3 回からは、日本医学会と改称され、4年毎に開催が続けられてきました。
現在、日本医学会は141の分科会を擁しています。日本医学会総会はこれらと連合し、分科会における最新の成果を統合し紹介する場を提供します。また、1999年より社会に開かれた総会として一般市民に開放された博覧会を併催。以後、医学、医療サイドが主催する国内唯一最大の「医学と医療に関する学会・博覧会」として毎回30万 人以上の参加実績を残しております。
今日のように、医学、医療が高度に専門化、細分化する一方、社会や社会制度におけるその重要度がますます高まる中、日本医学会総会は、日本医学の英知を結集し、新しい未来を切り開く場として、医学・医療の世界にとどまらず社会全体にとっての重要な責務を担うと同時に、その課題解決の場として期待されています。

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