ソルパックの不動産手続き業務アプリがキンドリルのデジタルサービス・プラットフォームで稼働開始

この記事は約4分で読めます。
世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであるキンドリルジャパン株式会社(以下 キンドリル)と独立系ITベンダーである株式会社ソルパック(以下 ソルパック)は、キンドリルのデジタルサービス・プラットフォーム(DSP)に、ソルパックが開発したアプリ「かんたん新居手続き みんなのアプリ」のサービスの提供を開始したことを発表しました。

不動産の賃貸契約を締結するときには、不動産事業者や銀行に赴き、多岐に渡る煩雑な手続きや住所変更等の各種届出が必要です。この課題を解決するには、利用者の利便性向上につながるアプリの開発はもちろんのこと、個人情報を含むユーザー情報を扱う際の高度なセキュリティ対策が不可欠となります。そのため信頼性の高いデジタル基盤にアプリを構築することが非常に重要となります。

ソルパックが開発したアプリ「かんたん新居手続き みんなのアプリ」は、不動産の賃貸契約時の手続きを場所や時間に縛られずに行うことを目指したスマホアプリです。ソルパックは、不動産手続き業務のデジタル化に関するサービスの提供をお客様の困りごとに起点を置いて実現する新規ビジネスの第一弾と位置づけています。また将来に向けて少子高齢化・労働人口減少という社会課題から、これまでの人的協業だけではビジネス遂行に限界が生じる可能性を認識して、新たなお客様体験の高度化を実現する事業創出には、デジタル技術を活用した他業種との共創の高度化が必要不可欠と考えており、これからもデジタル異業種共創をベースにした事業を推進していきます。
 
アプリは、キンドリルが提供するDSP上で開発され運用も行われます。キンドリルのDSPは、金融サービス向けクラウド上でオープンかつ安定的にサービスを提供できるITインフラとして、多くの金融機関で利用されてきた豊富な実績があります。キンドリルは複雑かつミッションクリティカルなITインフラの運用を支援してきた高度なスキルをマルチクラウドやハイブリッドクラウド環境にも活かし、金融業界におけるインダストリー・ナレッジを活用した信頼性の高い高度なITインフラを構築し運用を行います。またDSP上ではさまざまな銀行サービスと連携できるため、利用者のニーズに柔軟かつ迅速に対応したアプリを構築しやすいというメリットがあります。

キンドリルジャパン株式会社の社長である上坂貴志は次のように述べています。 「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのITインフラ・トランスフォーメーションこそが、経営基盤強化の要であり、お客様の経営レジリエンシーに繋がります。DX実現を支援するソルパックの画期的なアプリを支えるのは、キンドリルが提供するDSPです。DSPは業界や産業を超えたサービス・プラットフォームの実現を支える戦略的なIT基盤です。専門性を持つ優れたエンジニアが長年にわたりシステムの安定稼働を支えてきた知見やスキルを生かして、安心・安全・安定なITインフラに向けてデリバリーのさらなる高度化を進め、お客様の経営課題の解決に共に取り組みます」

株式会社ソルパックのCDTO 取締役 田中良治は次のように述べています。「将来の成長に向けたビジネスを創出するため、金融サービスを組み込んだ新サービスでお客様体験の高度化実現に貢献し、利便性の高さと安心・安全・安定を共存させる新たなアプリの提供を開始しました。ソルパックは東南アジアを中心としたグローバル展開のもと、中堅中小企業に品質の高いソリューションを提供してきました。創業当初からの企業理念である“世界一「ありがとう」と言われる会社を目指して”を継承し、“新しい「ありがとう」に挑戦”しています。長年にわたる豊富な実績と新たなチャレンジを組み合わせて、今後ともより良い社会づくりにつながるサービスを生み出し、さらなる日本経済の活性化や日本社会全体に貢献していきます」

以上

キンドリル(Kyndryl Holdings, Inc.)について
キンドリル(NYSE: KD)は、60カ国以上で数千にのぼる企業のお客様にサービスを提供する世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであり、世界中の企業が日々の業務で利用する複雑かつミッションクリティカルな情報システムを設計、構築、管理、モダナイズしています。詳細については、www.kyndryl.com またはwww.kyndryl.com/jp/jaをご覧ください。

タイトルとURLをコピーしました