アスタミューゼ、リンクアンドモチベーションと事業提携に係る基本合意を締結

この記事は約5分で読めます。
アスタミューゼ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 永井歩)と、株式会社リンクアンドモチベーション(本社:東京都中央区、代表:小笹芳央、証券コード:2170)は、2022年11月22日に事業提携に係る基本合意を締結しました。今回の事業提携により、知的資本・人的資本に関する情報を含む非財務情報が企業価値向上に直結する形で活用されるよう、データの分析やソリューションの開発などに両社で取り組んでまいります。
近年、国際的な無形資産投資やESG投資への関心の高まりなどを背景に、企業の情報開示において非財務情報の重要性が益々高まっています。岸田首相が大企業に対して来年から非財務情報開示を義務付ける方針を発表するなど、開示の義務化や開示内容の標準化に向けた動きが各所で進み、非財務情報を企業価値向上に結び付けようとする企業の取り組みも増えています。

投資家側も、投資先企業が非財務的な事項をどのように整理し、経営戦略や中長期計画に取り入れているかに関心を寄せており、非財務情報を投資の意思決定に取り入れようとする取り組みが見られます。しかし、羅列された開示項目だけでは投資判断できず、納得感のある企業価値創造ストーリーと戦略を投資先企業に求めています。

そこで、データドリブンで無形資産可視化に取り組んできたアスタミューゼと、人材に関する多様なサービスを展開してきたリンクアンドモチベーションの両社の強みを生かし、投資家視点を踏まえた知的資本・人的資本の定量的測定の開発に着手いたします。

非財務情報の開示は一般的に定性的な情報に偏りがちですが、投資家は客観的で比較可能な定量的指標を求めています。そこで、業界平均などの基準を設定し、それと比較した形で定量的な情報を開示するといった取り組みが考えられます。企業間比較や時系列変化の検証が可能な形で情報開示することで、投資家が活用可能な情報となり、ひいては企業価値向上に結び付けやすくなります。

これまで両社が培ってきた知的資本・人的資本に関する知見・ノウハウを生かすことで、前述の投資家視点で納得感のある、稼ぎ方に紐づく形での可視化や業界平均の設定などが可能になると考えています。より多様なデータとノウハウを蓄積し、投資家に評価される非財務情報可視化のプラットフォームを構築してまいります。

■リンクアンドモチベーションについて<https://www.lmi.ne.jp/>

株式会社リンクアンドモチベーションは、日本で初めて人的資本に関する情報開示のガイドラインである「ISO 30414」の認証を取得。また、モチベーションクラウドを通じて、9,660社289万人以上のデータベースをもとに組織状態を診断し、従業員エンゲージメントを向上支援。組織診断だけでなく、創業以来20年以上培ってきた組織人事コンサルティング技術をもとに、顧客の組織変革まで実現。「人的資本経営」を世の中の当たり前にすべく、すべての組織に変革の機会を提供していく。 

・代表取締役会長:小笹 芳央 
・資本金:13億8,061万円 
・証券コード:2170(東証プライム) 
・本社:東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー15階 
・創業:2000年4月 
・事業内容 
 組織開発ディビジョン(コンサル・クラウド事業、IR支援事業) 
 個人開発ディビジョン(キャリアスクール事業、学習塾事業) 
 マッチングディビジョン(人材紹介事業、ALT配置事業) 
 ベンチャー・インキュベーション

■アスタミューゼについて<https://www.astamuse.co.jp/>

世界193ヵ国、39言語、7億件を超える世界最大級の無形資産可視化データベースを構築し、独自に定義した136の“成長領域”とSDGsに対応した人類が解決すべき105の“社会課題”に分類・分析。領域・企業・人の観点から高解像度な予測を機械的に導出するアルゴリズムを開発している。事業会社、金融機関/投資家、公的機関に対し、データを活用したコンサルティング、オルタナティブデータやスコアリングの販売、インパクト評価、技術分析、未来推定、企業価値可視化などのサービスを提供している。社内専門家チームを有し、サステナビリティや脱炭素、先端技術に関するプロジェクトを多数手がける。

・代表取締役社長:永井 歩
・本社:東京都千代田区神田錦町二丁目2番地1 KANDA SQUARE 11F We Work
・創業:2005年9月2日
・事業内容
 事業会社向けデータ・アルゴリズム事業(新規事業創出、無形資産活用支援、非財務可視化、サステナビリティ向上支援、未来推定など)
 金融機関向けデータ・アルゴリズム事業(非財務・無形資産のデータ/スコア提供、インパクト評価、脱炭素評価、ESG評価など)

■本件に対する問い合わせ
アスタミューゼ株式会社 広報担当  E-Mail: press@astamuse.co.jp

 

タイトルとURLをコピーしました