■「SKYSEA Client View Ver.18」の新機能について
最新の「SKYSEA Client View Ver.18」では、スマートフォンなどモバイル機器の安全な運用管理を支援するMDM機能を強化。また、PCの潜在的なリスクを検知するPC環境診断機能や、EDR製品との連携機能を拡張するなど各種改善を加えました。テレワークなど多様化する組織のワークスタイルを、エンドポイントセキュリティの強化を通じてサポートします。
1. 組織で活用するスマートフォンの運用管理を、クラウドでもっと手軽に
―モバイル機器管理(MDM)※1―
テレワークなど多様化する働き方に欠かせない、スマートフォンやタブレット端末の安全な運用管理を支援する「モバイル機器管理(MDM)」機能を強化。端末の登録作業の簡略化やアプリケーションの一括配布に対応するなど、各種機能拡張を行いました。また、本機能の利用に必要なサーバー環境の一部を弊社がクラウド上で構築。導入の負担を軽減できるようにしました。
2. セキュリティ診断結果を専用画面で表示、PCに潜むリスクをひと目で把握
―PC環境診断※2―
PCの環境を自動診断し、リスクを検出してユーザーに通知する「PC環境診断」機能。新たに、診断結果の一覧表示や各種設定がまとめて行える専用画面を搭載し、リスクの確認や必要な設定がしやすくなりました。
3. ネットワーク遮断時でも、連携製品のセキュリティ機能を継続して利用可能に
―EDRプラスパック(組織外マルウェア情報)※1―
未知のマルウェアをふるまい検知で素早く発見・隔離する「FFRI yarai」との連携機能を強化。感染PCがネットワークから遮断された状態※3でも「FFRI yarai」サーバーとの通信を維持し、マルウェアの検体収集やポリシー設定の配布など同製品の機能を継続して利用することができます。
4. 起動パスワードの設定条件を強化、管理コンソールの利用をより安全に
―パスワードポリシー設定―
管理コンソールの起動パスワードがよりセキュアな内容となるように、最低文字数や入力必須とする文字種別などの設定条件を指定できるようにしました。また、パスワードの有効期間を設定できるようにし、期間を過ぎるとメッセージで通知することで、定期的な更新を促せるようにしました。
5. 持ち出しファイルの容量上限を拡大、大容量データのセキュアな活用が可能に
―申請・承認ワークフローシステム※2―
Webシステムで申請・承認して持ち出せるファイルの容量上限を、4GBから25GB※4に増量。大容量のファイルのセキュアな持ち出しを可能にすることで、より幅広い業務でご活用いただけます。
6. 複数ユーザーが利用する仮想環境でのリモート操作対象の切り替えが容易に
―リモート操作※5―
仮想環境でのヘルプデスク対応などがしやすいように「リモート操作」機能の操作性を改善。RDS方式の仮想環境を複数のユーザーが利用している際に、リモート操作対象をユーザー一覧画面から手軽に選択できるようにしました。
<その他新機能・機能改善>
- Webブラウザのバージョンを資産情報として収集・管理可能に
- Mac端末を「非接続端末」として管理可能に
- Google ドライブ™での各種操作をログとして収集・管理可能に
- 「通信デバイス使用」アラートが利用環境に応じてより柔軟に設定可能に
- Webブラウザのオートコンプリート機能の利用制限が可能に
- 申請・承認ワークフローシステム※2にて自己承認を制限可能にし、幅広い運用に対応
- Microsoft Office 2021に対応
- Microsoft SQL Server 2019に対応
- Microsoft Build of OpenJDKに対応
- Ubuntu 22.04 LTSに対応
※詳細は下記Webサイトにてご覧ください。
<SKYSEA Client View Webサイト>
https://www.skyseaclientview.net/
※1 オプションとして提供しています。M1 Cloud Editionは非対応です。
※2 オプションとして提供しています。S1 / S3 / M1 Cloud Editionは非対応です。
※3 SKYSEA Client Viewの「syslogによる異常端末監視」アラートを使用することで、感染PCをネットワークから自動遮断することが可能です。
※4 正確な容量上限は、PC上で表示されるブルーレイディスク(25GB)の空き容量を踏まえ「23,098MB」となります。
※5 一部エディション(Light Edition / S1 Cloud Edition)ではオプションとして提供しています。M1 Cloud Editionは非対応です。
■企業・団体向け クライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」とは
