米国でスタートアップ投資ファンドを2023年1月から運営開始

この記事は約4分で読めます。
 アサヒグループホールディングス株式会社(本社 東京、社長 勝木敦志)は、米国サンフランシスコに投資運用会社Asahi Group Beverages & Innovation, LLCを設立し、スタートアップ投資ファンドAsahi Group Beverages & Innovation Fundの運営を2023年1月から開始します。米国のスタートアップ企業にマイノリティ出資することで、アサヒグループ中長期経営方針で掲げた目指す事業ポートフォリオである、ビールを中心とした既存事業の基盤を活かした新規領域での成長を目指します。
  スタートアップ投資ファンドAsahi Group Beverages & Innovation Fundは、低アルコール飲料やノンアルコールビールテイスト飲料、成人向け清涼飲料など、将来大きく成長する可能性のある魅力的なブランドや、新たな販売手法や製造手法に繋がるテクノロジーを持った米国のスタートアップ企業にマイノリティ出資を行います。米国のアルコールを含む飲料市場は、ハードセルツァーやエナジードリンクが大きく成長したように新カテゴリーや新トレンドが生まれる、世界をリードする市場です。

 このようなスタートアップ企業へのマイノリティ出資や協業を通し、その企業が取り扱っている商品やサービスの米国内外の売上拡大をアサヒグループの事業基盤を活用して支援します。アサヒグループの日本、欧州、オセアニア、東南アジアにある地域統括会社へ、スタートアップ企業の取り組みや米国市場のトレンド情報を提供し、各エリアの事業に活かし、既存事業の成長にも貢献します。出資総額は、2025年末までに、約70百万ドル(日本円約96億円※)を予定しています。投資運用会社Asahi Group Beverages & Innovation, LLCの運営メンバーは、アサヒグループの各地域統括会社から選任した社員などで構成し、スタートアップ投資ファンドの運用を行います。
※1ドル=137.31円で換算(2022年12月7日現在)

 アサヒグループは、グループ理念 “Asahi Group Philosophy”のもと、『中長期経営方針』で掲げた戦略の着実な実行により、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図り、未来のステークホルダーからも信頼されるグループを目指しています。
 
【アサヒグループホールディングス株式会社 代表取締役社長 兼CEO 勝木敦志 コメント】
米国は規模の大きさに加えて、新しいトレンドが生み出される世界で最も魅力的な市場の一つです。新たな飲料市場を開拓するスタートアップ企業との共創を楽しみにしています。米国の新たな飲料トレンドをつかみ、新たな価値を創出して、“期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造”を目指します。
 
■投資運用会社概要                                                                                                    
会社名 Asahi Group Beverages & Innovation, LLC
設立日 2022年7月29日
所在地 44 Montgomery Street. San Francisco, CA, 94104
従業員数(予定)5名

■スタートアップ投資ファンド概要
正式名称 Asahi Group Beverages & Innovation Fund, L.P.
運営者 Asahi Group Beverages & Innovation, LLC
組成日 2022年11月30日
出資総額 70百万米ドル
投資対象 
・低アルコール飲料やノンアルコールビールテイスト飲料、成人向け清涼飲料など、ビールに隣接するBAC(Beer Adjacent Categories)を取り扱っているスタートアップ企
・新たな販売手法や製造手法に繋がるテクノロジーを持った米国のスタートアップ企業

〈米国の投資ファンド活動に関する問い合わせ先〉
アサヒグループホールディングス株式会社 企業提携部門 Email: AGBI@asahigroup-holdings.com

タイトルとURLをコピーしました