日時:2022年12月3日(土)~4日(日)
※学術大会前日2日(金)に理事会・各委員会開催予定
会場:北九州国際会議場
会長:濵砂良一(新小倉病院 泌尿器科 部長)
URL:https://med-gakkai.jp/35sti/
「オンライン診療による性感染症検査の意義」発表について
日本性感染症学会は、毎年1回年末に定期開催されている学会で、本年度は、福岡県小倉市の北九州国際会議場内の3つの会場を使い、2日間で約110もの発表・講演が行われました。昨今、梅毒の急増がメディアを通じても報じられていることや、新型コロナウイルスによって感染症検査が広く認知されたことなども重なり、梅毒関連や検査関連の演題が多く見受けられました。
西條先生による発表「オンライン診療による性感染症検査の意義」では、オンライン診療のニーズと新型コロナウイルス拡大による行動制限との関連性についてや、性感染症検査キットの結果をオンラインを通じて共有する際の課題についての質疑があがるなど、受検ハードルが高いとされている医療機関での性感染症検査の問題に多くの関心が寄せられました。
性感染症検査に関する実証実験と発表の経緯
西條先生が産婦人科専門医として長年産婦人科診療に携わってきた中で、性感染症についての正しい知識を持つことや、予防・治療をすることの重要性を実臨床を通して感じておられたことから、受検勧奨の為の機会提供として、ネクイノとの性感染症検査に関する実証トライアル(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000021661.html )に賛同し実施くださいました。
その後、自宅で性感染症検査ができるサービスを通じて日本全国の方に利用してもらうことができる “オンライン診療×自宅検査” という新しい取り組みを性感染症学会で発表することで、増加傾向にある性感染症について、改めて考えてもらえるきっかけになればとの思いから、この度発表いただく運びとなりました。
西條良香先生 プロフィール
西條婦人科往診クリニック 院長
1994年より産婦人科専門医として婦人科医療に携わり、婦人科専門の往診とネット診療専門のクリニックを開設。
<経歴>
1994年 愛知医科大学医学部卒業
徳島大学医学部付属病院、高知市立市民病院、徳島県立海部病院勤務を経て、2001年〜2015年さいじょう産婦人科院長。同時に内科系病院、一次救急、二次救急病院で研鑽を積む。
<資格>
医学博士、日本産科婦人科学会専門医、日本性感染症学会認定医、日本法医学会死体検案認定医、日本スポーツ協会認定スポーツドクターほか、徳島県警察嘱託医、徳島大学医学部法医学教室非常勤講師
<本件についてのお問い合わせ>
株式会社ネクイノ 広報:pr@nextinnovation-inc.co.jp
(※1)スマルナについて
2018年6月にリリースされた、オンライン診察でピルを処方するアプリ。生理や避妊で悩む方と医師をオンライン上で直接つなぎ、ピルをお届けするほか、助産師や薬剤師が相談を受け付ける、スマルナ医療相談室を運営。メディカルコミュニケーション数(※2)は263万件。10代〜30代の方々を中心にご利用いただいている。スマルナアプリのダウンロード数は累計94万件を超える。(2022年11月時点)
スマルナ公式HP:https://smaluna.com/
(※2)メディカルコミュニケーション数
スマルナでのオンライン診察回数、医療相談数、およびピルのお届け数の累計数
■株式会社ネクイノ 会社概要
医師や薬剤師、弁護士など、医療及び関連法規分野に知見を持つ人材が集まり、2016年6月に創業。ICTを活用したオンライン診察をはじめ、健康管理支援、未病対策など、一人ひとりのライフスタイルや健康状態に合わせて選択活用できる医療環境を生み出している。「世界中の医療空間と体験をRe▷designする」メディカルコミュニケーションカンパニーを掲げ、テクノロジーと対話の力で世の中の視点を上げ、イノベーションの社会実装を推進。2018年6月、婦人科領域に特化したオンライン診察プラットフォーム「スマルナ」をリリース。2020年12月よりマイナンバーカードと健康保険証をリンクさせるセキュアな個人認証システム「メディコネクト」の提供を開始。
会社名:株式会社ネクイノ(英表記:Next Innovation Inc.)
代表取締役:石井 健一
所在地:〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1丁目13番22号 御堂筋フロンティア WeWork
URL:https://nextinnovation-inc.co.jp/
設立:2016年6月3日