「SKYSEA Client View」は、「使いやすさ」をコンセプトに、資産管理・ログ管理・セキュリティ管理といった『情報漏洩対策』や『IT運用管理』を支援する機能を搭載しています。サイバー攻撃に対する多層防御や、組織のテレワーク運用を支援する機能なども搭載しているほか、各メーカー様の製品と連携することで、各種対策をさらに強化いただける連携ソリューションも提供しています。
<SKYSEA Client Viewの搭載機能>
資産管理
ハードウェア・ソフトウェアの詳細な情報を自動的に収集。日々変動するIT資産を適切に管理します。
ログ管理
クライアントPC上でのユーザーの操作や外部との通信、ファイルへのアクセス状況など、日々のPCの挙動をログとして記録。膨大なデータから必要な情報を抽出することで「いつ」「誰が」「何をしたのか」などを正確に把握し、情報漏洩リスクの早期発見を支援します。
セキュリティ管理
組織のセキュリティポリシーに反する操作に対してアラートで通知したり、操作そのものを禁止できます。アラートは管理機へも通知されるため、速やかな状況の把握にもお役立ていただけます。クライアントPCへの更新プログラム適用を支援する機能も搭載しています。
デバイス管理
社内にある多くのUSBデバイスやメディアなどの外部記憶媒体を徹底管理。利用権限の設定や棚卸までをサポートします。
ITセキュリティ対策強化※6
ランサムウェアなどのサイバー攻撃への対策として、UTMやエンドポイントセキュリティなどの他社製品と連携し、多層防御を強化。不審な通信やマルウェア侵入の早期把握、感染PCのネットワーク遮断など、リスクの最小化を支援します。
レポート
資産情報やログなど日々蓄積されるデータを活用し、レポートとして集計。分析を行うことで、IT資産運用の最適化やセキュリティポリシーの改善、従業員の働き方の見える化などにお役立ていただけます。
メンテナンス
リモート操作※7で離れたクライアントPCのメンテナンスが行えます。同時接続や一斉操作も可能で、複数のクライアントPCを管理する際に作業効率が向上します。
ソフトウェア資産管理(SAM)
「ソフトウェア資産管理(SAM)」に必要な管理台帳を用意し、ソフトウェア資産の適切な管理を支援します。
サーバー監査※8
Windows Serverのイベントログ(監査ログを含む)を活用して、重要なデータが集約されることの多いサーバーへのアクセス状況の把握や、操作状況の確認が行えます。
モバイル機器管理(MDM)※9
iPhone / iPadなどの資産情報を管理するために、一般的なモバイルデバイスマネジメント(MDM)の一部である資産管理機能をご用意しました。
※6 一部エディション(Light Edition / 500 Clients Pack / Standard Edition)ではオプションとして提供しています。M1 Cloud Editionは非対応です。
※7 一部エディション(Light Edition / S1 Cloud Edition)ではオプションとして提供しています。M1 Cloud Editionは非対応です。
※8 オプションとして提供しています。S1 / S3 / M1 Cloud Editionは非対応です。
※9 オプションとして提供しています。M1 Cloud Editionは非対応です。
■ 動作環境
※詳細は下記Webサイトにてご覧ください。
https://www.skyseaclientview.net/
■ お問い合わせ
下記Webサイトよりお問い合わせください。
<SKYSEA Client View Webサイト>
https://www.skyseaclientview.net/
(ページ下部のお問い合わせボタンをクリックしてください。)
- SKYSEA および SKYSEA Client View は、Sky株式会社の登録商標です。
- Microsoft、SQL Server、Microsoft Build および Windows Server は、Microsoft Corporationの登録商標または商標です。
- Google ドライブ™ は、Google LLCの登録商標または商標です。
- OpenJDK は、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の登録商標または商標です。
- Ubuntu は、Canonical Ltd.の登録商標または商標です。
- Mac、iPhone および iPad は、Apple Inc.の登録商標または商標です。
- その他記載されている会社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。
- 本文中に記載されている事項の一部または全部を改変することは、いかなる理由、形態を問わず禁じます。
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