<GROUND 代表取締役社長 CEO 宮田 啓友のコメント>
ウイルテック様よりGROUNDのテクノロジーソリューションおよび先進的な取り組みを高く評価いただき、今回、業務提携を締結できたことを大変光栄に思っています。
GROUNDの強みや専門性を積極的に共有することにより、ロボットソリューション事業およびAIソリューションソフトウェア事業という主要事業のさらなる拡大と加速を図るとともに、ウイルテック様の事業拡大へ寄与し、両社の企業価値向上を目指します。
<ウイルテック 代表取締役社長執行役員 宮城 力氏のコメント>
今回、GROUND様と業務提携を締結できたことは、当社にとっても大変意義のあることです。
これからの日本の製造業は「生産能力の強化」と「労働人口の減少」という、相反する課題を両立させなくてはなりません。AI技術やロボットを活用した製造業のDX化推進は急務であり、GROUND様との協業体制により新たなソリューションを得ることができました。私たちの顧客に広く提案を行い、日本の製造力強化を支えていくとともに、GROUND様にとっても新たな事業価値を創出するアライアンスの構築を目指してまいります。
■本業務提携の背景と目的
GROUNDは、“すべての人にとって永久に持続可能な物流の未来へ”をビジョンに掲げ、自社開発した倉庫実行システム(Warehouse Execution System)であるクラウド型パッケージシステム『GWES(ジーダブルイーエス)』を中心に、ロボットやAIなどの先端技術を活用した物流ソリューションの企画・開発・提供を通して、次世代型物流施設『Hyper Warehouse』のインテグレーターを目指しています。
一方、ウイルテックは、設立以来、『モノづくりを支援する会社』として製造派遣・製造請負サービスを基幹事業とし、「人財=技術力」で多くのメーカーの製造現場を多面的にサポートしています。
本業務提携では、GROUNDが有する専門的なノウハウやソリューションをウイルテックと共有することにより、ウイルテックの中期経営計画(https://ssl4.eir-parts.net/doc/7087/ir_material_for_fiscal_ym1/102257/00.pdf)における重点施策「スマートものづくりの推進」、「サービス事業の拡大」、「高度人財教育の拡充」の実現に寄与するとともに、両社の顧客基盤の拡大、ロボットソリューションにおける導入・保守・運用支援サービス体制の強化と品質向上、自律型協働ロボット『PEER(ピア)』・Standard Robots社製ロボットソリューションおよび物流施設統合管理・最適化システム『GWES』の販路拡大と拡販に取り組むことを目的とします。
■本業務提携の内容
①営業連携と相互送客による両社の顧客基盤の拡大
-GROUNDおよびウイルテックが有する以下のソリューションやサービスにおける営業連携、相互送客、連携提案などを実現し、新規顧客獲得と両社の顧客基盤の拡大を目指します。 特に、物流施設統合管理・最適化システム『GWES』については、より密に連携した販売強化と販路拡大に努めます。
・自律型協働ロボット『PEER』(https://www.groundinc.co.jp/services/robot/peer_speemaplus/)
・Standard Robots社製ロボットソリューション(https://www.groundinc.co.jp/services/robot/standardrobot/)
・物流施設統合管理・最適化システム『GWES』(https://www.groundinc.co.jp/services/gwes/)
②自律型協働ロボット『PEER』およびStandard Robots社製ロボットソリューションにおける導入・運用・保守サービスの品質向上と体制強化
-GROUNDでは、自律型協働ロボット『PEER』およびStandard Robots社製ロボットソリューションにおける導入・運用・保守サービスをワンストップで提供しています。この専門技術やノウハウ・知見をもってウイルテックが有する豊富な人財リソースに対する教育・育成協力により、ロボットソリューションにおける導入・運用・保守サービス品質の向上と体制強化を図ります。
③ロボットソリューション関連施設・事業拠点の共有
-GROUNDのR&Dセンター『playGROUND』(https://www.groundinc.co.jp/services/seminars/)およびウイルテックが2022年10月3日(月)に新設したロボットソリューション施設『プロジェクトデザインセンター』(https://www.willtec.jp/news/detail/45)などの事業拠点(東京・大阪)を共有し、両社の潜在顧客に対してロボットのデモンストレーションの実施や次世代型物流に関する各種セミナーの企画・開催などを行うことにより、両社のソリューションやサービスの認知度向上と積極的な営業機会の創出を図ります。
※1:『LogiTech®』、『Intelligent Logistics®』は、GROUND株式会社の登録商標または商標です。
<参考資料>
2022年3月2日
「GROUND、 物流施設統合管理・最適化システム『GWES』を試験利用できる 『GWESトライアル(PoC)サービス』を3月より提供開始」(https://www.groundinc.co.jp/newsroom/pressrelease/20220302-2)
2022年2月16日
「GROUND、食品スーパー・カスミへ自律型協働ロボット『PEER』を追加導入」(https://www.groundinc.co.jp/newsroom/pressrelease/20220216)
2022年1月18日
「GROUND、R&Dセンター『playGROUND』をリニューアル」(https://www.groundinc.co.jp/newsroom/pressrelease/20220118)
■ 株式会社ウイルテックについて
ウイルテックは1992年の設立以来、設計から製造、アフターサービスにいたる「モノづくり」に係る一連の工程に対し、様々なソリューション提案や人材サービスの提供で日本の多くのメーカーをサポートしてきました。各メーカー、各製造現場が抱える課題を分析・検証し、次工程も考慮しながら大規模な設備提案から小さな作業改善まで地道に提案していくことで解決に導いていく。「モノづくり」を広く深く経験してきたノウハウこそが、私たちウイルテックの強みです。
社名: 株式会社ウイルテック
事業概要: 製造請負事業/製造派遣事業/製造装置受託事業/機電系技術者派遣事業/修理サービス事業/海外事業
設立: 1992年4月
所在地: 大阪府大阪市淀川区東三国4丁目3番1号
代表者: 代表取締役社長執行役員 宮城 力
資本金: 1億3,683万円(2022年3月末現在)
URL: https://www.willtec.jp
■ GROUND株式会社について
GROUNDは、“Intelligent Logistics®”の実現を目指して、物流領域における世界の先端テクノロジー(LogiTech®)に基づく革新的ソリューションの提供を行う企業です。代表の宮田をはじめとするGROUNDメンバーは、ロジスティクス、サプライチェーンだけでなく、データサイエンスやマーケティングにおいても豊富な経験を持ち、国内外の最新のテクノロジーに関して幅広い知識やネットワークを有しています。これらを背景に、日々高度化・複雑化する物流オペレーションに対して、需要と供給のバランスを考慮する最適なハードウェア及びソフトウェアで構成されたソリューションを提供しています。
社名: GROUND株式会社
事業概要: テクノロジーを活用した物流ソリューションの提供
設立: 2015年4月
所在地: 東京都江東区青海二丁目7-4 the SOHO 3F
代表者: 代表取締役社長 CEO 宮田 啓友
資本金: 13.5億円(2021年12月末)
URL: https://www.groundinc.co.jp