カカオや農産品の持続可能なフードバリューチェーンの構築を目指し天地人とシンメイが共同プロジェクトを開始

この記事は約4分で読めます。

株式会社 天地人(東京都港区 代表取締役 櫻庭康人)と、株式会社 シンメイ(東京都中央区 代表取締役 吉井貞夫)は、 カカオやその他の農産品におけるフードバリューチェーンの構築や、関連する社会課題の解決へ向けた共同プロジェクトを開始します。

共同プロジェクトの背景

生産地から食卓までどのような過程をたどってきたかを明らかにするトレーサビリティーは、大地や大海原の自然の恵みである農林水産品を価値のある製品として生活者に届けるための必須の情報になりつつあります。これは、カカオや農産品のフードバリューチェーンにおいても重要です。

また、 トレーサビリティを明らかにし、 持続可能なフードバリューチェーンを構築することは、 国際的な課題であるSDGs(持続可能な開発目標)、ESG(環境・社会・ガバナンス)、 カーボンニュートラルの実現、 そして、 サーキュラーエコノミー(循環型経済)への転換として、 益々重要になってきています。

こうした社会環境の変化と課題に応えるため、 株式会社天地人(衛星ビッグデータ  天地人コンパス)と、株式会社シンメイ(トレーサビリティプリンティングシステム)は、 共同プロジェクトを開始します。

天地人のコメント

株式会社天地人は、あらゆる地域や分野に影響している社会環境課題の解決に取り組んでいます。今回のプロジェクトでは、土地評価エンジン『天地人コンパス』を活用し、「エクアドル」「カカオ」という新しい地域・分野に挑みます。

『天地人コンパス』により、コストを削減するだけではなく、現地での調査・モニタリング・評価を促進して、プロジェクトや事業のリスク管理にも貢献します。天地人に在籍する宇宙ビッグデータ・地上計測データの解析エンジニアチームや、海外での経歴が豊富な国際事業開発部が、よりクライアントのニーズに合ったサービスを提供して参ります。

天地人コンパス

天地人コンパスは、地球観測衛星のビッグデータをはじめとする様々なデータをもとに、解析、可視化、データ提供を総合的に行う土地評価サービスです。農業生産から都市開発まで、様々な目的に合わせてカスタマイズすることが可能となっており、ビジネスにおいて最適な土地を宇宙から見つけることができます。

これまで、宇宙から稲の栽培環境をモニタリングし、より美味しいお米の栽培を目指す「宇宙ビッグデータ米」プロジェクトや、キャンプ場候補地を宇宙から衛星で探すプロジェクト、複数の土地の類似性を気象の観点から評価するプロジェクトなどにサービスを活用してきました。

衛星データというと、多くの方が衛星から撮影した写真を思い浮かべると思います。衛星から撮影した画像は代表的な衛星データではありますが、天地人コンパスは、降水量などの気象情報や、3Dマップに代表される地形情報、赤外線によって観測される地表面温度なども世界中のあらゆる場所で取得可能です。

また、天地人コンパスでは、お客さまが元々お持ちの地上データや、実績データなどを重ね合わせて、複合的に分析することもできます。

■株式会社天地人 会社概要
会社名 :株式会社天地人
所在地 :〒105-0011 東京都港区芝公園1-1-1住友不動産御成門タワー9F
代表者 :櫻庭 康人
設立 :令和1年5月27日
事業内容:衛星データを使った土地評価コンサル、 サービス開発・運用
URL : https://tenchijin.co.jp

■株式会社シンメイ 会社概要
会社名 :株式会社シンメイ
所在地 :〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-3-3秋葉原ファーストスクエア
代表者 :吉井 貞夫
設立 :昭和39年10月19日
事業内容:産業用プリンターの製造販売、 サービス、 メンテナンス
URL : https://www.co-shinmei.com

タイトルとURLをコピーしました